川田 龍平
川田バスト
第163回
2015年07月29日 放送

維新の党 川田 龍平 参議院議員

川田議員にインタビューするのは、川田氏が国会議員になったばかりの時と2回目ですが、とても素敵なフェロモンが出ているのは、やはり奥さまの影響だとつくづく思いました。

奥さまは、ジャーナリストで作家の堤未果さん。今回初めて著書を読ませて頂きましたが、すっかりファンになってしまい全ての著書を買って読みたいと思います。

同志として、同じ夢を持つ二人は日本の未来の為に役立っています。堤未果氏はアメリカの9.11のテロが起きた時、隣のビルの野村証券で勤務。逃げる際に人が降ってきたのを目撃。

そんな経験からもジャーナリストになったそうです。

川田議員は医療制度改革の議員立法を作るために奮闘しています。

(動画より文字おこし)

維新の党 比例区 2期目(2015年7月29日収録時点)

[大変ご無沙汰しております。前の“みわちゃんねる”で第102回目に出ていただいてます。堤未果さんと、もうご結婚されていたんですよね。今回初めて読ませていただいて、すごく面白い本ですね。]― ありがとうございます。[読むと危機感が迫ってきて〈これからどうしたらいいんだろう〉って事を思います。今回サンプルで持ってきていただいて、こんなにたくさん出ているんですね。]― こちら(沈みゆく大国 アメリカ 逃げ切れ!日本の医療)は、日本の医療制度の事について書いていて、こちら(沈みゆく大国 アメリカ)はアメリカの事について書いてます。両方読んで頂くとアメリカと日本の医療がよくわかるんです。[私も第2弾から読まさせて頂いてますが、これは是非全部読みたいです。]― この前に(貧困大国 アメリカ)と(貧困大国 アメリカ2)ってのが出てます。2ってのが売れないんですよね。それで出版社が2って入れたくなかったみたい。[新聞読んでも必ず紹介されてますしね。]― 是非読んで頂ければ。(貧困大国 アメリカ2)の後(株式会社貧困大国 アメリカ)が出て(政府は必ず嘘をつく)って本が出てます。[これも読みたいですね。]― 政府の話いろいろ書いてます。それで自分で出した本が(誰も書けなかった国会議員の話)で、無所属であった頃にあったことで、政治から目を離さないで下さい、って事で誰も書けなかった話を書いてます。国会のことを知るにはこれ、って事で。[皆さん、是非読んで頂きたいと思います。注意とかされませんでした?]― 誰にも注意されなかったですよ。その後に(医療格差)っていうのを出して、日本の医療について自分も書いてます。[ご夫婦で似ていらっしゃいますね。どんな会話をされるんですか。]― いろいろです。政治的な話、医療の話とか楽しみの話、趣味の話いろいろです。[絵に描いたようなご夫婦ですね。羨ましい限りですね。私を筆頭としてここは(スタジオ内)独身が多いですからね~。皆さん買いましょうね。この後に出すのはすごい気が引けるんですけど、これは私が書いた本です。(あきれたふざけた地方議員には騙されない)]― すごいですね。永田町を最もよく知る女性インタビュアー。ホントに今、地方議員は注目されてます。[維新の党のような新しい党が、国会議員だったら別ですけれど、地方議員を精査する目を養っていくというのは、大変ですよね。]― 厳しくやらないといけないと思います。ホントに分からない人いますので。その中で審美眼というか選択眼を試されるところありますのでね。自分は厳しくしてるつもりでも、党が大きくなってくると〈自分が責任持つから入れてくれ〉って言ってくるんですよね。それで入れるんですけども、何か問題起こした時にホントに責任を取ってくれるのか、って話なんですよ。〈辞めさせてくれ〉とかそういう責任を取って欲しいんですけども、なかなかね。

●幸せ度数年表

(クリックで拡大)

第163回川田龍平

 

[1976年小平に生まれたんですね。生まれた時は100%ですね。]― 生まれた時は分からないんですけど、今考えると痛かったのかな、でも生まれてきたことは幸せな事なので。[そうですね。これ与党体質です。大体皆さん野党で来る時は0からのスタートです。]― そうですか。[そして、ここが下がってます。]― この辺がちょっと分からないんですけど50%ぐらいかな、と。血友病という病気があって、何とか治療しながら生きてきて血液製剤というのを注射で使っていました。80年代にエイズの問題が出てきた時に、アメリカからの輸入の血液製剤で感染したという事を知ったのは10歳の時でした。[それは自分の身体が痛くて知ったのですか、それとも誰かからの告知で?]― 体調が悪かったので定期的に病院にかかってはいたんですが、血液検査をした結果感染している、と医師が母親に言って、母親から告知を受けたのが10歳の時です。[どういうふうに体調が悪くなるのですか?]― HIVの発病はしてないんですけど、免疫が落ちてだるくて風邪を引きやすくなったり体調が悪かったりして、おかしいな、と思い始めた頃感染していることが分かって。母親は医者から(聞いて)知って1年近く悩んで。10歳の子供にHIV感染を告知することがいいのかどうか大変悩んだそうです。今、癌も大分治療できるようになってきてますけど、癌で大人でも告知にはね。告知しないってケースもありますので。HIVの時も、治療法が無く人に感染させる病気だということと、治療するに当たり〈自分の病気のことを知ってもらいたい〉と思って悩んだ末に、話をしてくれたんですね。[それは母親として辛かったですね。]― その時、〈自分はエイズになったら自殺をするよ〉と言ったんです。母親は〈早かったのかな〉と思ったそうなんですけど、言ってしまったことは取り返しがつかないので〈いっしょに頑張っていこうね〉と。告知を受けた後自分は〈長く生きられないんだな、そんなに先の事は(将来は)考えられない〉と。当時はエイズは発病したら苦しんですぐに死んでいく病気で、発病する前でも5年以上は長く生きられない、と言ってましたので。[薬も飲んでらっしゃるんですか。]― はい、ずっと飲んでいます。大分進展してきて薬が良くなってるんですね。薬がこの辺から(年表を指しながら)出来てくるんですけど、最初は新薬が1種類ぐらいしかなかったんですね。だんだん複数の薬を組み合わせて作られるようになってきて97年くらいからポンと良くなるんです。何種類かの薬を飲み合わせることで薬の効果が出てきて、ウィルスの量も大分減って免疫も上がりました。今では免疫の方は殆ど問題が無いくらいです。[副作用は?]― ありました。出血しやすくなって関節の障害がちょっと。軟骨が磨り減りまして。年をとって軟骨が磨り減って痛い、というのと同じです。[出血というのは何処から出るんですか。]― 内出血をするんです。血友病というのは血が止まりにくい病気ですが、副作用で出血しやすくなるんですね。それで大変だった時がありました。でも今は薬が1日1回でよくなりまして4種類ぐらい飲んでます。高価で値段の高い薬です。日本の国民皆保険制度があって、裁判で和解があって、国の責任でしっかり治療をする、という事が盛り込めたんです。高い薬でも保険制度と自己負担をゼロで飲むことが出来るようになりました。今は薬の恩恵で生きていられます。[96年から97年に実名を公表されて、昨日の事の様に憶えています。衝撃的でした。それから20年経っているわけです。]― 早いですね。今大学生に話に、講演に行ったりすると知らないんです。憶えていないというより、生まれていない人達なんですね。96年って丁度管さんが厚生大臣になった・・・。[カイワレ食べた時ですね。]― そうそう。良く覚えていらっしゃいますね。管さんが厚生大臣になっていなかったら、多分和解にはなってなかった、と思うんです。[管さんの功績ってそこなんですよね。]― 薬害エイズのことを解決に向かわせた、という意味ではね。管さんだけではなくて、枝野さん、自民党の衛藤晟一さん、五島正規さんとかいろいろな人がいて、和解が成立してるんです。その時に政治の力の大きさというのを感じたんですね。[原点はそこなんでしょうね。政治によって変わった、ということですよね。]― そうなんです。自分が国会議員とか政治家になるということは考えていなかったです。19歳の時実名公表した時は、20歳までも生きられるかどうかわからない、という。同じ病室の友達が亡くなったりしていたので。当時は、5日に1人亡くなるという状況の中でなんとか、生きているうちに解決(したい)とも言ってました。自分としてはこの問題は〈自分が生きていなくても2度とこういうことは引き起こして欲しくない〉と。〈そのために自分は裁判で勝ちたいんだ〉という思いで裁判を闘っていました。[国民の方々もいろんな運動をされてましたね。]― そうですね。あの時はホントにいろんな方々が応援して下さって。黒柳徹子さんとか坂本龍一さん、小林よしのりさん、学者の浅田彰さん、仲村トオルさん、泉谷しげるさん、南こうせつさん、ホントに色んな人が応援して下さって支えてくれて、国民の世論というのが非常に大きかったです。世論によって政治が動いたんですね。[帝京の安部英医師とか]― あ~、もう亡くなりましたね。[時代は早く過ぎますね。そして初当選ですね。何党で?]― 無所属だったんです。31歳の時に東京選挙区で。[四谷に事務所がありましたよね。]― そうです、そうです。良く覚えていらっしゃいますね。[はい、前を通ると覗いたりして・・・そして結婚があるんですね。]― はい、翌年、32歳の時に結婚しました。[どうやって知り合ったんですか。]― たまたま本を読みまして。「グランドゼロがくれた希望」っていう。この本は彼女が9.11を、ニューヨークの(貿易センタービルの)隣のビルの勤務先で間近で。[どこにお勤めだったんですか?]― 野村証券です。働いてた時に事件が起きて、彼女はそこから逃げて生還したんですね。[よく映画などで9.11の映像をやってますけれども、上からガラスやいろいろ・・・]― 人が降ってきたって。ホントにその現場にいて。その経験をして、その後大好きだったアメリカが9.11のテロの後変わってしまった、と。それに、ショックを受けてジャーナリストを志していく、というストーリーです。それを読んで〈是非会いたいな〉と思いまして、自分から連絡をとって。[え~積極的じゃないですか。]― そうなんです。[年の功はどう違うんですか。]― 彼女の方が5つ上です。[そうなんですか。そういうのを感じさせないインテリジェンスがありますね。それで、いろんなお話をされて。]― はい、1日で意気投合して。[それは、当選された後ですか。]― 当選する頃ですね。〈出逢った〉という感じですね。[そして2期目の当選ですね。]― はい、2年前ですね。この時は、“みんなの党”だったんですね。[そうですか。解党しちゃったんですよね。]― そうなんですよ。初めてじゃないですかね、前代未聞というか。[ご紹介して頂いた、小野次郎さんもかなりショックなようでした。その前の落合貴之さんもね、心に傷を受けてますよね。]― (笑)彼は、その時議員じゃなかったですけど。[議員じゃなくて、支部長をやってたんですって。それで、特定秘密保護法案の反対で支部長を辞めたそうです。]― 彼は、信念があるんで。[バッジを付ける前に信念を出す人ってなかなか気骨ですよね。]― うん、いないですよ。でもね、みんなの党は、党が変わっちゃったんですよ。最初の志というか結党の精神っていうのは、〈改革をしていこう〉と。面白い党で自由闊達な議論があって〈ホントに新しい事をいろいろやっていこう〉という。ホントに希望に満ち溢れていた時代に、江田憲司さんに誘われて、みんなの党に入らせて頂いたんです。結党の時も何度も誘われたんですけど、江田さんは自分が当選された時に無所属だったんで〈期をみて動いた方が良いよ〉とアドバイスしてくれました。色々な時に(結党の時も)誘ってくれました。無所属だったんでこれからどういう風に政治活動をやっていくか、という時、まず支援者に説明をしていかなきゃいけないと。どういう道を選択するかでかなりいろいろな人の意見を聞きました。当時は民主党が政権をとっていて政権交代をしたばっかりで、与党だったんです。当時、東京選挙区の3人目にならないか、って誘われました。[民主党から?]― はい。当時5人区で今度6人区になるんですけど、民主党の支持率から言えば、3人目を通す自信があったんでしょうね。[誰からですか?]― 当時の選対委員長ですよね。石井さんです。[え!この間、神宮ゴルフ練習場でみました。]― 凄い人ですよね。断るのも怖かったです。いや、ホントに怖いんで。社民党の福島さんからも誘われました。色んな人から誘われて無所属でいる、という選択肢もあったんですけど、みんなの党に。[地方議員と違って国会は無所属だと何も出来ない、というのを感じられたと思います。]― そうですね。この本「誰も書けなかった国会議員の話」にも書いたんですけど参議院は、1人でも質問時間が確保されていてそこそこ活動できるんです。衆議院はもっと酷いですよ。ほとんどやっていけないと思います。質問に立つ機会も何回かに1回立てればいいか、それも大政党に質問時間を優遇してもらったりして、ようやく質問に立てます。参議院は“緑風会”という会派があり、無所属の議員がたくさんいます。たくさんいたので無所属であっても質問時間を必ず1人、最低時間を確保されているんです。参議院の良い所です。質問の機会は必ず1回はあるんです。最初の無所属の時は、仕事はそれなりに出来てました。ただ自分が希望する委員会に入ったり法案を提出したり、本会議場で質問に立ったりとか・・・。[あと、議会運営委員会にも入れないですよね。国会の裏側でどういう事が話し合われてるか、という事が全く分からないですよね。]― 議運課の職員から話は聞くんですけど、党内とか会派がないと、始まる前のそういう動きには関われないので、無所属だと限界はあります。それを感じていた時、みんなの党に入らないかと話があって、自分も厚生労働委員会でやりたかったので。[じゃあ、無所属時代は厚生労働委員会に入れてなかったんですか?こんなに国民の民意を得ていたにもかかわらず?]― はい、環境委員会だったんです。[だって、川田さんが国政に行くという事は、やりたいことは誰がみても分かる事ですが、それも采配されないという事ですね。]― そうですね。国会の中では大会派が優先して希望する委員会を選んでいくんです。あと医師会や看護師会の代表とか業界団体の代表は絶対に厚生労働委員会に入るってこと。それと民主党は労働組合出身の議員ばっかりなんですよ。労働組合出身だと労働問題やりたいから厚生労働委員会に入りたいっていう希望がありますし、女性議員も大体入りたいって言います。民主党の中にも医者がいますし、医療業界の人や労働組合業界の人や保育のことをやりたい女性や、そういう人たちがみんな厚生労働委員会に希望を出すので、無所属では中々入れない。[みんなの党になってからようやく入れたんですか。]― みんなの党に入って、(党員が)10人増えたんですね。11人になってようやくすべての代議士委員会に希望を出せるようになって。その時もたまたま、みんなの党の中に医者がいなかったから入れたんですよね。その後、薬師寺さんって方が入ってきて業界団体の人も入ってきて、交代でやったりとか。[無所属の弱点ですね。大会派は強いですね。]― でも、民主党に入っていても実は希望する委員会に入れない。[どうしてですか?]― 多すぎて。民主党は労働組合出身の人が多いんで、その中で強い人が入ります。労働組合で入っても厚生労働委員会じゃない人います。民主党に入ったからといって必ずしも厚生労働委員会に入れるかというと、その辺は条件交渉をしていかないといけないと思います。自分は民主党だと思われてるところがあるんですが・・・。[え、そうなんですか。]― 自分としては、最初無所属で環境委員会をやって、その後みんなの党が11人になってから、ようやく厚生労働委員会に入れたんです。[それから、結いの党に入って、今は維新の党じゃないですか。奥様はそのことについて何かコメントされてるんですか。]― いや、何も言ってないですね。「いいんじゃない」って感じです。結いの党は作ったんですよ。結党からいるので。維新の党もですけど、入ったというより作ったんですね。この間、小野次郎さんも言われてましたけど、〈自分は変わっていないんです。党が変わったんです。〉国民からはどう見られているか、ちょっと違うんじゃないかと思う。[今は、1強時代です。第3極というか、こういう受け皿がないと。これから政治を志す方とか自民党はどうしても嫌なんだ、という人の受け皿が無いですよね。やはり、維新の党で頑張って頂かないと・・・。国民の大多数は自民党を支持してるわけですが若い人は〈そうでもない〉という人が多いです。]― 圧倒的多数は無党派です。40%。[決めかねてるから、盆踊りに来てくれたりおじいちゃんのお葬式に来てくれた人に入れちゃうんでしょう。]― そうでしょうね。でもそうじゃない。(選挙に)行かない人が40%いるんですよ。行く人のうちの20%~30%ぐらいの人が入れた票で、小選挙区だから通ってきてるんですよね。だから40%は無党派層でそれがどう動くかで選挙の勝敗を決めているんです。20%~30%の自民党の支持層は固定してあって、それと民主党が8%~10%ぐらいのところで。あとは4%とか3%ぐらいで小政党として残っています。圧倒的には無党派の40%なんですよね。そこが、何処に入れていいかわからない、ってことですよね。[それを、人間関係で入れてしまうのはね・・・。]― 僕は、小選挙区制っていうのは弊害というか問題が多いと思っていて、今は小選挙区の方が県の議会議員よりも選挙区が小さいんですね。世田谷区なんて、世田谷区議会議員よりも選挙区が小さいんです。そうすると、区議会議員よりも小さい範囲の人を相手に選挙をやっているので〈そこで選ばれればいいや〉ってことで。盆踊り行ったり花火大会に行ったり、週末は忙しく歩き廻ってる衆議院議員とかいます。努力は凄いです。でも、それをしないと当選しない選挙制度になっちゃってるんで、来てくれ来てくれと、求められるんですよ。競争なので行かないと駄目っていうことになります。競争の社会なので負けます。区議会議員よりもくまなく町内を廻って、夏は盆踊り、冬は餅つき、春は入学式・卒業式、秋は祭りで神輿を担いで、っていうのが国会議員の仕事みたいになっていて。[今の時期国会議員に会うと色が黒いですもんね。]― もう真っ黒ですよ。街頭演説やってる人もいますけどね。国会議員として国の仕事をやるっていうのが、区議会議員よりも地元に密着してる。その方が国民の声を聞けて良い、って人もいます。実際、柿沢幹事長なんかは両方やってますからね。体力がないと出来ないと思う。[普通の人じゃないですよね。]― スーパーマンですね。尊敬しています。[昨日のコメントが良かったですね。国立競技場の。局長が辞任したという事で〈トカゲのしっぽきりじゃないけど、こんなことで終局に向かわせようと思ったらセンスがない〉と。その通り、って思っちゃいますね。]― 近いっていう事もあるけど、あの人は地域活動もやり、選挙活動もやり。楽してる人もいるけど、国会議員によって働き方が全然違うんですよ。柿沢さんの例を挙げると、江東区の行事に全部出て、国会質問も自分で作って、委員会を3つ掛け持ちしてた時期もあるんですよ。厚生労働委員会と国土交通委員会と総務委員会と。質問も全部やって党務もやって。スーパーマンです。そういう能力が高い人は小選挙区で勝てるんですけど。そういう意味では、仕事をやってる人と、国会をやってなくて地元だけを廻ってる人とがいるわけで、その辺を国民はよ~く見極めて選んで欲しいなと。ホントにそう思います。[そうですね。地元に来なくなると頭が高くなった、って言われるし。大変ですよね。]― 勿論、地元に全く行かないというのもね、おかしな事になってしまうので行って欲しいですね。そういう意味では、国民とこういう所で会って直接触れ合う機会がないと。ふんぞり返ってしまう。周りの人が先生、先生って言いますしね。[永田町に行くと全部やってくれるじゃないですか。〈この字読めない〉って言ったら役人が来てくれるし。]― そこまで酷くはないと思いますけど(笑)。人によりますからね。でも国会議員になって勘違いしていってしまう、土壌はあるんですよね。元役人は名前を憶えてくれなかったりすると激怒する人とかいます。国会議員に限らずですけど、皆そうじゃないですか。先生、先生って言っとくと間違えないじゃないですか。例えば山崎さんの崎の字が、山なのか立なのか大なのか、とかね。あれだけで嫌だって人がいるんですから。[国会議員の方でも激怒する方がいらっしゃる?]― いますでしょうね。皆自分の名前は大事だと思いますので。間違えないように、先生、先生って言ってるんですよ。[そうですね。そうすると今度は鼻が高くなっていくと。]― ん~、上がってっちゃうんですよね~。[ですって。みなさん。それでは一旦締めたいと思います。]

●最近の政治トピックス

[今どんなことをやられてるんですか?]― 安全保障の法律、これが政治的に関心が高い。でもホントはみんな社会保障とか、そういう事を心配しているはずなんです。世論がマスコミによって作られていると思います。アンケートをとれば〈社会保障はどうなるんだろうか〉と。日々の暮らしの不安ていうのはすごく感じていて、今日委員会でもミサイルが飛んでくる不安よりも将来の不安の方が大きいです。[そうですね。預金通帳見ながらそう思いますよ。]― 年金がいくらもらえるんだろうか、医療は大丈夫なんだろうか、子供の教育費はこれからどれくらいかかるんだろう、とか。日々の暮らしの中の不安や不満が大きいわけです。[奥様の本に書いてありましたけれど、アメリカの高齢者は数年で1億円が軽くとんじゃうと。]― お金があるかないかによって、福祉や医療は変わってきます。[お金がないと人間の尊厳が保てないんですね。]― そうです。アメリカのような社会にだけは、日本はしてほしくない、させたくない、と思っていて。TPPのニュースがこれからまた大きくなってきます。この本を読んで頂くと分かるんですけれど、日本が、日本でなくなっちゃうかもしれない、ぐらい今のこの制度改革はどんどん進んでいます。アメリカの言いなりになったら、アメリカのような社会を日本が受け入れていっちゃうので、そうなると、今までの医療や福祉が受けられなくなるかもしれない。その危機感。単に財政だけの問題じゃなく、制度として医療や福祉が替えられてきているので。[このままでいくと日本の医療や福祉の制度というのは崩れてしまうんですか?]― そうですね。もう崩れてきています。[そういう法案が出来ているんですか。]― 今国会で〈国民健康保険法改正案〉というのがありましてそこに患者申出療養というのがあったんです。この本にも出て来るんで是非、この「日本の医療」というのを読んで頂きたいんですけども。盲腸の手術に200万払えますか?ガンの新薬は今度(から)毎月100万ぐらいかかります。

[え~!年間で1200万円?]― そうなんです。普通払えないでしょ。今までは健康保険で月額の最高額(限度額)があって、今ちょっと上がりましたけれども、所得の高い人でも限度額があったんです。毎月いくらまでという最高額があって支払う額が決まっていました。毎月定額を払えば医療が受けられたのに、これからは“患者申出療養”といって、いかにも患者が望んでいるからそうなっているかのように思われる制度なんですが、この法案が通りました。(それによって)“混合診療”が解禁になります。この“混合診療”は、〈日本ではやっていない〉といってますけれども、徐々に広がってきています。ちょっと前に“先進医療”というのが出来て、今度は“患者申出療養”が出来たんですけど、その制度を使っていくと、保険で基本的な検査とか(には)かかることが出来るんだけど新薬(新しい薬)とか未承認の薬については自己負担ですよ、と。組み合わせが出来て、自分が払うお金は保険も使えるから得、のように一瞬思うんです。実際は、保険と自己負担の分の額が毎月100万になっていきます。新しい薬を使いたい人達はお金を払ってでも使いたい。薬の会社は認可をしてもらう為に治験をして薬の安全性と効果を見極めるんです。そして、国が認めると薬価が決まって保険で支払が出来るようになります。ですが、それをやらなくても薬が売れるようになる。承認の為の治験をやらなくても早く売れるようになり、価格を企業が決められるようになる。[危険ですね。金儲け主義になってしまう。]― そうです。強欲な資本主義になってしまう。お金がある人は、効くかどうか分からないけれど早く(新薬を)買える。それを患者が望んでいるからと(患者申出療養を)入れたんですが、やり過ぎていくと〈患者が買ってくれるんなら、わざわざ保険にしなくてもいいじゃないか〉となっていきます。10年後にどうなるかってことなんですよ。今は少ないシェアだったとしてもこれから“患者申出療養”による医療の枠の方が大きくなっちゃって新しい薬は全部自己負担の薬になってしまう。毎年薬は良くなっていくわけですが、新しい薬がどんどん入ってきても保険に収載されないということになった場合。お金のある人しか良い医療が受けられない。[法案が通ったとして、10年後かなり格差が開いていると懸念をされているんですね。安全保障と同じですね。その時誰がいじっているかということですね。]― 法律としてそれが作られてしまうのがね。[誰がやっても安全で誰がやっても格安に、私たちは医療を受けられなければいけない、という事ですよね。]― 公平に低価格で受けられるようにね。日本の皆保険制度は、優れた制度として、日本の宝として世界でもすごく評価されています。こういう制度は他の国にも輸出していけばいいと思います。制度として進めていくことによって、他の国でも医療や公衆衛生とか保険とか、日本は世界貢献が出来る国なんです。[それを保つ為アメリカの言いなりになってはいけない、と。この本を読ませて頂くと、中曽根康弘さんの時代から徐々に日本の医療機構は変えられているんですね。知らなかったです。政権を重ねるごとに日本の医療制度ってアメリカよりに変わってるんですね。それが良いんだったらいいですけど、悪い方に傾いたら私たちにとっては良くないことですね。]― 今度TPPで新しい薬の知的所有権も関わってきて。TPPっていうのは単に農業の関税の問題ではないです。そればっかりNHKとかが取り上げていますけど、そういう事だけではない制度を一気に変えていく、改変に繋がっていく事です。すごく注目をしています。是非本を読んで頂いて。テレビでは殆ど取り上げてもらえない話題です。この間偶然、報道ステーションがTPPのことを少しやってましたが、医療の事については殆ど取り上げられません。[なんでですか?]― あのね、今はディレクターが飛ばされたりとか・・・。[反アメリカのことをやるとですか?]― いろんな話題の事を取り上げるとすごい圧力が(かかるんです)。スポンサーを通してもそうですし、会社内の人事とか業界の人に聞くと、自己規制も進んでますし番組そのものが無くなったりキャスターやラジオのパーソナリティーが変えられたり、いろいろと聞いてると恐くなるくらい言論統制が起きてます。[そういうのって、アメリカ大使館がチェックしてるんですか。]― 結局自主規制なんですよ。圧力がかかって自分達がやらなくなっていっちゃうんですね。いくつかの例があれば、自分達で出さなくなっていくのでね。自主規制で進んでいて結局報道が、報道たりえなくなってきているんですね。今ペンで書くのは本くらいしかないんですよ。だから、一生懸命本を薦めているんです。ネットもニュースがどんどん消えていってます。URLがあってクリックしても見れないことってあるじゃないですか。ニュースなんて分単位、秒単位でころころ変わっていくし、あったと思った記事が無かったりとか。特定秘密保護法案が通ってからはブログも危ないっていうんで、みんなブログも書かなくなってきてるしね。[そうなんですか?]― そうです。ブログも書けなくなって気が付いてる人は閉鎖してます。今それぐらい情報が得られにくくなっている中で、ホントのことを言ったり書いたりする人って貴重なんです。みわちゃんみたいにホントの事をバンバン言ってね。[影響力が少ないと何でも言えていいんですよね。]― (笑)これから影響力が増してくると思いますので。[そうですね、がんばります。あ、フリップは出さなくて大丈夫ですか。]― 政治の話をする時に、ずっとこれをやってるんですけど、今自分が取り組んでいる事です。薬の安全と効果を検証する治験が臨床試験の中に入ってるんですけども(指差しながら)ここは法律で括られて決まっているんです。けれどもここが(指差しながら)法律で決まっていないんです。例えば、ディオバン事件ってありました。ディオバンという高圧剤をたくさんの人が使っています。治験はクリアして販売されている薬で、(人を対象にした人体実験ではなく)被験者を、患者を、保護することをちゃんとやったうえでの臨床試験っていうのをやるのに、日本では法律が無いんです。指針といってガイドラインのレベルです。違反したとしても罰せられない。すごくゆるゆるになってしまって不正が起きています。そこを治験と同じように臨床試験まで法律で法制化していきましょう、というのをず~っと。自分が薬害の経験を受けて自分のような被害が2度と起きないように、ということで。その為の法律を作りたいと思って今法案提出までいきました。[良かったですね~。]― でも8年かかりました。ホントにこの法律を今国会で通したい、と思ってます。[それは、自民党の賛同を得られないと駄目なんですか。]― 野党が出した議員立法が通るには、与党が出してきた議員立法と同じ数というか、バランスなんです。与党と野党が出している議員立法のタイミングがあえば通るし。今国会も危ういな、と思っているのは、あんまり言うと実現しちゃうかもしれないけれども、安保の法制で政府与党が強行採決なんかしたら最後、議員立法なんかしないで終わっちゃうかもしれないんですよね。そうすると議員立法が成立しないですね。[なかなか議員立法が出来ない永田町じゃないですか。実体験に基づいた悲願ですものね。]― 是非この〈臨床検証の適正化法〉というこの法律を成立させたいです。[どなたかがおっしゃってましたけど、〈法案の棚卸し〉を今やっていると。使えなくなったりいらなくなった法案っていうのはたくさんあるんですよね。こういうのは、是非上げてほしいですよね。]― この法律は是非作りたいと、皆さんで作りたいと思いますので。[これが通ったら辞めちゃうとか、そういう事はないですよね。]― これを通した後も課題は残っていて、この後出した本で〈この国はなぜ被害者を救わないのか〉というのがあります。この本も読んで頂きたいんですが、原発事故で被災をした子供が放射性被爆の影響で、これから健康被害の問題が。薬害エイズの時もそうでしたけれども、隠蔽されてなかったことにされているけども、やっぱり健康被害は生じてくるし生じているんですね。福島だけじゃなくて、栃木とか茨城とか埼玉、千葉とか。ホットスポットって言われている地域に放射性物質の蓄積が起こっています。それによって被爆したことで、見えない、味がしない、感じられない(という)健康への影響がどれくらい出るか、というのは実は、化学的には証明をしにくいんです。血液製剤とかならいつ注射をしたか、とか分かるじゃないですか。そういう記録が残らなく放射線をいつ浴びたか分からないから、因果関係を証明することがすごく難しいんですね。そういう健康被害の問題は、これからもしっかりと取り組んでいかなければならない、と思っています。その法律も作ったので。法律って作っただけで使われないものもあるので、更に運用を。しっかりと使わせないといけないです。

[はい、わかりました。それでは、締めたいと思います。]

●今だから言えるあの日のあの出来事

[裏話的なことを教えて頂ければと思います。]― はい、今裏話いっぱいしちゃったんですけど。これに書いてあります。(本を持ちながら)いろんな事がありましたけど、間違って伝わってしまったことって修正が出来ないですよね。ここで言って修正になるか分からないですけど。[微力ですが言って下さい。ここにいる10人ぐらいが承認いたします。]― ありますよ。いろんな事が。あの時やじったのがこの人なのに違う人がやじった事になってるとか。[え~!それは大変な事ですね。]― 新聞記事とかも以外に間違えていて。[たぶん、ご自身では分かると思いますけど自分の記事も間違えてますものね。それが一人歩きしちゃうんですよね。]― そーです。週刊誌なんて殆ど嘘でも、ホントも入ってるんですよ。ホントも入ってるから嘘もホントみたいになっていて、読まれてる方は信じちゃう。新聞もですよ。最近、新聞も質が落ちてきてます。新聞でさえも信用できない。イギリスとか他の国では新聞、テレビの情報って、みんな7割ぐらい信じてないんですよ。日本って信じすぎです。新聞、テレビをあんまり信用しない方がいいですよ。世論調査なんてあれはホントにいい加減です。[聞き方があるって言いますよね。読売新聞の場合はこういう聞き方、朝日新聞の場合はこういう聞き方。]― さすが、詳しいですね。政党の支持率なんて特にそうですよ。〈あなたは何党の支持ですか?〉って聞かれた時。みんなの党にいた時に、“みんなの党”って思いつかないんですね。[最初に(党名が)出てこないんですね。]― 「あー、えーと何とかさんの党」ってみんな言うじゃないですか。聞かれた時に、パッと出てくるのは自民党っていうのが圧倒的ですよね。自分が支持してる政党がある人はそれを言うんですけれども、新しい政党って選択肢が示されて初めて「あ、維新の党」って言うんですよ。[聞き方としては、それを示さないんですね。]― 新聞によって違うんですよ。聞き方によって世論調査って結果が変わってくるので。[記事になる前にストーリーが出来てますからね。]― 最近はかかってきた電話で、「安倍政権を支持しますか?」という質問で「NO」と答えたら電話が切れたとかね。(笑)[それ通報があったんですか?]― ツイッターで見ました。それってどうなの?っていう。そういう操作をされてるんじゃないの?っていう。ツイッター情報ですからこれも(この話も)信じちゃいけないんですよ、みなさん。もう信じられないです。今はホントに自分の目で見て、感じて、やらないと。[自分で見聞きしたことも年月が経つと忘れちゃう、って事もね。]― 自分の良いように記憶はねじ曲がってますよね。難しいですよ。歴史家の検証に耐えうる何か事実とかね。歴史も変わりますし、教科書なんて嘘ばっかり。教科書すら疑ってかかって、いろんなものから事実を見極めていかないと。新聞だって5誌ぐらいあれば、いろんな新聞を読みくらべてみて初めて分かってくる。歴史なんてホントにちゃんと検証をしていかないと。

[わかりました。じゃ、質問行きます。]

●質問コーナー

[皆保険について、本当に適切に必要な人に、必要な薬や新薬が行くのがベストだと思うんですけども、医師会とか製薬会社とかいろんな所の経営も含めて、医療費が毎年1兆円ずつのびてます。この辺を、うまくバランスよくやっていくような何かお考えはございますか?(スタジオ内のお客様より)]― 医療費が毎年上がっていくというのは、新薬と医療の技術が上がる事によって価格が上がっていく。高齢化だけではないんです。高齢化して長寿になって健康寿命が延びていても医療費は非常に低く抑えられている、長野県みたいな所もあるわけです。そういう所は、訪問診療とかで地域をみる医者やナース、医療従事者(がいて)、医療に罹らないように予防(してます)。この本の最後の方にも書いてありますので是非(読んでください)。この本読んでると最初はスリルがあるんですけど最後は希望が出ます(もてます)。これ読んでるとドキドキして恐いんですけど最後には希望がね。日本の医療がどうやったら守れるか、教育とか予防の部分がこれからすごく重要になってきます。病院にかかる必要がないのにかかったりしているので、教育や予防によって防ぐことが出来れば医療費を抑えることが出来ます。そして社会保障費を抑えることが出来れば廻していけます。そういう社会をいかに作っていくか、と思います。教育と予防、医療制度やしくみが重要になってくると思いますので、それをやります。日本の医療をより良くしていきます。自分も医療によって命を救われました。薬害を通して感染させられた、という歴史もあったけれども、ここまで生きられました。医療についてはホントに日本の医療を守り抜いて次の世代に受け渡していきたいな、と思っています。[ホントにね。生まれてきた子供たちが何の心配もしないで風邪もひけるし盲腸にもなれる、という国でありたいですね。]― 海外に行った人達も、歯の治療をするために日本に帰ってきたりしてね。ホントにアメリカとか行ってると(医者に)かかれないですからね。中国人はね、アメリカ国籍が取れるからって、アメリカで出産してるみたいですけどね。凄いですよ、妊婦が(アメリカに)飛ぶんですよ。[さすが、中国人。]― いや、人種は関係ないと思う。けど、恐いですよ。

[次の議員さんご紹介して頂けますか。]― はい、わかりました。