上野 みちこ
ac52
第25回
2012年04月04日 放送

自民党 上野 みちこ 参議院議員

(動画より文字おこし)

自民党 栃木選挙区 1期目(2012年4月4日収録時点)

[女性の国会議員さん、この25回の中で2人目です。三原先生、そして上野先生と]―有り難うございます。[先程トイレに行くときに拝見しましたら、スタイルがいいですね~。スラッとしていますね。身長はいくつぐらい?]―165㎝です。[スチュワーデスさんみたい]―有り難うございます。そんなに褒められても…私は栃木のお母さんですから(笑)。[名刺交換させて頂いて…かわいい名刺。栃木ご出身なので「とちおとめ」の(デザインの)。「とちおとめ」は商標登録というか、どこでも使えるようになっているんですか?]―そうなんですね。栃木県だけじゃないんです。[それで今、新しい名前を公募している]―そうなんです。9月から新種のもっと美味しい「とちおとめ」パート2が。その名前を公募しています。

●幸せ度数年表

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第25回上野みちこ

[生まれた時は(幸せ度数が)100%ですが、ここでガッと下がりますね]―父の死が契機でした。[お父様が亡くなった…ご幼少の頃はどんな感じでした?]―腕白な、でも不登園だったり不登校だったり。変わり者でしたけど(笑)。パーフェクト主義で、パーフェクトじゃないと気に入らない、という。[パーフェクト主義で行かなかった?]―そうかもしれないですね。学校がパーフェクトに思えなかったかもしれない。へそ曲がりだったんですね。[すごいですね。でも、不登校でもこうやって国会議員になれるわけですから]―そうです、その通りです。皆さん諦めないで。大学卒業してすぐに結婚して、娘が3人生まれて育てながら、そろそろちゃんと仕事を、と思っていた矢先に父が亡くなって。[お父様はどんなお仕事を?]―教師です。[だから上野先生も教員だった。お父さんの背中を見て育った、と。]―そうですね。本当に教師としての私の大先輩、尊敬する教師であって、また学校経営をしておりましたので、経営者としても尊敬できる実業家でもありました。更には厳しい父で、一度でいいから誉められたいと思って、結局最後まで誉めてもらうことなく亡くなったんですよ。それだけが心残りなんですが…。[大丈夫ですよ、今見てますよ]―母が遺品を見て、その中で私の写真がいたるところにあった、と。やっぱり愛していたんだと言われた時には…もっともっと親孝行すれば良かったと思いました。[大学出てすぐに結婚されたんですか?]―2年後です。[就職はされた?]―就職は、教員をして…。[まさかすぐ結婚して、お嬢さん3人産んで]―三段腹になってます、見えないですけど(笑)。[そうですか(笑)。で、今は国会議員のバッジ付けてるなんて、数奇な運命ですよね]―まさしくその通りですね。[そして、渡英を]―父の死後、日本の教育現場も色んな面で荒れてましたね。先生とのトラブルも子供たちに多くなったり、荒れた中学校、高校が増えた時期でしたから。でも何とか学校の子供たちの環境を良くしたいという思いがあって、イギリスに行って現場を学びたくて、家族5人で行っちゃいました。[教育現場を学びにイギリスに行かれたんですか?]―ええ、本当は一人で行く、と言っていたんですが、いっそのこと(一緒に)行ってみよう、と。[アカデミックなご夫婦ですね]―というか、向こう見ずというか。[どうでしたか?イギリスの教育は]―全く違う世界が広がっていまして。それまではパーフェクト主義だったんですよ。それが「ま、いいか」主義になっちゃって(笑)。[良かったですね。パーフェクトじゃ疲れちゃいますもんね]―無理ですね。パーフェクトじゃないほうが人生楽しめるな、と思いましたね。そうじゃないと子供を伸び伸びと育てられない、とわかりました。[どうしてイギリスみたいな、ガチガチというか、男性主義みたいな…]―いや、まず時間がルーズですよね。[イギリスもルーズなんですか?]―バスがいつ来るかとか、「今日は電車は休みだよ」と突然言われたりとか、雪が降ると急にお店閉めちゃうとか、めちゃくちゃいい感じにダラダラとしているところもあって。それが最初すごく馴染めなかったんですが、少しずつ馴染めてきました。(イギリスの)学校の教育は、子供が楽しめる場所ですよ。日本の学校は、つまんない場所になっちゃってる。こういう教育ならば、もしかして日本でも…今、発達障害だとか色んなことが言われている子供たちを助けられる、という思いで。[例えばどういうところが楽しいんですか?]―まず、全ての教科を評価するんです。日本だと5教科が出来ないと、頭悪いんじゃないかとか、成績が悪いとか言われるじゃないですか。(イギリスは)違います。どの教科でも、その子が出来ることを伸ばせるんですよ。体育が出来ると「うわ!すごい!走るのが得意なんだね!」って先生が誉めてくれる。[誉めて育てるタイプ]―音楽で、決して上手くないけど(ピアノで)「エリーゼのために」みたいなのを弾いても、「すごいな~。音楽好きなんだね。頑張りな」って。[音楽が良くて算数が駄目でもいい、と]―全然評価が高い。素晴らしいです。[日本はやはり違いますか?]―日本は、やっぱり5教科を重視する。頭を使って記憶するところばかり認めちゃってますよね。(イギリスは)そうじゃない、目的を持って好きなことを伸ばせる…やっぱりテストはありますよ。その時は頑張ってやりますけど、あとは本当に自分で、何になりたいか目的意識を持って好きなことをね。[目標がないのに何科目も勉強するのは、なかなか大変]―高校生は、大学が目標じゃないですか。大学じゃないですよね、人間の目標って。「何になりたいか」に向かっていけるような教育システムに変えなきゃいけないと(思います)。[そして、2001年に帰国された。2001年から2003年、ここで出馬を決心されるんですね?]―色々あったんですけど。まずは学校の教育を変えたいという思いで行ったので、帰ってきてすぐに、子供のうちから海外を見て欲しい、という気持ちになったんですね。うちの子供たちは最初から現地校に入って、苦労もしましたけど…人種差別的なことで苛められたりもしましたけど、でもそれを乗り越えて、外国で日本の良さも学び外国の良さも享受したので。「子供たちに外に出て欲しい」と、留学コースを作ろう!って先生方に言ったんですけど、大反対されて。バカ言ってんじゃないって。お金もかかるし、大体向こうに行っている間の子供たちはどうするんだ、とか。[変化を嫌いますからね]―そうですね。でも頑張って作りました。作った以上は成功させないといけないので、まず短期で連れて行って、1ヶ月でも子供たちが変わって帰ってくる、ということを先生方にも保護者にもわかってもらえて。「じゃあこういうコースを作ろう」ということで立ち上げました。[今もあるんですか?]―あります、あります。すごいです、いい子になって帰ってきます。それは英語が出来るようになるとかじゃなくて、人間的に成長して、親に感謝する思いとか国を思う心とか、海外の良さを学んでくるとか。幅が出来てきて…もちろん苛めもあったりしますが、それを一人で乗り越える強さも出てきてね。みんないい子になって、本当に成長して帰ってきてくれて。[因みに学校は何と言う高校なんですか?]―有り難うございます。宇都宮文星女子高と言います。[女子高の先生って感じですね]―最初は男子校にいたんですが。男子校ではよく生徒が「お母さんいる?」って来ましたけどね。その頃はまだ結婚してなかったのに(笑)。まあ嬉しかったです。女子高でも「みちこ先生」ではなくて「みちこママ」って言われてました。[ママキャラっていいですね(笑)。こちら、当選、当選、当選と並んでいますが、これは何でしょうか?]―1期目の県会議員ですね。教育を良くしようという思いで留学コースを作りましたが、やはりうちの学校だけ良くなっても駄目なんですね。子供たち全体を見ないと、一緒に底上げしないといけないな、という思いで。[まず自分が教えていらっしゃる学校で望んでいるモデルケースが出来た。今度は県議になってそこから県を変えて行こう、と]―栃木県の子供たちの教育現場が良くなればいいな、という思いでした。[まず最初は何党で出たんですか?]―最初から自民党で。[やはり自民党じゃないと教育は変えられない?]―自民党の考えに賛同しましたので。やっぱり私も保守的なところがあるんですね(笑)。国を守る、日本を守る、子供を守る。ここから未来につながる、という思いでしたので、自民党で出ました。[そうですか。そして2期、順調に受かられた]―でも、ここちょっと(幸せ度数が)下がってるでしょう?やっぱりカルチャーショックですよね。学校の先生は女性が多い職場。でも議員の世界って男性社会ですよね。まず初日に、男性しかいないので帰りたくなって…昔じゃないけど登庁拒否になりそうでした(笑)。恐かったですね。最後まで私は馴染まなくて。私は受動喫煙の防止もずっとやっていて…[じゃあ港区で歩きタバコなんて許せないでしょ?]―どちらかというとね(苦笑)。県議が皆さん吸われるのでびっくりして。控室に「禁煙」のマークを置かせて頂いたりしてね。[誰がですか?]―私が。[えっ!?]―議員の皆さんに嫌がられて「何やってんだ」って言われました。でも毎日やっているとだんだん意識も変わってきて、吸わなくなって頂いて。[内部を変えるのって大変なんですよね]―大変なんですね。でもやっぱりそれを気に入らない議員もいて、自民党から色々と厳しい野次がいつも飛んできましたが。でもお陰様で、ほぼ禁煙でちゃんとした分煙室を作ってくれるようになってね。[すごい、それも実績ですね、県議時代の。そして2010年に国政に出馬されて当選。県議から国政に行かれた理由は?]―教育というのは、栃木県だけ良くても駄目なんですね。やっぱり国全体を見て、国の政策に考えを入れていかないと、もしかしたら日本の子供たちは良くならないかもしれない、という思いが強くて。たまたま公募していましたので、応募して。ただ、教育しか知らない栃木のお母さんですから、「大丈夫かな」という不安はありましたけど、子供たちやお母さんの声、女性の声、そんな生の現場の声も持って行って欲しい、と。男性の皆さんや教え子も協力して下さって。[そして、この「出会い」というのは?]―今日ですよ。今日「みわちゃんねる」で…(幸せ度数が)100%過ぎてますよ。[有り難うございます! それにしても喫煙率、自民党が一番多いですよね]―そうですね~…でも確実に健康のために良くない、という意識は広まっていると思いますので…もう少しです![ご主人は吸っていらっしゃるんですか?]―夫は、子供が生まれる時にやめましたし、そこにいる秘書も(秘書の)奥さんも、ついこの間まで吸っていたんです。でも、私の睨みでやめましたね。[すごい睨み(笑)。三原じゅん子さんと、表バンと裏バンみたいでいいですね]―(私は)裏バンで(笑)。

 

●最近の政治トピックス

 

県議の時から取り組んでいたもののひとつに、子供たちの環境の問題があります。大人が社会環境を作っているんですね、大人が遊べる場所を作る、大人が食べに行きたい場所を作る。子供もそこに馴染んでいるけど、決して子供にとっては良くないかもしれない、私はそう思うんです。例えばカラオケボックス、ゲームセンター、マンガ喫茶。[小さい子は行っちゃいけないんじゃないですか?]―でも行っちゃうんですよ。それを行っちゃいけないようにしないといけないと…色々事故もおこっているんです。[個室だし、ネットカフェは色々なものにアクセスしてしまう]―国会議員の先生は知らないんです。実はこの間、何人かの先生と新宿に乗り込みました。議員会長の中曽根先生と政審会長の岩城先生と、この間ここ(みわちゃんねる)にも来た熊谷先生と一緒に。びっくりしていましたよ、「こんな所があるんだ!」って。マンガ喫茶の中に入ったんですよ、畳2畳くらいのところに。そこでアダルトビデオを議員同士で観る、というのも如何なものかと思いながら観てきましたが(笑)。[(笑)視察ですから]―びっくりして。こんなものあってはならないよね、って。[中曽根先生、ハマっちゃったりして]―いや~、それは心配ですけど(笑)。実感して下さいましてね。これはいけない、子供たちのために取り締まろう、という事で「青少年健全育成法案」(議員立法)を立ち上げるために、参議院では皆さんに投票頂きまして。「よろしい」ということで、今度は自民党の部会でお話を聞いて頂いて諮って頂く、そこまでいきました。[あとの段取りとしては、どんな…]―他の党の方々に同意して頂くように動いていきます。[いつ頃国会は通りそうなんですか?うまくいったら]―1日でも早いほうが子供たちのためにはいいので、今国会で出来れば。風俗…ですか?性教育もまじえて、性があまりにも開放的になってしまって、子供たちに情報がどんどん入ってきます。私たちよりも高校生のほうが知ってたりしますから。[大人はセックスレスですからね]―(苦笑)。困りますね、それは。[これ以上言うと怒られちゃう(笑)]

 

●今だから言える、あの日のあの出来事

 

―向こう(イギリス)は不便なものを好むところですから、物を大事にするし「昔からの重たい掃除機でもいいじゃない」とか、「車はオートマじゃなくていいじゃない」という世界なんですね。[もうマインドが違うんですね]―新しいものをあまり入れたがらない、というのもあるんですが。エコが進んでいて、木がない国ですから、木を大事にする。ティッシュなんか、1回鼻をかむとここ(袖口)に入れておいて、乾いたらもう1回かむとかね。そういう世界でしたから。[日本人が忘れてる世界ですよね]―物を大事にします。子供の制服も、「セカンドハンド」と言って古着屋さんで買うくらいです。私の住んでいた所は田舎ですが、セカンドハンドが多い。新品売ってるお店はないくらいですね。[へえ~!]―そういう経験をしました。オーストラリアはもっとワイルドですよね。キウイを皮ごと食べるんですよ。「美味しいのよ、皮が」とか言われて、毛がついてる皮ごと食べたり。マッシュルームも形そのままの生でかじったりね。お腹が心配だったけど。もっとすごいのは、最近アボリジニ(原住民)の子供たち…まだアボリジニがいっぱいいるんですが、一緒に教育現場で教育するというシステムになってきて。アボリジニは、1,2,3、と3まで数えて、あとは「たくさん」の世界ですから(笑)。昼休みになると木に登って、木の上で遊んでるような、そういう子供たちですからね。[アボリジニはどこにいるんですか?]―オーストラリアの山奥にいるんです。その文化が残っていて…世界最古の楽器があるんですよ。[何ですか?]―「ディジュリドゥ」という。知らない? 長~い、ユーカリの木で作った…大きさが、観光客用に小さいのから長いのまであるんです。それを吹いて踊る踊りがあるんですが、それを一緒に踊れ、と言われて向こうで学んで、ハマっちゃってね。それでイギリスの子供たちの所に行って一緒に踊ろうと…ディジュリドゥって尺八みたいでなかなか音が出ないんです。でもうちの子はフルートをやっていたので、音が出ちゃった。「じゃああなたは吹きなさい。ママがせっかく買ってきたお土産だから」と。「ママは踊るから」と言って踊ったら、娘も周りの友達もポカーンとして。[体張ってますね、教育のために(笑)]―ひろこ(娘)のママは面白い。ひょうきんだし変わってる。ディジュリドゥを広めようじゃないか、とみんなで踊ってくれて。[すご~い!]―踊ります?ここで。[踊ってください]―(会場拍手)。まずディジュリドゥは「ディ、ディ、ディ、ドゥ、ドゥ、ドゥ」と言って楽器を吹くんですよ。[じゃあ私たちはそれを…ディ、ディ、ディ、ドゥ、ドゥ、ドゥ…]―原住民の世界ですから、まず火を熾すことからやるんです、こうやって。それから「熾きたぞ~」って喜んで、何かの動物になるんですけど…ダチョウがいると「ダチョウになれ」って言われるんですよ。「ダチョウ、ダチョウ…こうかなあ」って踊るんですよね。「ダチョウつまんない、次カンガルーになれ」とか言われて、「カンガルー…こうかなあ」って(笑)。そうすると、(踊る人が)だんだんに増えてくる。それがお祭りになって…。[楽しいじゃないですか(笑)]―因みに佐野さん、カンガルーって何語だか知ってます?[…英語?]―英語じゃないです、アボリジニ語なんですって。アボリジニに、ある人が「これ何て言う動物?」ってカンガルーを見て聞いたんですって。そしたらアボリジニが「カンガルー」と。「じゃあカンガルーなんだ」って思ったら、カンガルーって「知らないよ」っていう意味なんですって。[あ~、それで…]―それからずっとカンガルーって言うんですって。カンガルーって「知らない」動物だったんです。…なんか踊っちゃいましたけど、最初は恥ずかしいと思いましたが、慣れるんですよ。やってみてくださいよ。コミュニケーションはスキンシップからですから。あとはアイコンタクトとかね。英語が出来なくても大丈夫です。[じゃあ生徒をハグとかしてたんですか?]―してましたよ。私は現地で、日本語を英語で教えてたんですが、やはり時間内に授業が進まないんです。授業が進まないと「先生の家行っていい?」って生徒から言うんですよ。で、生徒が来て日本語教えて、折り紙とか一緒にやったりして。楽しかったです。

 

●質問コーナー

 

Q : 選挙に出ることになって、だんなさんの反応は?

 

A : 主婦として母としてやっている者が国に出るということは、普通のだんなさんだったら「やめな」と言うと思います。うちの夫も最初はそうでしたが、周りが「上野を出したい」と、皆さんが夫に頼んでくれたんですね。それで「じゃあ栃木県のためにもやらせよう」という気になって、一番家族が選挙を手伝ってくれました。子供たちは私よりスピーチが上手いし、夫は今学校の校長ですから夫も上手いし、(私が)一番演説も下手で可愛くもなくて…子供たちが行くと、可愛いから皆さん一生懸命話を聞いてくれるんですね。で、夫は女性に人気があって(笑)。女性の集まる所には夫に行ってもらうといいとか。[イケメンなんですか?ご主人]―いえ、話が上手いから(笑)。それで、今うちは大変なことになっています。[どういうことになっているんですか?]―夫を一人でおいておく時間が長くなったので、寂しい時間が出来ましたからね。子供は仕事をしていたり海外に行っていたりで、なかなか戻ってこないものですから。[これからのテーマですよね、女性政治家と結婚。そして妊娠、出産]―そうそう。やっぱりご主人に負担がかかると思います。

 

●今後の政治に対する意気込み

 

―今、日本の良さが失われていると、私は思うんです。その国の未来は、その国を本当に思って愛する、そういう国民がどれだけいるかで決まる、と言われているんですね。[一言で言うと「愛国心」。愛国心が希薄だから…]―そう。だって無関心じゃないですか。どんなに政治が動いてても「まあいいか、どうでもなる」って。そうじゃないですね。やはりみんな義務と責任を持って、その国のために自分達一人一人が思いを届けなきゃいけないんだ、という思いで政治に興味を持っていただきたい。そのためには、まず教育現場でも人材の育成をどんどんしていかなきゃいけないと思っています。そして日本人に一番足らないのは奉仕の精神だと思います。震災でだいぶ「人のために」っていう思いは戻ってきましたけど、やっぱりそれが足りないので、国の為に人の為に何が出来るかと考える、そういう精神を入れていきたいと思いますね。[自分のことを好きじゃないと、自分自身を乱暴に扱って悪い事をしてしまったりとか、ありますものね。まずは自分を好きになる、国を好きになる。そのパワーが集まって国を良くする、ということですね]―あとは、日本人に昔からあった「諦めない」、「堪忍袋の緒を締めておく」という精神が今はなくて、諦めちゃうかキレちゃうかなんですね。我慢しましょう、もうちょっと。[内閣もすぐ代わっちゃうから。私たちもチェックしてて「どうなんだろう」と思った瞬間に代わるから、評価のしようがない]―国会議員自体が「諦め」とか「キレ」とかどっちかに偏っちゃうような状況なので、もう一度「日本を守る」という思いで、きちんとした政策を作っていく。「人気取り」じゃなくて「風」でもなくて、もう一度保守の思いからやり直して、そしてそれを未来に繋げるためにどうしたらいいか、ということですね。人は資源ですから、ただ安易に人件費を減らすじゃなくて。優秀な人は伸びて欲しい。科学者や医者も、どんどん日本を引っ張っていくために伸びて欲しい。そういうところにはお金を使ってあげましょうよ、って。科学技術の予算が減ってきていますから。寂しいですよね。[どこに増えているんでしょうね]―どこに増えているんでしょうかねえ。(震災の)復興のほうにもまだまだ回っていないですからね。せっかく予算をつけたんだから、復興も早くしていかないと。そこにいらっしゃる被災者の方々の心のケアも足りないですよね。[ぜひ、栃木県議会に禁煙を普及させたように、いい人材そして愛国心、永田町から育てていってください]―はい。有難うございます。