安井 美沙子
無題
第169回
2015年10月21日 放送

民主党 安井 美沙子 参議院議員

マッキンゼーをなど経て、政策コンサルトとして大阪市の参与などとして改革に関わる。

橋下氏や、ママ友であった蓮舫氏などに影響され、民主党に。二人のご子息のママさんです。

番組内では、軽減税率導入についての反対意見を語ってくださいました。

そして、来年の7月で参議員の任期が終了する安井議員ですが、次回の選挙は参議院では無く衆議員愛知10区から出ると、高らかに宣言してくださいました。

明るく元気に「戦闘モード」入ってらっしゃいます!

 

(動画より文字起こし)

民進党 参議院議員(愛知県)   1期目(2015年10月21日 収録時点)

[先日、安井先生の事務所に行かせて頂きましたら、招き猫がたくさんありました。どうしてですか?] ― 地元の事務所にも負けないぐらい、招き猫がございまして。私は一応、政界一の招き猫コレクターと言われているんですけど。(笑) 元々、凄い猫好きなんですよ。愛知県の常滑という所で招き猫を作っているんですよ。瀬戸焼で有名な瀬戸でも作っているんですけれど。あまり知られていないんですけれど、愛知県産ということで、これは招き猫をキャラクターにする以外にないと思いまして。[これは安井先生の会報ですが「招き猫通信」ということで。オレンジがイメージカラーなんですか?] ― 今日はちょっと違うんですけれど、いつも着ているということではなくて、いろいろな指し色とか小道具とか、そういう物にオレンジを使うと私自身も元気になる。(笑) [牧山ひろえさんみたいに毎日、黄緑じゃなくて、菊田真紀子さんみたいに毎日、黄色じゃなくて] ― そうです。その時の場の雰囲気とか、自分の気分とか、いろいろ合わせて似合う色を着ています。

[前、オレンジの方がいらっしゃいましたよね] ― いました。植松さん。今はもう、いらっしゃらなくて、残念ながら。[安井さんは愛知県選出ということで、愛知県なんですよね。来年、選挙ということですよね] ― そうなんです、本当は。でも最近ちょっと、いろいろありまして。実は来年の選挙、二期目には出ないことになりまして。[引退宣言?!じゃありませんよね(笑)] ― 衆議院の方に鞍がえをすることになりました。(会場から拍手が起こる)[それは凄い英断ですね、それは!] ― 英断と言えるのかどうか、まだわかりませんが、悩みに悩んだ結論です。[ちなみに選挙区はどちらですか?] ― 愛知10区です。[愛知10区は自民党ではどなたが出ているんですか?] ― 江崎鉄磨さんです。お父様の時代から地盤が非常に盤石な方ですので。[そういうところに殴り込みをかけに行くと] ― 私はチャレンジャーですね。[それは民主党の方針で決められたのですか?] ― そうです。[私はこの番組で衆参両院、行かせて頂ているんですれけど、議員会館も全然雰囲気が違うんですよね。これから毎日が戦闘態勢ということですよね] ― 常在戦場ですね。私、見た感じはそうじゃないかもしれないんですけど、実はすごい戦闘モードの女でして。(笑) [経歴を見てもわかりますよね。今まで安井さんが出ていた所はどなたが出るんですか?] ― それは決まっていません。愛知は2010年の参議院選挙で民主党が二人受かっているんですよ。3議席中、2なんですよ。唯一の過半数獲得県でございまして、一人はもう決まっているんですけれど、二人目が出すかどうかも含めて決まっておりません。[もう一人の自民党の方は藤川さんですよね。この番組にも第19回に出演されています。では、今度は参議院選挙では戦わず、いつ選挙になるかわからないということですよね] ― はい。[もしかしたら早まるかもしれないし、後にかもしれないし] ― 同時かもしれない。[みなさん、ぜひ注目して頂きたいと思います。そしてこの絵なんですけど、これは金のしゃちほこ] ― 愛知選挙区ということで、やはり名古屋。今までは参議院議員として全件を回っておりまして、名古屋が一番大きな所ですので。しゃちほこに乗るのはどうかという意見もありましたけど、大好きなしゃちほこに乗って飛んでいるイメージなんですね。[どなたが描いたのですか?] ― これはですね、一ツ橋の大学院に行っていた時の友人が描いてくれました。その彼女は今は自民党の北海道の道議会議員です。[じゃあ、仲が悪くて?] ― 仲は悪くはないですよ。[でも、思想信条が違って(笑) ] ― 地方議員だとちょっと違いますね。国政で戦う訳ではないので。

 

●幸せ度数年表(クリックで拡大)

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[1965年、どちらでお生まれになったんですか?] ― 東京です。[東京生まれなんですか?] ― はい、東京生まれ、東京育ち。[世田谷とかですか?] ― 港区です。[かっこいい!港区に住んでいる人ってどんな人なんでしょうね。私は大人になってから住んだので別なんですけど、子供の時から住むとはどういう家庭状況なんですか?] ― 普通のサラリーマン家庭です。[そして上智大学に入学される、近いですからね。1985年、何があったんですか?] ― 子供の時は何も問題もなく、本当に私は高度経済成長に乗って育っているものですから、いつも明日は今日よりいいという安定感で、安心して育ったかなと思うんですよね。たいへん安定した家庭にも育ててもらったし。昔は成績優秀だったんですね。大学に入るまでは問題なくいったんですけど、大学に入ったらつまらなかった。(笑)

一生懸命、受験勉強をして入ったんですけど、なんかつまらなかったですね。要は、あんまり勉強をする所でもないでしょ。[その時代がそうでしたしね] ― バブル真っ只中、女子大生ブームみたいな。何となく私としては停滞したかなという感じはありましたね。[目標が見失われた時期だったんですね] ― ずっと女子校だったですね。[どちらだったんですか?] ― 東洋英和、「ごきげんよう」の。(笑) なので、女子校ではお山の大将だったんですよ。どっちかというと。[自民党型女子ですね!] ― (笑) そうなんですか?[ええ、自民党の男子はそういうパターンが多いんですよ。その女子版(笑)] ― そうかもしれない。上智に入って法学部だったので、ほとんど男子だったんですよ。自分でその場を制することが出来ない、コントロール出来ないというのは感じましたね。今はまさにそうなんですけど、当時は戸惑ったのだと思います。[そして、留学!] ― はい。留学したり、就職したり、そのあたりで上向きかなと。ワクワクする経験がいろいろありましたね。[どちらに行かれたんですか?] ― アメリカ、ニューヨークです。[就職はどちらに?] ― 就職は留学から帰って一瞬、務めた所があるんですね。しかしそこも、私の希望に合わなかったので、第二新卒という形でマッキンゼーに入りました。[コンサル会社ですよね。どういうことをしていたんですか?] ― 当時、バブルの終わりぐらいで、コンサルに大枚をはたく企業がたくさんあったんですね。日本、海外問わずに。マーケティングとか、商品開発とか、営業戦略とか。外資が日本に入ってくる時のエントリー戦略とか。組織を変えるとか。様々な案件をやりました。[優秀な成績で上智を出られたと思うのですが、一、二年目でどこまで出来るんですか?どこまで教えてくれるるんですか?マッキンゼーで] ― 研修はそれなりにありましたけれども、やっぱりOJTですね。オン・ザ・ジョブ・トレーニング。仕事をしながら厳しく学んでいくという感じで。もちろん、上に仕事がもうちょっと出来る人が付く訳ですから。[当時、どういう企業が依頼していたのですか?] ― それは言えないんです。守秘義務があって。[時が経っても無理なんですか?] ― そのクライアント自身が公開している場合のみですね。マッキンゼーに助けてもらったと。ちょっと今は言えないですね。本当に大手のみなさんが知っているところばかりです。[そのあたりから日本にコンサル会社が入って来ましたが、コンサルをやると本当に良くなるものですか?] ― うーん、コンサル会社にもよるし、その時のメンバーにもよるでしょうね。[マッキンゼーでコンサルをやられている時にお父様が急に亡くなるんですね] ― 私の人生にとっては大きかったですね。[おいくつで?] ― 父は54歳だったんです。[安井さんは?] ― 27歳。父が亡くなってみて、初めて如何に守られていたかということがわかりましたね。そこから険しい人生が始まりました。(笑) [お父様はサラリーマンの時に亡くなられたのですか?] ― 父は銀行員を20年以上やってて、もう間もなく上がりという時になって、彼は国際公務員をやりたいという夢が捨てきれず、国連のユニセフに志願をして行ったんですよ、ニューヨークに。そして直ぐ、脳出血で即死。入って3か月でしたから、非常に無念だったと思います。[そして、結婚、出産ですね] ― 父が亡くなった時にお腹に子供がいまして、初孫もぎりぎり見せられなかったんですね。この辺は本当にしんどい。[今はお子さん、おいくつなんですか?] ― 21歳。[就職の年ですね] ― 今年は売り手市場のはずなのに、就職で苦労していますね。[そして転職ですね] ― 出産をして、当時は女性に厳しい環境だったんですね。もう滅私奉公、クライアントファーストという社是がありしたので。[クライアントファーストっていいですね。(笑)] ― 民主党はチルドレンファーストですけどね。(笑) 産んで3か月ぐらいで保育園に入れましたけどね、仕事をフルに始めて、48時間、子供に会えないなんてざらだったんですね。これはいかんと、何のために子供を産んだんだという気もあったので。[時代が違いますね。民主党のおかげかもしれないですね] ― プロフェッショナルファームなので仕方がないんですけど。それでもう少しライフワークバランスが保てるような会社に移ろうと思って。[ライフワークバランスという言葉も主流ではなかったので、きっとマッキンゼーにはあったと思うんですけど] ― ないです。(笑) [そしてまた、出産!] ― また出産して、なぜか離婚して。(笑) [今は独身ですか?] ― はい、独身です。[そして、どうして2010年の初当選までいくんですか?] ― グラフが並々になっていますけど、結局、子供が二人いて仕事をしていくということで、現実的に考えて私、フリーランスになったんです。民間企業と地方行政のコンサルをやったんですね。いろんな県をお手伝いしている中で、大阪市、大阪府のお手伝いをする機会があって。[橋下政権だった時ですか?] ― 橋下府知事だった時です。橋下さんに出会って、これは凄い人だと。仕事の仕方から、大きな大阪市をリーダーシップを持ってグイグイ変えて行くその姿に一緒に仕事をして感動しまして。自分はいつも外側から提言をするコンサルな訳ですけれど、結局実現するのは当人なんですね。なので、そこでリーダーシップとか権限がないと出来ない訳ですよね。それで橋下さんを見ていて、私も政治の世界に入ろうかなあと思ったし。[橋下さんに影響されてということですね] ― きっかけはそれですね。[それで民主党というのが不思議ですね] ― 当時は民主党の政権交代があり、自分の身近な人がどんどん政治の世界に入っていったんですね。[例えばどなたですか?] ― 私の下の子の幼稚園のママ友が蓮舫さんと島田ちや子さんという人もいたんですけど。あと、自分の中学、高校の時の同級生とか、当時お手伝いしていた職場の人が4,5人入ったんですよ。福島伸享君とか玉木雄一郎さんとか。[玉木さんも来てますね、第32回に] ― 政治の世界が身近になっちゃったんですよ。政権交代の時ですから。なので、私は政治の世界は無縁だわと思っていたけれど、一気に身近になって。政治に悪いイメージがあったんですよ。世襲でお金が付いて回るような。[しかも、行政側から入ると、どこまでこの議員はわかっているうだと疑念がまず正直言ってありますよね] ― 当時、外側からしか政治は見れなかった訳ですから、報道される部分って偏っているのありますよね。あんまり自分には縁がないと思っていましたね。[そして公募ですか?] ― 公募です。[民主党はみなさん公募ですね] ― 当時は候補者が足りなかったですね。2010年の参議院選挙の公募だったので、民主党が上り坂で。応募者は2千人でしたね。[それで受かったのは何人ですか?] ― 私の記憶が間違っていなければ、一次審査で200人、二次で100人と聞いています。[バッチを付けて国会に行かれて、派閥とかグループに入ってらっしゃるですか?] ― 長島グループです。国軸の会と言います。[この番組を始めたのは14年前なんですけど、政治評論家の有馬晴海さんと始めて、一回終了して。そして、「みわちゃんねる 突撃永田町!!」一番最初の回に出て下さったのが長島昭久さんで。なぜかというと、同級生達とお友達だったので携帯にたまたま電話番号が入っていたので。それからあまり会っていないですね。お元気ですか?] ― 今、ワシントンに行っています。ワシントンに一度グループでご一緒したんですけど、あちらにいる時の方が生き生きしています。(笑) [樽床さんのグループにも?] ― 前にいましたけど、青山会自体がちょっと。[今、樽床さんは?] ― お元気ですよ。[衆議院のままですか?] ― 今はお休み中です。ボスがお休み中なものですから。[そういうグループの長が休むということが民主党にはあるんですね] ― はい、ありますね。でも今、大阪は特殊ですよ。民主党にとっては一番厳しいですよね。[それは維新の会が強いからですか?自民党も強いと。この間の大阪の都構想も自民公明が強かったですものね] ― 一番沈んでるかもしれないですね。大阪では存在感がなかなか発揮できない厳しさがあるんじゃないですかね。

 

●最近の政治トピックス

 

[安井さんは政策コンサルタントという肩書をお持ちなんですね] ― そういう時期もありました。[凄いじゃないですか!役人を洗脳するんですね] ― いやいや、要は霞が関自体がシンクタンクなんですよね。与党、政府がシンクタンクそのものな訳ですから、外からコンサルが言うようなもの、シンクタンクが言うことをきちんと受け止める仕組みは出来ていません。有識者と共に提言を作って出すんだけれど、受け入れてもらえない、宙に向かって投げているようなもどかしさがあったんですよね。だからこの世界に入ったというのもありますよね。[こんなにいい提案だと思っていても何も引っかからない] ― 実際、私の机の上にもそういう提言っていっぱい来るんですよ、いろいろな所から。だけど、読めないもんね。よっぽど何か目に留まらなければ見ないですから。そういうものだったのだな、思いますよね。[ご自分の提言もなかなか実現しないというもどかしさから、議員になってみようと思ったのもあったということですよね] ― そうです。[どのような具体的には得意分野だったのですか?政策コンサルタントの時には] ― 一番力を入れていたのは食なんですよ、食べる。食料安全保障とか、食の安心とか。日本の和食の伝統を守っていくとか。食に関しては何でもやるという感じでしたね。そういう活動をしている方たちと一緒に動いたりして。食と言うとね、川上から川下まで。川上というのは農業、水産業等、それから口に入るまでの。ここを全部一括して見る人がいないんですよ。民主党は昔、食糧庁を作るべきだと言ってましたけれど、農水省とか経産省とか分かれちゃうんですね、衛生は厚労省とか。ここら辺に問題意識を持っていましたね。[行政に対して提言をしていたと。でも、なかなか決まらず、ご自分が決めれる立場に行ってみたいということだったんですね。そして、政策的には深い意識をお持ちなんですけれども、政策的なことをお話し頂けますか?] ― 私が一番気になっているのは軽減税率です。民主党は政権のときから一貫して反対しております。消費税が2017年の4月に消費税が10%になる時に食品等の生活必需品については8%に据え置こうと、具体的な例で言うとこういうことですね。いろいろなやり方があるんだけれど、現在はそういう案で検討がされています。一見、家計にも優しい、お財布にも優しいからなんて有難い政策なんでしょうということになるんですけど。めんどくさいという事業者の負担ももちろんあるんですが、一番の問題は税収が減るということです。予定していた税収が減る、だから何のために消費税を上げるんだったかと思い出せば、社会保障を充実させるためでしょう?ちなみに、軽減税率って低所得者対策なんですよ。低所得者への消費税の負担をなんとか軽減してあげようという意味でやろうとしている訳なんですけど、そのために8%に据え置くことで税収が減ってしまう。そうすると社会保障を充実出来ない。特に私たちがやろうと思っていた、子供子育て支援。年間7千億円を初めて付けようとしていた訳だけれども、出来なくなります。とういうことで、低所得者の方が一番打撃を受けるんじゃないですか。

それといろいろ問題があるんですけど、何に8%を適用するか、線引きが凄く難しい。米だけにすると、パスタの業界、パンの業界、うちもお願いします、うちもお願いしますといろんな問題に発展すると思います。[消費税10%、それって勇気がいることですよね] ― 街頭演説でさんざん言っていますけど、みんな、へ―、という顔で聞いていますよね。それと高所得者にも恩恵が及んじゃうんですよ、おかしいと思いませんか?低所得者対策なのに誰が買っても8%な訳でしょう?フォアグラを買ってもマツタケを買っても、8%なのはおかしいじゃないですか。そういうのは低所得者の方は買わないでしょう?一番額的に恩恵を被るのは高所得者ですよ。だから、低所得者だけに恩恵が及ぶ仕組みを作るべき。きちんとそういう仕組みを設計すべき。民主党は案があるんです。給付付き税額控除、これはマイナンバーが機能して心配がなくなってからがいいと思います。それまでは簡素な給付措置、還付する方法がいいと思います。[今の発言は、8%に上がっても商売が疲弊している方が多いのに10%になって、しかも軽減税率もないなんてことになったら、みなさん大変ですね] ― 経済界とかは軽減税率は反対ですからね。軽減税率を導入して1兆3千億円、税収が減ると言われているんですけど。もし、お酒以外の食品に全部適用したらね。全部といったら線引きの苦労がないのでいいんだけど、1兆3千億円減ってしまったら、結局は消費税本体の税率を上げることになりますよ。12%とか、13%とか、15%とか欧米並みに上げる日は近いですよ。そんなことしたら。[そもそも、消費税を上げようと言ったのは民主党ですからね] ― そうですね、3党合意で。[それに安倍さんが乗っかったという、いいのか、悪いのかよくわからないですけど] ― 消費税で民主党政権が倒れて、政権交代です。[菅さんの発言の時、自民党と上げ幅は一緒だと言った時、安井さんはすでに民主党にいらっしゃったんですよね] ― その時に選挙だったんです。選挙の真っ最中に菅発言がありまして、大敗したんですよ、私たち。あの時、朝、候補者として早朝に起きてニュースを見た時に顔が真っ青になって。そこから空気がガラッと変わりまして、候補者として演説をしている時に「おまえ、民主党の旗を掲げて戦って恥ずかしくないのか!」と言われたり、ツバキをかけられましたよ。握手をしようとしても、パシッと払われましたよ。辛い選挙でした、本当に。[全部、菅さんに文句を言って下さいね。(笑) 本当に民意というのは敏感ですね] ― そうです。ですからおっしゃる通り、今の発言、考え方は非常に受け入れられないかもしれませんね。でも、子供たちにつけを残さないようにというのが私の信条なので。目先のことに惑わされてはいけないと思います。[財務省案というのは正しいと思うんですね。明治から続いているシンクタンクなので間違いはないと思うんですね。税金のことも。でも若い人たちの働こうという気力が全然ないじゃないですか。まずそこをボトムアップしていかなきゃと思うんですよね。あるものだけで賄ってちゃ、どうしようもないなというのはありませんか?口で言うのは簡単ですけどね] ― 働き方も凄く変わってきていて、一概に大企業勤めて安定した収入をというのは子供たちに言ってないし。[大企業神話も崩れてきていますからね] ― いろんな仕事の仕方があると思いますから。痛税感、痛いに税と書く、痛税感というのがあるんですね。日本はそれが高い、つまり税金を納めてもそれが適切に使われているかどうか、政府に対して信頼がないから税金を払いたくないというのがあって。それがね、ちゃんと信頼をして頂ければだいぶ違うと思う。オリンピックの新国立競技場の問題とか、年金機構の問題とか出て来ると税金なんて払ってやるもんかと思いますよね。そこら辺もきちっとしていかなきゃいけないですよね。早く政権に戻りたいです。[どうですか、野党暮らしは。途中までは良かったんですよね、バッチを付けた時はね。もはや民主党は存在感を表すのが大変ですものね。もう一つお聞きしたいのですけど、待機児童問題というのはなかなか解消されないじゃないですか。何が難しんですか?] ― 難しいでしょうね。施設という意味では、機児童問題というのは偏在するんですよ。都会に集中していて田舎にはないですね。今は待機児童が多いけど、やたら施設を作っちゃったら今度は減っていくわけでしょ?子供は。だからそんなことはできないじゃないですか。今なぜ施設を作るのが間に合わないかというと、公共工事を乱発しているからですよ。アベボミクス第二の矢で。財政出動して資材が高騰し、人件費が高騰し工事が全部遅れているんですよ。[人手が足りないんですか?でも、一部は潤っているんですね] ― だから間に合わないんですよ。施設の問題もあります。それから保育士の不足の問題もあります。[私が20年ぐらい前に市会議員をやった時からその話なんですよね。その時は一行政、八王子市だったら八王子市だけの問題ではなかったというのが何年か先にわかって。国レベルで、総理大臣が出ても解決出来ないことってあるのかなあと] ― 逆に言うと、さっきも言ったように問題が偏っているので、国が一律の政策を打ってもだめでしょうね。横浜なんか一時的に解消しましたけれど、あれはコンシェルジュというのを設けて、きちんと待機児童の問題がある人を受けて懇切丁寧に一人一人あてがっていったというのがありますから。地域地域のきめ細かい政策の方が効くと思いますよ。[じゃあ、菅さんが出て言うことじゃなかったんですね。菅さんも張り切って言ってましたもね。(笑) ごめんなさい]

 

●今だから言えるあの日のあの出来事

 

この前に安保法制の時にちょっと私、暴力を振るわれてね、映像が残ってないもんだから。その発言をしたら、ねつ造だとか、女を盾にしてセクハラを言っているとか、さんざん言われたんですよ。そのことは解決したので今日はお話ししないんですけど。またこれを言ったらセクハラを言っていると、これも映像がありませんので言われるかもしれないんだけど。2012年の解散総選挙がありましたでしょ。あの時の解散~と言う時、2012年の11月。私たちにとっては政権再交代の、それがわかっていたので非常に悲しい万歳でしてけど。私とっても野次馬なものですから、衆議院に傍聴に行ったんですよ。傍聴席がありまして、傍聴席に参議院議員がぎっしりいたんですよ。そこで乗り出して聞いていたんですね。解散します!万歳!ってやってるじゃないですか。その瞬間、私は歴史的瞬間を見に行っていたのに痴漢にあったんですよ。だけど言えないじゃないですか。みんなが解散!ってやっているのに、「痴漢だ!」って言える状況じゃないですか。だから、しょうがなくてどうしようもなかったと。[そんなことがあったんですか!それ、自民党の方ですよね] ― 参議院議員であることは間違いないですよね。全員、参議院の席なんで。[このゲスト履歴にいるかしら?] ― (笑) 「誰だかわかっているんですか?」(客席から質問の声)

もちろん、わかっています。[今も現職でいらっしゃるんですか?] ― はい、現職です。[顔を合わせたりするんですか?] ― 合わせてますね。その方が通り過ぎる度に、「痴漢」っていうんですけど、私。(笑) [本人の前で言うんですか!] ― 言いますよ。[それで、笑っているんですか?] ― いえ、聞いていないふりですね。[なんとコメントしていいかわからないですね] ― こういうことを言うと、ねつ造とかね、証拠がないとか言われますからね。非常に嫌なんですけど、やっぱりね、あるんですよこういうことは。横にいた同僚の女性も見ていましたので。「助けて~」と横の同僚に言ったんだけど、彼女も困って、ぎっしりだったしね。[どういうことなんですか?解散でマックス、テンションが上がっちゃったんでしょうね。ムラムラきたんでしょうか] ― (会場から笑い声上がる)私は常習犯だと思ってる。そんな時に自然にそういうことを出来るのは。[それはどういう雰囲気なんですか?冗談ののりなんですか?それは解散でマックス、エクスタシーなんですよ。(笑)] ― [恐ろしい!まだあったんですね、この間の安保法制の出来事だけでなく] ― タイムングが悪すぎるでしょう?[選挙の時は興奮するらしいですよ] ― 逆に女性は男になっちゃうんですよね。戦うモードになっちゃうから。ここで言ったからといってどうなるものでもないし、名前も一生言わないですけれどもね。周りの人たちには言ってますけど、初めてこういう場で言ったので、それで私は満足することにいたします。

 

Q1;先ほど、来年の参議院選挙には出馬せず衆議院にということなんですけれど、参議院の意義と、安保法制含め日本の安全保障があまり聞こえてこない、違憲だというところがクローズカップされたところが多いかと。ご自身が参議院から衆議院に出ることを決断されたかをもう少しお聞きしたいと思います。

 

安井議員;安保に関しては衆議院サイドでどんな議論が行われたかという議事録をすべて精査したうえで、参議院のメンバーは戦っていました。衆議院の方で違憲という話がすごくクローズアップされたので、それは引き続きありましたけれども、それもとても大事なことですね、実は。プラス、法律の立て付け上の問題について、うちは専門家がいますのでかなりいい議論をしていました。それが報道されたかどうか、特にテレビで報道されたかどうかは疑問ですけれども、もし議事録を見て頂ければとてもいい議論をしています。あの時に衆議院だけであの時の安保が終わっていたら、とても恐ろしいことだと思います。韓国なんかは一院制ですけれども、安保に限らず物事が早く決まるのはいいけど、もうちょっときちっと議論が出来るという意味では、私は参議院の意義は感じています。今、参議院は衆議院のコピーと言われていますけれど、機能の分担というものはするべきだと思っています。私自信は衆議院でも参議院でも仕事をさせて頂ければというところがありますけれども、衆議院の方がもしかしたら自分に向いているかもしれないというのは、本音はります。さっき言った私は闘争タイプなのでというところもありますし、あとは選挙区事情もあります。これから戦う愛知10区というところは民主党が二回も続けて負けていまして、絶対本当は取るべきところなんですよ。今回の安保の議論でもなんでも、言論で戦っても体を張って戦ってもだめじゃないですか。やっぱり数は力ですよね。ひとつでも空白を埋めたい、自分が先頭を切ってやりたいという気持ちが大きいです。

 

 

Q2民主党で今回の安保法案の時も対案派と廃案派に分かれたということで、維新の党も混乱していますけど、来年の参院選に向けて野党がどうまとまっていくのか、新党を模索しているという動きも、長島先生とかはじめとしてあるんですけど。来年に向けてどうなっていくかなと気になって。もし言って頂けることがございましたらお願いします。

 

安井議員;今、維新さんの動向を見守っているというのは正直あります。と同時に政策の面と選挙協力の面は実務者同士できちっと話をしています。この二つがどうなっていくのかがこれからの年内の動きを決めるポイントになってきます。民主党は、私なんかもは安保の対案を出した、用意も出来ていたし、出したかった方なんですけど、出したかったけれども出せなかったとか、そういった不満を持っている人たちが新党を作るとか離党するとか噂もありますけれども。言えるのは、第三極の役目は終わったところがありますよね。結局、ちりちりバラバラ、瓦解したでしょ。あのような形の三極を作ってもしょうがないと思っています。民主党を出るとか、何か新しい形を作る時はそうでない、もっと力になるものでなければ意味が無い、というのは共通理解だと思います。

 

[第三極が意味が無くなったというか、二強になってないですよね。残念ですよね、せっかく小選挙区になったのだから、戦って欲しいですよね] ― 昔は第三極というのは、物事をはっきり言って、歯切れが良くて、人々にとって耳障りが良かった。[代弁者的なところだったんですよね] ― だけど結局、それが実現出来ないじゃないですか、第三極では。だから与党にすり寄ったりする訳でしょ。[重みがありますね。毎日、毎日、そういう局面にいらっしゃる訳ですからね]