山本 太郎
山本バスト
第202回
2017年03月01日 放送

自由党 山本 太郎 参議院議員

俳優から、反原発運動に参加し、参議院議員となり任期の折り返し地点を過ぎた

自由党共同代表の山本議員。

様々な問題に反対をする時の、急先鋒の先端に立つイメージが大変強いですが、

マイルドで優しい印象を受けました。

現在の国会、自民1強時代において、無くてはならない人だと実感しました。

 

(動画より文字起こし)

自由党 参議院議員 (東京都)1期目 (2017年3月1日 収録時点)

[第202回目のゲストはこの方です。自由党、山本太郎参議院議員です!] ― どうも、税金泥棒の一人です。(笑) [仕事をやっている人ほど、そういうことを言うんですよ。(笑)今日はたくさんの方が来てくださいまして有難うございます。山本太郎さん、初めてですか?街頭で見ました?] ― 「街頭で見ました!」(客席から声)[やっぱり街頭で見たんですか。写真、いっぱい撮って下さいね!] ― 肖像権ございませんので。(笑) [今日は予算委員会があったんですよね] ― すごく異例で、三日間で一巡するような形のテレビ入り、総理入りで。私の出番は明日なんですよ。[明日なんですか!じゃあ、今日は「みわちゃんねる」どころじゃないですよね] ― 申し訳ないですけど、リアルなとこ、そういう感じです。(笑) いえいえ、そんなことはないです!有難うございます。お招き頂いて。

[二つほどお聞きしたいんですけど、原発反対からスタートされまして、その時は一市民として動かれて、もちろん有名人ですけど。今は権力の中枢にいて原発に反対されている訳なんですけど、666.084票でしたっけ、みなさんに付託をされているわけですけれど。バッチを付けて考え方の変化とかはありましたか?] ― 権力の中枢でも最弱と言いますか、末端の部分に位置しているとは思うんですけど。元々、入った時は無所属だったんですね。今は自由党というところに入れて頂いているので、無所属と政党にいるというのは天と地ほどの差がありますね。[例えばどんなところが?] ― 無所属の場合は入れる委員会、自分の発言権ですよね、一つしか確保出来ないんですよ。一つの委員会の発言以外は賛成か反対かの押しボタンを押しに行く。自分の発言を議事録に残すことも出来ないし、みなさんに対して訴えることも出来ない。それが党の中に入ると、今自分の入っている委員会は四つなんですけど、活動の範囲といいますか。[一つが四つになる訳ですね] ― 訴える場が広がったというのはありますね。[もう一つ聞きたいんですけど、芸能界の時代、かなりいいスタンスにいらしたと思うんですよね。ナショナルブランドのテレビコマーシャルにも出ていらしたんですよね] ― 芸能界の仕事というのは志している人が無数にいるので、自分の変わりなんて吐いて捨てるほどいるんですよ。[だからこそ、みなさん執着するじゃないですか] ― その中でもまあ安定したポジションにいましたね。ちょうど中堅の入り口ぐらいでしたけど、原発事故の頃は。[今、この番組とこの番組以外で国会議員500人以上にインタビューさせてもらっているんですけど] ― 悪い気とかもらうでしょ?[いろいろありますよね、永田町ですからね。60万以上の気をこの方は受けてらっしゃるんですから。そんな中で私は国会議員になられた方の前の仕事にこだわっていまして。国会議員になって歳費が多くなった人は私、あんまり信頼していないんですよ。山本さん、たぶん凄く貰っていたでしょう?] ― 当時ですか?[一番多い時はいくらでしたか?] ― 一番多い時は一年で一億ぐらいですね。芸能人の収入の高い低いを決めるのはコマーシャルなんですよ。例えばですが、NECが7年間、食べさせてくれたんですよ。そういう風に一つの企業が面倒を見てくれることもあるし。NHKの大河に出ましたということになった時には四つぐらいのコマーシャルを掛け持ちしたりして。そういう時には一億円台にのることもありましたけど、でもやっぱり波のある仕事ですから。高い時も低い時もある。[今の歳費よりも芸能界の方が波はあったけれども多かったと思うし、稼げる額に夢があったと思うんですよね] ― この国で貧困が広がっているというのはみなさん重々ご存知だと思うんですけど、6人に1人が貧困の状況にあると。[子供たちもですか?] ― 子供の方が多いですね、16.3パーセント。大人は16.1パーセントですか。単身女性、20歳から64歳までは3人に一人が貧困の状況に置かれている。貯金ゼロ世帯というのも存在しているんですけど、31パーセント位。若年層になるとこれが半分近くになっちゃう。私、国会議員として歳費は一般よりも多く貰ってますけど、私も貯金ゼロ世帯なんですよ。国会議員になって貯金できたかと言えば、一銭も出来ていない状態です。ほとんど毎月使い切らなければいけないような政治活動、人と会ってという。仕事をされていない方も確かにいらっしゃいます。任期の間でお金を貯めてマンションを買う方もいらっしゃる。その一方で足を使っていろいろ歩かれている方はお金貯まらないです。そういう仕事ですね。[山本太郎さんのDVDを拝見したんですけど、原発のことで。一枚400円位で売ってらっしゃって、これを見ると何とも言えないんですけど。昨日は何を食べましたか?何を召し上っているんですか、最近] ― 昨日、何食べたかな。夜はバラバラですね。人と会って食べることが多いので。居酒屋だったりとか、中華だったりとか。中華と言っても、安倍総理みたいに赤坂飯店みたいな所には行けないんですけど。[私、ここら辺に住んでいるんですけど、歩いていて安倍さんがいると直ぐわかりますね。50メートル位手前から、あ、という感じで。そうすると安倍さん、出てきたりして。やっぱり、恍惚した顔してますね。国会議員になって良かったという] ― 珍しい人たちもいるもんですね。[このCD広瀬隆さんという方が解説されて、山本太郎さんがインタビュアーでという内容なんですけど。これを見るともう日本に食べる物が無いんですよね。昆布まで来ちゃっていて] ― このDVDが出た頃は2012.3年なんですよね。その頃と比べると放出量が減っています。海に流している物も除去装置である程度減らせている部分もあるんです。だから、事故が起こった数年後と比べると格段には減っている、でも通常ではないんですね。原子力緊急事態宣言というのは3月11日に出されたものがまだ、今も撤回されてないんですから。今も原子力緊急事態宣言の中にこの国はあるんですけど、そのことをたくさんの人達とシェア出来ていない。[円形脱毛症と来ていますけど。(ニコ生のコメントを読んで)] ― 凄かったんですよ!五円禿げ、十円禿げ、サイズがだんだん大きくなって、おにぎりサイズ位になってきたという話なんですね。それはたぶん、最初の選挙の時ですね。[東京8区で出て落選された時ですね] ― 8区でもそうでしたし、その後の夏の選挙、2013年の参議院の時もきてましたね。去年の夏もきてましたね。去年の夏の参議院選挙の時も違う場所に出ましたね。これはどこに出るか人それぞれ個人差があると思うんですよ。この間、胃が痛くなったりして。頭にきてたのが胃にて。場所を変えながらいろいろ出てくるんでしょうね。[大変だと思いますよ、こういう熱血な方が今、自分の意志がなかなか通らないじゃないですか。苦しいと思いますよ] ― 佐野さんはストレスがどっかにきたりしますか?例えば内臓系とか。ストレスが一番出やすい場所はどこですか?[顔ですね(笑)]

●幸せ度数年表

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[今、いらっしゃったばかりで、まだ書いていないんですよ。皆さんの前で書いて頂ければと思います] ― 自分の人生の中にあんまりアップダウンは感じないんですね。ばらしてしまうとずっと100パーセントなんですね。もちろん十円禿げが出来たり、バッシングにあったりということはあるんですけど、それほどでもないかなと思うんですよね。こんなことを言ったら、この企画自体ぶっ壊す気かという、台無しになっちゃいますね。[こういう方、自民党に一人いらっしゃいましたよね] ― あ、そんな軽い方いらっしゃいました?

[山本太郎さん、体質は本当は自民党なんです] ― 昔の自民党というのは凄くふり幅が広いというか、そういう状態だったと思いますけど、今は間口が狭められている感じがしますよね。[昭和49年、箕面市に生まれたのですか?] ― 生まれたのは宝塚です。学校が箕面だったんです。[学校が箕面だったんですね。サルと一緒にいたんですね] ― 良く知っていますね![付き合っていた彼氏が箕面にいたんです] ― 関西の人だったんですか?[はい、近鉄バファローズの人だったんです。顔がそっくりだったんですよ。(笑) それで、山本太郎というやつが出てみたいな感じで] ― 16歳の時にデビューして。[「たけしの元気が出るテレビ」ですね] ― 高校生だったんですけど、素人が参加するようなテレビに出たんですけど。水着を着て身体に油を塗って踊るという、高校生のダンスの上手さを競う大会だったんですけど、ダンス関係なく出たという感じですね。なんか、勢いだけでという。そこで人生が変わりましたね。そこで芸能界に入るという状態だったので。16歳で初めて出た番組から芸能界にそのまま入るんですが、そこで大人の世界ってこういうとこなんだと気付かされて。例えばですね、それは素人を扱う番組だったんですけど、制作者は素人でいさせた方が得なんですよ。どうしてか?ギャラを払わなくていいから。その番組、結構盛り上がったんで、ビデオが常に売れ続ける。日テレ系の番組でバップがそれを発売したんですけど、潰れかけていたのに持ち直してボーナスまで出たという話を聞きましたからね。でも私たちはギャラは貰えないという情況ですね。いろんな芸能事務所から入らないかという話が来るんですけど、それを全部、制作サイドで止めてたという話を後々聞くというね。スゲーな、大人の世界!みたいな。出演者の子供たちには何が与えられるかといったら、ポパイのハンバーグ弁当。(会場から笑い)ポパイ、ご存知ですか?テレビ局のデリバリーで、お弁当の価格の中でもおそらく一番安いであろうという所のハンバーグ弁当。いつロケに行ってもハンバーグ弁当、ハンバーグ弁当。子供やからハンバーグが必ず好きだという訳でもないし、それだけハンバーグを出されたら、好きな物もそうでもなくなるというね。大人ってスゴイなあと思うきっかけでしたね。[あちらに居る方は岡本かおりさんと言って、「夕やけニャンニャン」の司会の方です。あの方はたぶん、ギャラが入ったんですよ、ちゃんと。私みたいな素人女子大生はギャラは一万円、ロケは五千円だったから] ― しかも、帯なんですよね、帯ということは一本ごとに入るということですか?あ、それともグロスで? あ、一本ずつですか!いい時代でしたね~![フジテレビが最高の時でしたものね] ― そうでしたね。そこから飛んで36歳ぐらいまで行きましょうか。2011年かな、この時に原発爆発ですね。[そこからですね、政治活動は。この本にも書いてありましたけど、(「闘いの原点」山本太郎著が画面に)昔から政治的センスがおありで] ― センスがあったかどうか、興味はあったかもしれないですね。[山本太郎さんはお母さんと深いご縁があるんですよね] ― 片親ですから。[三人兄弟なんですよね] ― よくご存じですね![本を読みましたから] ― あ、読んだんですね!ありがとうございます。(笑) ここからガラッと変わりましてね、最初は気を付けてやろうと思ったんですよ。東電とか、電力会社だけじゃなくてメーカーも関わるしゼネコンも関わるし、ありとあらゆる企業に関わることに対して物申すというのは、仕事を続けられるはずがないじゃないですか。[それはわかってたんですか?] ― それはわかりますよね、その業界にいれば。二重の生活の中にも、ひょっとしてコマーシャルが来るかもという思いで生きている訳ですよね、芸能人って。それが一番やりたい。1年契約をすれば、僕ぐらいの中堅の入り口ぐらいで一本、二千万ぐらいですね。低いですよね、でも高く設定し過ぎると話が来ないですから。[二千万の中から事務所と7:3みたいな感じなんですか?] ― そうですね、はい。[でもね、コマーシャルは拘束時間が圧倒的に少ない訳ですから] ― 撮影二日とか。[しかも、海外にも行けてみたいな] ― そうですね、たまに取り直しみたいのがあったとしてもギャラが出るし。話を戻すと、原発が爆発した後に言いたくてしょうがなかったんですよ。もうこんな思いをするのはやだと。言おうと思ったけど難しいということに気付くわけですよね。デモに行ったりしても、顔を隠していましたからね。マスコミがいたりすると映るの嫌じゃないですか、後々言われるのが。でも我慢出来なくなるんですよ。国があまりにも不条理を人々に押し付けようとしていることが、いろんなことがわかってくる訳ですよね。[みんな原発が危ないということは分かっていると思うんですよね。でも、見て見ぬふりをして生きているのが大半の人だと私は思うんですよね] ― 大人はしがらみがありますからね。あと、テレビはしがらみの塊じゃないですか。コマーシャルがないと成立しないものだし。テレ朝やったかな、バラエティーに出ると台本の最初のページとかに、スポンサー様によって私たちは支えられていますと一文を書いたりして。あー、ヤバいなみたいなね。テレビだけ特別じゃなくて大人の世界で当然で、お得意様に対して唾吐くか?という話しですよね。不利益になることを言うか?と言ったら、言わないということですよね。そうなってくると、どういう形の商売なのかと考えると当然、新聞だって広告収入にたよっている訳だから。やっぱり、いろんなバイアスみたいなものが掛かるのは当然のことですね。[一時間で事務所を辞めると決めたのですか?] ― いえ、もっと早いです。3分ぐらいですね。要はそういう発言をすることによって、原発がなかったらどうするんだという人達から事務所に対してすごく電話がかかってくるんですよ。通常の業務が滞っちゃうんですね。私以外にも10人位の役者がいて、スケジュールの確認も難しい状況になってくるから、これはどうしたものかと。元々所属していた事務所の社長は個人でやる分にはかまわないと。事務所の社長さんも女性の解放運動を若い時にやられていて、個人の声は大事だと。仕事を離れてそういう社会的な事に意見を言うのは悪い事じゃないと理解を示してくれたんですね。結局そういう状態に陥った時に、このまま居続けたら会社が回らないじゃないですか。大切に育ててくれていたから、一回電話を切っていいですかと言って。考えて掛けなおして、「辞めます」と言いました。[看板俳優だったのにねえ] ― 看板、いっぱいいます。[他にどんな方がいらっしゃるんですか?] ― 大竹しのぶさんとかいたかな。渡辺えりさんとか、堤真一さんとか。そういう方々がいらっしゃった事務所なんで。[冷たくなった芸能人の友人とかいますか?] ― ほとんど連絡来ませんよ。呼ばれていた忘年会に呼ばれなくなったりとかいうこともあります。でもそれはしょうがないですよ。一緒にいる所を写真に撮られた時点で、たぶんアウトですよ。アウトというかね、敬遠される原因の一つになる。そういうリスクは一つも負いたくないじゃないですか、人気商売だし。だからそんなこと普通だなと思います。[2012年に東京8区で出られて] ― これは落選ですね。落選したけど勉強になるんですね。落ちるということはね。選挙に出たことはないんですか?[私、あるんですよ、市会議員だったんです。2期やって、20代から] ― 凄いじゃないですか!行政のことなんかむちゃくちゃ詳しいですよね。[そんなことはないです。私は無所属だったんで] ― 自民党に行かなかったんですか?![地方政治には政党は必要ないという意志があったんで] ― そんな固い意志があったんですか!政治家で風を読みながら生きている人が多いから。佐野さん、凄いですね![だから政治家は辞めようと思いましたね] ― メインの政策というか、自分がやりたかったことは何なんですか?[メインの政策は私、八王子だったんで、通勤ラッシュの解消。ベットタウンなんで中央線が大変なんですね] ― たまに移動で、夕方から夜にかけての中央線だったり小田急線だったり乗るじゃないですか、死にますね。こんなことを言ったら失礼ですけど、ここで殺意というものが芽生えるんだなというのを実感する瞬間がいっぱいある。だから国会議員は乗るべきなんですよ。みんな定期的に乗って、こういう状態でみんなが稼いだ物を税金で集めて自分がもらっているだと実感する。[芸能人の時は乗ってなかったでしょう?] ― どうしても遅れられない、時間が読めない時は乗ってましたけど、ラッシュの時間に乗り合わせることはなかったですね。だって、動けないんですもの、乗った時の姿勢から次の駅に着くまで動けないでしょ。上級者がいっぱいいて、ちゃんと自分のポジションを確保しながら寝るとかね。凄いテクニックだなという。[みんなそれが嫌になっちゃって、病気になっちゃうのね] ― それはそうですよね。[最初の選挙、東京8区から出馬されて、そこは石原伸晃さんの地盤だったということですね。よく出ましたね。当時は日本のケネディと言われた所ですよ。そういう所に喧嘩を売るというのは大変なものですよ] ― ケネディに失礼だとも思いますけどね。(笑) 2012年に出ようと思った時は一番大きな人とぶち当たりたいと。要はマスコミが騒いでくれなきゃと。2011年の事故があった後なので、みんなにインフォメーションするにはそういう効果を狙うしかないということで当たりに行ったんですよね。でも最初は石原伸晃さんじゃなくて、橋下さんが出るという噂があったの覚えてます?橋下さんが戦、戦と言うから、そんなに戦が好きならば、私と戦をしませんかとツイートを送ったんだけど無視されましたね。[昨日、「日本と原発」という、これから自然エネルギーをどうしようかという映画を観たんですけど。これかのエネ ルギー、バイオマスとか風力とか地熱とかというドキュメンタリーだったんですけど。山本さん、小泉さんと組めばいいんじゃないんですか?] ― 向こうが組みたくないと思いますよ。[原発反対は合いますよね] ― 原発反対以外は合わないんじゃないんですか。イラク戦争の日本側の戦犯ですから、そう考えると安倍総理もその中で反対を唱えなかった一人なので同じ話だと思うんですけど。本当に原発を止めるためにという話しであるならばあると思うんですけど、向こうは避けたいと思いますね。[山本太郎さんだったら小泉さんにアピールすることは容易いことですよね] ― いや、向こうはその選択肢を欲しくないと思いますよ。私、ロストジェネレーションという年代なので、特に小泉政権時代に行われた数々のこと、この日本の切り売り。アメリカに対する切り売りだったりとか、オリックスだったり、竹中平蔵さんに切り売りしていった。自民党をぶっ壊すどころか、日本社会を根底からぶっ壊した戦犯だと思っている部分があるので。でもまあ政治と言うのはそういう部分でね、それは置いてというのはありますけどね。[敵の敵は味方と言いますから、丁度いいと思うんですけどね。山本太郎さんが置かれている立場というのは、永田町の世界でいうとメジャーではないじゃないですか。小泉さんと組むというと、おっと思われる方もいらっしゃるかもしれない] ― 小沢一郎さんとお会いしていろいろお話を伺って、いろんな場面に立ち会わせて頂くと、グッとこらえてということがいかに政治の場で必要なのかということを凄く勉強させて頂いてますね。[小沢さんグッとこらえ過ぎですよね。共同代表ですからこちらは関係なく言いますけど] ― グッとこらえたと思いますよ、共同代表と言われた時も。(笑) [ちょっと私達有権者にしゃべりが足りないんじゃないかな、グッとこらえ過ぎかなという気がしてならない。山本太郎さんと組んで丁度いいかなという感じはしますけどね] ― 小沢さんのことがあれだけの状況にされるんであれば、例えば化粧品会社から何億円か関係のあった人もいれば、今回の森友学園の関係だったりとか。とっくにぶっ飛んでおかしくない話ですからね。いかに検察だったりそういう所に足を引っ張られた、それだけ脅威な人なんでしょうね。凄く勉強になります。[この間出られた、デニー玉木さんは小沢さんと山本さんが本当によく打ち合わせているのを目にするというのを聞いております] ― ありがとうございます。[2013年の参議院選で666.084票で当選。その時丸川さんは100万票以上獲って] ― 凄いですね、自称みんなの妹ですものね。丸川さん凄いんですよ。スキルのある方で、凄く早いですね、反応されるのがね。あの方が一人で答弁を作る訳ではないんですけど、当然お忙しいし。この場面でどの答弁をチョイスしてこの話をうやむやにするか、本当に素晴らしい。才能なんですよ。アナウンサーをされていたことも本当に意味があったことだし。特に私みたいな少数会派、質問時間が短いじゃないですか。こっちはデッドボールを当てに行くわけですから、そういう時には今までしゃべっていたスピードの倍の時間を使ってしゃべり出すんですよね。その適応能力というか、凄いです。やっぱりライブを経験されていた方というのは。[それは山本太郎さんもそうで、みなさん街頭演説を聞かれたことがあるかもしれないんだけど、それはもう上手い人ですよね。国会の中で少数野党で、5.6人しかいない、どれだけ辛いか。一強で自民党天国ですから。議場で山本さんが出た時のヤジ。パフォーマーですから、数珠を持ったりとか、牛歩作戦。よっぽど腹が座ってないと、いくら70万に近い付託を得たとしても出来る人と出来ない人がいると思うんですよね] ― 牛歩をやった時は安保法でしたよね。安保法の強硬な決め方、その裏には何があるかと言ったら、アメリカに対して貢ぐという部分と日本の企業側に対して武器の輸出を解禁する、研究開発にもお金を出しという道を初めて切り開いた訳ですよ。これは利権の塊みたいな話なんですね。アメリカに差し上げるのは何なんだという話しなんですけども、アメリカ側は完全に人員の削減を軍隊の中で始めてる。要は世界戦略はそのまま、足りない人員とお金は植民地から吸収すると。日本側がペイしますという話なんですよ。そういうやり方ってあり得ないし、この国に生きている人々に説明する前にアメリカの議会に渡って約束してしまうなんて、どの国の代表でしたっけ、という話だと思うんですね。そういう怒りもあり、これは自民党は死んだということで、じゃあ一人で、私が喪主として式を行おうという決意になった訳ですね。その時にそれに反対された方々をネットの中で、あれはやり過ぎだという部分を見てみると、あれは葬式ごっこだろと。葬式ごっこを世の中に広めるようなことをするなんてけしからんという話なんですけど、じゃあ、世の中の200人近いいじめっ子を前に一人で葬式ごっこやる人がいますかという話しですよ。これはあのバカがあんなバカなことをやってるんだから、安保の持つ裏の意味がどういうことなのかということを一人でもいいから、そこを入り口に入ってきてくれたらいいのになという思いですね。[自民党の議員からは声をかけてもらえるんですか?] ― 自民党の議員さんからは声をかけてもらいづらいですけど、時間がたってからはありますけどね。支持者が望んでいることと自分が思っていることをそうやって表現できるというのは偉いよなあ。絶対スポンサーから金とかもらうなよと。私にスポンサーが付く訳がないじゃないですか。(笑) 対立している以外の問題の部分、住宅問題であったり子供の貧困について委員会の中で発言している時には終わった後に、与党側の人が近寄ってきて、「おまえどうしてあの時に副大臣に約束させなかったんだ。あれは役人じゃだめだ」というような助言をして下さる先輩もいらっしゃるんですよ。[永田町のノウハウを伝授して下さる] ― 「ああいう場面では押すんだぞ」という風に。[少数会派だとわからないことなんですよね] ― 何もわからず入ってきていますから。後でお電話頂いて、ちょっと詰めすぎだと、「向こうは宿題として持って帰りそうだったところをおまえがもう一歩踏み込んだから、持って帰ってないぞ」というお言葉を下さるような自民党の先輩もいらっしゃいます。[そういうのはいいですよね。オール国会議員というか、日本のためにやるという感じで] ― 今自民党にいらっしゃる皆さんが安倍総理が思うことに対して全員賛成している訳じゃないんですよね。[映画「岸和田少年愚連隊」にも出てるんですか?] ― 映画はちょっとした役でも合わせたら何十本も出ていることになります。いかに与えられた小さな時間で面白くするかというのが仕事として凄く好きだったんで。事務所にはいつもおいしい仕事を取って来てくれとマネージャーには言っていたんですね。ある日、社長から電話がかかって来て「あんた、おいしい役ってどういうこと」あ、いや、すみません!どんな役でもいいですと。(笑) おいしい役というのはポイントになるような役ですよね。一ヵ月とか三か月拘束されるんじゃなくて、二三日の仕事でこっちでその役にのせて行けばいい訳だから。[この番組に出た宮本武志さん、「岸和田少年愚連隊」のモデルになったとおっしゃっていましたけど] ― あ、岸和田の方なんですね!そうなんですか![あの方も質問する時、怖そうですね。難波のヤンキーだったみたいですから] ― 衆議院でかなり追及されている方の一人ですね。[あの方身体も大きいから、野党としては凄い人材だなと] ― 身体の大きさが必要だなと国会で思うことありますね。安保の時に議長室前の攻防戦、肉弾戦があったんですよ。その時に自民党は石井さんですか、秋田の野球選手。山みたいにデカいんですよ。[石井浩郎さん、この番組に出ていますよ] ― こっち側に猪木さんとか、元々生活の党だった谷先生、やわらちゃんとかいたらと、どうしてここにいないのかなと思いましたけど。[最初の党名は「生活の党と山本太郎となかまたち」人の名前が入った党名は史上初ですね] ― あまりにもあり得ない名前だということで、参議員会館の中でアナウンスされるんですよね。自民党の部会があるからどこどこに集まってくれみたいな、各党のアナウンスが流れるんですよね。そこで一回も党名が流れなかったんですよ。別の党から苦情が入って、流すなと。館内で流れることがなんぼのもんかというのはありますけど。この党名が長いから凄いんじゃなくて、この党名をオッケーしてくれた小沢さんが凄いと思うんです。その前にお願いしようと思っていた名前があるんです。最初に考えていたのは「一郎太郎」という名前。新党、「一郎太郎」こんな変わった名前ないじゃないですか。何が目当てかと言ったら、一回聞いたら忘れないでしょ。「一郎太郎」という名前にした場合、選挙では本人の名前が入った党名では戦えないんですよ。党名をすぐ変えなくてはいけないから、これは無しだなということで。よく言われますけどね、弱みに付け込んだとか。2014年の衆議院選挙で5人いた生活の党が4人なって、プラス1を探しているとこでお声がけ頂いたんで。私がいないと政党要件が満たされないという弱みに付け込んだという話なんですけど、私としては一発で覚えてもらえる。政党名って存在感が薄いじゃないですか、歴史ある党だったら刻まれるけど。[泡沫の党と言うか、今までいっぱいあったじゃないですか、こんなのあったかなみたいなのが] ― 現れては消えというのがあったんで、一発で覚えてもらえる名前と思ったんですけど、長過ぎてなかなか覚えて貰えなかったですね。[そして今は自由党ということですからね] ― この文字数のふり幅、凄くないですか? 「自由党」いい名前ですよね。

 

●最近の政治トピックス

 

[大阪の森友学園問題、安倍昭恵夫人が名誉校長をしていたという。ずっとやり取りをテレビで拝見しているんですけど、麻生さんの答弁も余裕でしたよね、安倍内閣の答弁としては] ― 逃げ切れるという思いから。[質問者に対して、薄ら笑いと言ったら失礼なんですけど、絶対に我々は正しいんだという政府と追う野党とそれを広げるマスコミと。どうなんですか?] ― やっとマスコミが付いてきた感じですもんね。[豊中の市議がずっと声を上げていたらしいんですが、どなたもその話に飛びつかなかったらいいんですよね] ― 確実に風は吹き始めている状況だと思うんですけど、じゃあどうやって詰めているいくんですかという部分だと思うんですね。それぞれにいろんな掘り方をして、堀り方という森友学園の下に埋まっていた汚染土壌みたいな話になりますけど。(笑) そうじゃなくて、それぞれも持ち球がこれからどういう風に発表されていく部分だと思うんですけどね。総理夫人と言うのが公人ですか、私人ですかということに関しても、私人だという風に総理は言い切るんですけれど、私は私人ではないだろうなと思うんですね。[政府専用機に乗る人はなかなか私人とは言えないですよね] ― もちろん公務に一緒に行かれることもあるし、ご夫人だけの公務もあるだろうし。何よりも一国の総理の奥様であるわけだから、ファーストレディになる訳だから。その方の名前をふるに活用した学校があって、その学校がちょっと変わった、ちょっと変わったどころか児童虐待につながる、児童虐待と呼んでもいいぐらいの、お茶を飲ませなかったりとか、時間を決めてトイレに行かせないとか。そういう情況にあった時に、それって無茶苦茶じゃないですか。それだけじゃなくて、漏らしちゃう子も出てくるだろうし。漏らしたものは内容物、大きい物もお家に持って帰らすとか。そういうような学校の教育方針に賛同してというのは如何なものなのかという話もあるんですけど、それよりもヤバいのが土地の取引ですよね。国有財産が80パーセントオフでみんなが手に入れられるんだったら。「安倍首相、頑張れ」と言うことで80パーセントオフで公有地が買えるんだったらみんな言いますよね。手続き的にもあやしいところが多過ぎるという話だと思うんですよね。[安倍さんの責任問題に発展するんでしょうかね] ― どうなんですかね、マスコミがどこまで迫れるか。国会内でのやり取りを整理してどこまで詰められるかという部分。要は権力を監視するという本来の報道というものの使命を守れるかどうかだと思うんですよね。[明日は何の質問をするんですか?] ― ちょこっとその話もしますけど、明日のメインは原発の終息作業員の方々の目の問題。目も被爆の限度が決められているんですよ。それが年間で150ミリ。それは1990年に出された勧告をもとに日本の放射線に近い人たちは年間150ミリの被爆でも許されていた訳ですね。けれども最近の治験では2011年に出されたもので年間20ミリなんですよ。でも日本のルールは150ミリ。20ミリと150ミリとどれだけ違う?7.5倍の目の被爆を国は許容していることになる。それを早いこと是正した方がいいんじゃないかということのお話をさせて頂こうかと思っています。まるで原発の事故なんかなかったような雰囲気じゃないですか。考えてみれば世界最悪の事故なんですね。スリーメルトダウンなんですよ。だからこそ、原子力緊急事態宣言の中に今もいる訳ですね。その中の最前線で作業されている方々が守られていない。一年ごとしかデータを取っていないから、複数年で取っていないということは、面倒見ませんと言っていることと同じなんです。[考えれば深刻過ぎることだというのはよくわかっているんですけど、日々ごまかして生きているというか。それが現実なんですね] ―

ごまかして生きている訳じゃないですよ。みんな忙しすぎる。長時間労働、低賃金が当たり前の世の中になってて、自分のことでも精一杯なのに世の中に対すること、政治のことに興味を持てないのは当たり前のことなんですよ。情報が入ってこない。だから電車に乗ってみんなゲームしてるじゃないですか、最近。[忘れたいんですかね] ― そうですよ。もしもしと声をかける気がしないですものね。今、目の前で政治が行っていることが後々自分に戻って来る、政治と自分の生活が直結してる事実さえもわからないというか。学校でもそこまで詳しく教えてもらいませんでしたもんね。

 

Q1;山本太郎さんを見ていると、日本を何とかしたいという思いが伝わってくるんですけど、最近だとアメリカのトランプ大統領とかフィリピンとかとかロシアとか含めて、世界をどうしたい、地球視点というか、どうお考えかをお聞きできればと思います。

 

山本議員;ありがとうございます。凄く大きなテーマですね。日本だけでなく世界もどうなっていくことを望んでいるかですね。今、日本で行われていることだとか、先ほどの貧困の問題だったりとか、長時間労働、低賃金だったりはおそらく日本だけの話じゃないんですよね。私、最初に選挙に出た時に公約に上げていたことが、被爆させない、飢えささない、TPPに入らないなんです。TPPはどうしてまずいんですかということですけど、世界的な低賃金競争に結局引きずり込まれることになるという部分ですね。要は日本国内の労働環境に入られて行ってしまう可能性がある。それがなかったとしても、もちろんそういう議論をもうすでにされなきゃいけないんですけど。戦力特区と言ってね、この場所だけは有りだというとことから入り口にしてどんどん開いていこうとしているんですよ。海外の人をどう受け入れるのかという議論をしっかりとされないまま、曖昧に外国人労働者を受け入れているとか、引きずり込んでいるんですよね。例えば、外国人研修生、実習生ってあるじゃないですか。ほとんど奴隷労働ですよね。そこに最低賃金を与えるということに形を変えて行きながらそれを再開しているという。法を改正してね。結局、何に行き着くんだという話しなんですよ。要は政治が誰のために行われているかというのを、世界を見たとしても多くの国々が何と戦っているか。政治の何と戦っているかというと、グローバリズムというものとか新自由主義と戦っている。企業が政治をコントロールする、組織票であったり企業献金であったりというもので国をコントロール出来ちゃうんですよね、圧倒的な力で。安倍政権もイコールなんです。経団連であったりとか。具体的な名前を出してごめんなさいね、こういうメディアで。だけど、結局そういうところである一定得票数を集めることによって政権というものを手に入れている訳だから。それはコントロール可能なんですよ。今までやってきたことを見たとしても、この間の働き方改革と言いながら最高でも60時間みたいな話をされてるけれどでも、最も忙しい時期は100時間だと。何言ってんだと、過労死ライン80時間で、60時間でも過労死した人もいるし、自死された方もいらしゃるんだ。この国をどう継続させていくのか、持続可能な形で次の世代に渡すことが一切、議論に上らない。今だけなんですよね。金だけなんですよ。そうは言いながらも一生懸命、仕事をしているんです、今の自民党政権は。自分達の支持者のためもお仕事をされている。その支持者が誰なんだという話しなんですけれども、全部ではないけれども、大きな影響力を持つのは企業献金であったりとか、組織票を集める人たちにより時になるような税制だったりとか。労働者の首が締まるような、会社がコストを落として切り捨てられるような労働環境がどんどん導入されている。これはおそらく日本だけではない。おそらく世界もそうなんだと。タックスヘイブンという場所に逃げ込んでいってるという話がありますけれど、これをどうやって防ぐんですかという話ですけれど、これ世界で連帯しなきゃならない部位分ですよね。いろんな国の税制といろいろと繋いでいきながら、いかに自分たちの国で商業活動する者たちから税金を払ってもらえるか、世界中で枠を作らなきゃいけない。フリートレードという名の元に、人、金、物が移動するようなTPP的なアールセップとかそういうものがどんどん入って来ようとしていると思うんですけど。そういう物ではない、交際的な連帯をやっていかないと、今、日本で世界でも散在するし、その逆もしかりだしという状態だと思うんですよね。こめんなさい、上手く説明出来なくて。

 

Q2;原発事故から6年目ということで、3万人の仮設住宅とか、何十万人も県外に出ている方とかいて、どの時点で安全宣言を出して福島の方が元の生活に戻れるかというところ、これは政治判断だと思うんですね。いつの時点でどうなったら安全宣言が出されるのか、福島に戻れるのかというのをお聞きしたいんですけど。

 

山本議員;ありがとうございます。いつ安全宣言を出すのかという部分ですけど、安全宣言のようなものはすでに出されているんですね。空気として、ということだと思うんです。その最たるものがオリンピックを呼ぶという話ですね。日本の完全復活。おそらく福島の復興に関する復興庁という省庁があって、ここは2021年までに解散するんですよ。までということは前倒しも可能なんです。オリンピックをピークにして、すべて逆算して物事を決めているんですね。結局、2020年までに完全に復活しましたということを演出しようとしているのが、今の国のやり方。国の言う通り、本当に安全なのか。私は安全とは言い切れない。なぜならば、まず最初国がついている嘘は福島という場所に矮小化してしまっているということなんです。想像して頂きたいんですけど、原発が爆発しました、爆発した後にそれが放射性の雲になった、放射性プルーム。その雲は汚染が雨が降ったりしながら静岡県側まで抜けて行ったりとかね。何度か作られたプルームによっていろんな汚染のルートが作られた訳ですよね。ということは福島県内で雲であったりとか、風で運ばれたものだったりとが留まりますかという話なんですよ。福島県だけが危険だと言う話ではない。ちゃんと調べなきゃいけないということですよね。福島県も群馬も栃木も東京もすべての場所を国が調べなきゃいけない。だけど国はなかなか調べようとしない。国が基準にしていることは一つなんですよ、空間線量。空間の線量を測って安全か安全じゃないと言っている。20ミリを下回るようだったら人は帰れますと言っている。人間って空中に漂って生きていますかということなんです。チェルノブイリがあった時にもセットになっていた。空間線量と土壌の測定なんですよ。この土壌の測定を今、国が行っているのは80キリ圏内、5キロのメッシュで一点だけ。それで汚染はわかるかな。僕はわからないと思うんです。これで何が危険かということなんですけど、すでに非難が解除された地域からも土壌を調べればね、放射線管理区域もしくはそれ以上の所なんていっぱいあるんですよ。地元の人たちが国を相手に訴訟しているんですね。戻れ戻れというけれど、実際に戻って大丈夫なのという話ですけれど、わかる訳ないんですよ。それぞれの免疫力は一人一人違うじゃないですか。100万人に一人甲状腺がんが出ると言われてたのに、184人が甲状腺がん、または疑いと出てる。これさえも認めないんですよ。機械が新し過ぎるからとか、医者が神経質になり過ぎて過剰な診断なんだと言うんですけど、その前提は全部崩れてるんですね。一巡目で大丈夫だった人が二巡目で発見されたりとかしている段階で、国が大丈夫だと言い続けることで福島に矮小化してはだめなんですよ。100万人に一人の甲状腺がんが福島県の子供たちに184人出たのであるならば、原発事故が由来でないと言うならば、元々の福島にあった風土病なのかという話なんですよ。これを解き明かすためには、全国的に福島に近いサンプリングをして、みんな健康診断、東日本、西日本も、サンプルを取っていきながら。もちろん比較を以前もしているんですけど、サンプル数が少なすぎて比較にならないんですよ。事故前にあったルールさえも無視して基準を引き上げて安全だということで、国が先々のことは因果関係がはっきり出来ないからということで、逃げ切りをしてるんですよね。事故が起こった後、覚えていませんか。直ちに影響はありませんと言いましたよね。これがすべての答えなんですよ。大丈夫ですよ、まったく大丈夫ですと国は言ったことがないんですよ。直ちに影響はない。その影響をいかに少なくするか、危険か安全かわからないんだったら、予防原則に則る。危ないと思って対処して、避難したい人は非難する権利を国がバックアップすることは絶対にやらなきゃいけないし。事情があって移動出来ないんですという人に対しては、子供たち、大人も望めばデトックス、体の外に出しやすくするような、これ実際にチェルノブイリで今でも行われていることなんです。サナトリウムに入れて体内に蓄積したものを出すというようなこと。こんなこともしないという。[当時の赤ちゃんが、今二十何歳になっても毎年、甲状腺がんの検査をされているということですからね。私たちが焼かれて灰になっても、そこに放射線が残るということですよね] ― そうですね、濃縮されるでしょうね。蓄積されている分がね。ソビエトとかはちゃんと考えているんです。要は人々がいないと国が成り立たない、人々から税金を頂かないと国が回っていかない、当たり前のことですよね。今だけを考えた判断なのか、この国の未来を考えた判断なのかということを見間違えたというか、その責任は凄く大きいですね。だからこそ、この国家犯罪をみんなで声を上げて、このことだけじゃない、全部つながってる。人を使い捨てるようなことを止めさせなきゃいけないというのが、たぶん今の課題だと思います。