森屋 ひろし
森屋
第129回
2014年09月03日 放送

自民党 森屋 ひろし 参議院議員

山梨県都留市の幼稚園の園長先生→山梨県議会議長という経歴の、ふるさと愛のあふれ出る森屋議員でした。「山梨には、不動の富士山も、ワインもあります。あまり知られていませんが、あのキティちゃんのサンリオも山梨の企業です!そしてリニアモターカーが出来れば山梨~品川は15分です!!」と森屋議員。 様々な「山梨の夢」を語っていただき、ワクワクしてしまいました。まさに政治の原点を感じました。

 

(動画より文字起こし)

自民党(山梨県)1期目 2014年 9月 3日 収録時点

 

[山梨県出身で山梨県選出の国会議員ということで、なぜここにキティーちゃんのマグカップがあるんですか?]― サンリオの社長が山梨県出身で。サンリオは山梨です。[キティーちゃんは世界に発信しているんですよね。女の子の憧れです。ブランディングが山梨からですからね。世界が誇る山梨県ですね] ― ありがとうございます。富士山、ワイン。[あと、リニアモーターカーですね!] ― 私の地元に実験センターがあります。一般の皆さん方が抽選で乗って頂けるようになります。エントリーして下さい。[ネットで、ですか?]― はい、ネットで。[金丸信さんの頃からの懸案事項で、何でまだやってるんだ!と草葉の陰できっと怒っていますよ。早くしろ!と(笑)]― あと13年位で、東京、名古屋間が40分間でつながってまいります。[「山梨は肌にいい」のポスターは何のポスターですか?]― ワインです。ヨーロッパで爆発的に甲州ワインが売れています。[今日は組閣の日。どうですか?]― 第二次安倍内閣。[行かなくて大丈夫ですか?]― まったく、大丈夫です。[6時半から安倍さんの記者会見です。今はどういう感じですか?] ― みなさんと全く同じ感覚です。凄いなあと思ってテレビを見ています。[人選で驚くような方はいましたか?]― マスコミのみなさんの触れ込みがかなりありましたからね。逆にそれから外れた方がどう思っているのかなあと思いますね。マスコミで騒がれた方が実際にはそうならない、そういうこともあるんだろうなあと。[「みわちゃんねる」にも出て頂いて、親しくさせて頂いている逢沢一郎さんが今回も。あそこまで行くと無冠の帝王で、何も入閣だけが議員たるものじゃないですからね]― いろんな場面で役割が。だから私たち一期生も、それぞれの役割があるんだなあと思ってますけどね。[自民党は一期生が多いですからね]― 昨年、34名。なかなか素晴らしいメンバーがそろっていると思います。34名の内、14名が県会議員の出身、私を含め。これは貴重じゃないかなと。アベノミクスと言われている中で地方再生というのが大きな論点だと思うので。この仲間、14人は大変貴重だなあと。14人の内、5人が市長さんなんですね。県会議員をやって首長をやって参議院に来ている。これは貴重な存在だなあと。グループを作りまして、この仲間でいろいろな政策の勉強しようということで。[何という名前のグループなんですか?]― 世耕さんに名前を付けて頂いたんです。「健議会」健全な議論をする会。地方を経験しているというのはこれから貴重なことだと思うんですよね。地方の声は中央に届かないというのが、一般のみなさんの感覚だと思うんですよね。一方には今は若い方々ですよね、国会議員を目指して、このタイプは衆議院に多いんですよね。バーンと出てらっしゃる、これも素晴らしいと思うんですよね。[小泉進一郎さんとかですね]― 官僚を経験された方も。[山田しゅうじさんみたいな方]― そうですね。昨年当選の私たちの仲間の中にはキャリアを経験された方もたくさんいます。その中に私のように地方議員を経験した人間もいたりして、いろいろな人材がたくさんいて。大変すばらしい34人だなあと思っています。[やはり地方議会から上がってきた人というのは選挙が強いですからね。選挙のことを知り尽くしていますからね。マスコミでワーッと集票するタイプではなくて、何番地に誰がどこにいるとか全部わかっている人たちですから]― それからお話し忘れましたが、知事も二人いるんです。太田房江さんと岡山の石井正弘さん。[太田さんのお蔭で「みわちゃんねる」何千とアーカイブが上がったんですよね。太田さんの影響力って凄いなと]― みんな、太田さんを「姉さん、姉さん」と言っていて、本当に姉さん的存在で素晴らしいですよね。[笑うと可愛いんですよね。(笑)]― 普段も可愛いです。(笑)

 

●「幸せ度数年表」(クリックで拡大)

第129回森屋宏

 

 

 

 

 

 

[1957年生れということで、カーブが上にずっと上がっていますね。生まれも山梨ですか?山梨のどちらですか?]― 都留市です。都留文科大学、ゴルフ場も6つあります。[ブリティッシュガーデンというのがあったんですけど、なくなっちゃって。大月カントリーになって]― お詳しいですね![桂川が流れていて、大好きな所です。私は八王子ですから近いので]― いつでもおいで下さい。(笑)[学生時代はどんな感じでしたか?]― 学生時代はのほほんとしていました。実は私、家が幼稚園なんですね。おふくろが私が小学校一年の時に上がる時に、そこまで小学校の先生をやっていたんですけれど辞めちゃいまして。それで幼稚園を作ったんです。[地方議会で幼稚園の方は多いんですよね.]― 国会議員にも多いんですよ。学校法人の経営者、船田元さんなんかも。[大学を卒業してすぐ幼稚園の先生に]― 大学も幼稚園の専攻ですから。[大学はどちらですか?]― 北海道教育大学というところです。[幼稚園の先生になるために]― それしかないと思っていました。子供が大好きです。[ちょっと前だと男子たるもの、子供なんかと遊んでいられるかというタイプの方が多かったじゃないですか]― ですから、大学を出て最初に幼稚園に入った時には地元のマスコミに「県内最初の男の幼稚園の先生と」そんな触れ込みで、三十数年前に取り上げて頂きました。なおかつ、大学の卒論は「幼保一園化」来年からその制度になりますけど、幼稚園と保育園を一緒にして新しいこども園になりますけれど。大学の卒論は「幼保一園化」一つにしてやっていこうという。[大学の時からそういう構想があったと。世間が追い付いてきて実現化すると言う]― 来年からその制度がスタートします。[幼稚園の先生は大変ですよね。当時はそんなに親がうるさくなかったけど] ― 今は大変でしょうね。[今は幼稚園の先生はやってらっしゃらないんですか?] ― 県会議員の時はずっと園長をしていました。昨年、参議院議員になりましたんで、今年の3月で一応、園長を私の奥さんに任せて。[そして青年会議所にずっと入っていて]― はい、私はJCで育てて頂いたという感じですね。[カバン持ちとかもされて?]― はい、やりました。[そういうところから、いろいろなものが培われるんでしょうね]― いろんな場面に引き立てて頂いたというのが、実は私の幼稚園の歴代のPTA会長さんというのが、みんな地元のJCの理事長さんなんですよ。私の幼稚園のPTA会長をやって、JCの理事長さんをやる、そういう所で。幼稚園に入ったと同時に地元のJCに入れて頂きまして。[そして県会議員になったということですね。ご家族が政治に出られていたとか?]― いえ、全くありません。[今、一代目ということですね。どうして県議会議員になったんですか?]

― 私の選挙区は二人の選挙区で一人の方が地元の市長さんに転出してしまって。まだまだ田舎ですから、十何年前、県会議員になるのは地元の名士とかで、大変お金もかかった時代ではあったと思うんですけど。[私は八王子なので、山梨はおにぎりの中にお札が入っていると、しょっちゅう聞きましたよ]― (笑)いやー、そのくらい大変な田舎なんですね。県会議員に出るというのは、そういう家系に生まれた人でないとなかなか出来ないという土壌があったんですけど。たまたまお一人が市長になられて、そこに空きが出たという形で。二人の選挙区のところに5人が立候補して、私は最後の5番目に立候補して、何とか2番にギリギリセーフで入りました。[この頃から自民党だったんですか?]― その時に地元の国会議員の先生にもご支援頂いて、今その流れにいますけれども、自民党ということでさせて頂きました。[自民党じゃなきゃ嫌だったんですか?] ― 田舎はみんな自民党ですから。地方の県議会はほとんど自民党。深入りした話をさせて頂くと、二大政党のつばぜり合いがあった方がきっと健全な政治が出来るんでしょうけれども、今現状は地方は自民党でないとなかなか仕事が出来ないというのが、日本は世界の中でも独特ですよね。[自民党の中でも中選挙区時代のように切磋琢磨した方がいいのかもしれないですね。県議は何年されたのですか?]― 14年間、4期させて頂きました。[4回、選挙を勝って来たんですね]― そうですね。一番最初の選挙は大変で5人の中で2人を選ぶ選挙で、立候補が5番目でした。なおかつ、市会議員もしていませんでしたので、7カ月間、選挙準備をしましたけれど。地域を歩いても、「あなた誰?」から始まって。地域のご婦人のみなさんにお会いしても、「市会議員からやんなきゃだめよ」とか「県会議員はもっと家柄がないとだめよ」とか。そういうところを一軒、一軒、7カ月間、毎日毎日歩いて、最初は全然だめだったんですけど。最後なんとか飛び込んだと、当選させて頂いて。実は一回なってしまうと、その後は無投票。[えっ!そうだったんですか?]― 2回目、3回目、無投票。[山梨県も平和ですね]― 一回なってしまうと、と言ったらおかしいですけど。15年ぐらい前の時というのは県会議員選挙で、県会議員レベルで街頭で一人で演説しているとか、一軒一軒チラシを持って戸別訪問するとか、そういう選挙手法を使ってやる人はいませんでたんで。[じゃあ、何をするんですか?]― 集会をしたりですね。[だから、本当に昔の保守的な地盤なんですね]― 集会をして、夜はどんちゃん騒ぎみたいなね。[駅なんかに立つと、スタンドプレーみたいで良くないんですね]― 最初、言われました。[何て言われたんですか?]― 「駅なんかに立って」「道路に立ってみっともない」とかね。そういうことを言われましたね。でも今は、みなさん、それをやるようになりましたね。走りでしたね、その時は。それが評価頂いたというか、地域で今まで全然やっていないことを新しい手法でやって、そういう感じでしたね。最初は本当に大変でした。[政務調査費は山梨県はゆるいんですか?]― 私が議長をさせて頂いた時に、全国で2番目だったと思います。千葉の次に、政務調査費はゼロ円から全部、領収書付けるということで。日本でもトップレベルの厳しさだと思います。[そういうのを厳しくしてかげないと、あのような事件になっちゃうんですよね](元、兵庫県議会議員の政務活動費の号泣記者会見のこと)[野々村さんも何であのような事をしたかというと、次に受かりたいから。次に落ちた時どうしようということで、あのような改ざんをしてしまったと思うんですよね。そこの根本的な問題がある限り、あのような人は後を絶たないですよね。しかも政務調査研究費と言うのは会派にグループに出されますからね]― 山梨は会派と個人が、二段階、二層制になっていますから。[個人は難しいんですよね。視察に行くにも一人で行くのか、どうなのかというのがありますからね]― でも視察は必要ですよね。私、今日これを持って来たんですけど。ドクターヘリです。(ドクターヘリの模型がアップになる)実は山梨は日本で最初に、平成12年にドクターヘリが導入されたんです。最初は神奈川県と岡山県、二か所、試験的にやったんですけど。ドクターヘリというのは基地の病院から半径50キロの円を書きまして、それが行動範囲になるんですよ。神奈川県は伊勢原の病院からドクターヘリが出るんですけど。50キロの半円を書きますと、山梨県の富士五湖地方が入ってくるんです。八王子あたりも実は入ってくるんです。これを働きかけをさせて頂いて、山梨県も実験の時にエリアに入れて頂いて。ですから、日本で最初にドクターヘリを飛ばしたのは私たちの地域であり、主は神奈川県が経営していたドクターヘリですけどね。県会議員の議長をさせて頂いた時に「山梨にもドクターヘリを入れて下さいよ」と働きかけをしてきました。平成12年にドイツに行きましてね、ドイツはADAC、アダックという、JAFと同じなんですよ。ドイツのADACというのはオールドイツモータークラブ、日本で言うとJAFがやっているんですね。これは私たち、政務調査費を使ってドイツに見に行って、これは日本も必要だと。地方議員であっても見て来る。政務調査費が今、話題になって。国内だけじゃなくて、政治家たるもの世界中を見てきて、地域に何かそれを還元できるんじゃないかということをやるべきですよね。[そして参議院議員に昨年当選されたということですけれども。これは県議会委議長もやられて、4期もやられているから、そろそろということですか?]― 公募だったんです。[公募だったんですか?!]― 公募で、私の所の山梨は自薦他薦だったんです。私は他薦をして頂きまして。[誰から他薦してもらったのですか?] ― わかりません。それは見えないような自薦他薦で、最後に役員投票みたいな形で私に決めて頂いて。[無所属と違って自民党の凄いところはそういうところなんですよね。組織の中にまず入る、エントリーするのが選挙なんですよね。そして本選挙があるという。選挙が何段階もある。無所属はいい人もいるかもしれないけど、そういうのがわからないですからね。パッとした熱で入ってしまうという方が多いですからね]― 8月にカリフォルニアに行って来ましたけど、今年の秋の中間選挙に向けて地方議員も事前投票というか、予備選ですよね。全米、どこも。今年の秋の中間選挙に向けて連邦の議員もそれぞれの州の議員も市会議員も、それぞれの党で予備選挙。現職が予備選挙で落ちてしまうことがあるんですね。[恐ろしい職業ですね]― 事前の段階がいくつかあって政治家が出て来る。[自民党はそれを選挙とはしていませんが、選挙以上の厳しいテストがあるということですね。永田町のバッチを付けて1年ですが、どうですか?]― 勉強することがたくさんあって、やっばりやりがいがあるなと。というのは地方議員といろんな意味で違いをいつも言われるんですけど、一番の違いは地方議員はですね、お金の入りのところの議論はないんですよね。地方は確定値で、山梨で言うと4千億から5千億くらいの予算規模なんですね。予算を組む時の確定値というのがあるんですね。国からの補助金がほとんどですから。山梨は税収力が3割いかない財政力の弱い地域ですから。確定値があって、その中で議会は何をするかというと、今度は使い道を選んでいく訳ですね、議論していきますよね。最終的には監査を含めて、どう使われたかということを議論しますよね。どこからどれだけのお金が来るとかですね、どっからどれだけ稼いで来ようとかですね、税金をどれだけ頂こうとかですね、そういう部分って無いと言ったら怒られますけど、そういう部分が薄いですよね。でも国会議員が一番思うことは、税調で自民党はやりますけれど、徹底的にどこからどれだけのお金が来るの、という議論をしますよね。使い道を決めていく前に、どれだけの税収をどの分野から頂くという議論をかなりやられているなあと。それはある意味、当たり前でしょと言われるかもしれませんけど、ショックと言えばショックでしたね。[こんなにも稼ぐことを考えている] ― はい、議論しています。去年は消費税導入の議論もありましたし、今年も10月に消費税を10パーセントまでアップできるかというのは、政権をかけるくらいの議論ですよね。先進国の中で一番高いクラスにあると言われている法人税を20パーセントまで段階的に下げていくんだ。ただ下げるときれいな言葉で、みんな国会議員も地域に帰って下げます、下げますというのいいんだけど、その下げた分、どこから頂くのという議論をしなきゃならない訳ですよね。決して国家予算を減らしている訳で社ありませんから。そういう意味では健全な議論が国会の中であって、それを前提としていよいよ年明けに予算の議論に入っていく。これは国会と言うところのダイナニズム、素晴らしさを感じますよね。[陰で支えている役人が違いますよね。そんなこと言っちゃ山梨の方に悪いですけど、違いますものね]― 違いますね。この役割の大切さ、国会議員の仕事の重大さを感じますよね。

 

●最近の政治トピックス

 

先ほどのお話にも関連しますけれど、昨年当選した地方議員出身の参議院の中で会派を作って、そこを中心に議論をしていますけれども、地方というのがなかなか元気になっていかない。[ふるさとの納税なんかはどうなんですか、山梨県は?]― 徐々には定着していますけど、総体の枠としてはそんなに、財政を支えるまでにはないと思うんですよね。都市部、特に東京が一極集中で大きくなっていって、いかに私たちは地方に再配分していくか。いろんな色の地方があって、元気な地方があってその総体としての日本があるべきというか、あることがいいという風に思っているんですよね。[甲府なんか行くとシャッター街があるからね、寂しいですよね。石和温泉なんてもっと華やかでしたから、昭和30年代は]― 日本国中そうなんですね。これもう一度、やっぱり政治の力で、それと民力ね、地域のみなさん方の力でもう一度元気づける、やっぱりここにきてると思うんですよね。安倍政権の成否もここだと思うんですよね。[具体的にどうすればローカルアベノミクスが成功になるんですか?]― 非常に難しい議論だと思うんですね。[日本中にシャッター街があるんですから、これを回避出来ない。吐出した地域はあるけれども]― 東京に財や人が一極集中していますからね、これを地方に再配分していくような。行ってみれば大雑把な話としてはね、東京の力を剥いでですね、地方に分けていく。これが一つのやり方であるんだなあと思っていたんですけど。最近ちょっと考え方が変わってきて、田舎者ですからね、初めて東京に住むようになって、宿舎に住まわせて頂いて都内を歩かさせて頂くようになって。世界に発信していく東京の姿と言うのは、東京に一極集中してるから、いろんな若者文化、クールと言われている部分とうのは、それだけ集積をしているから魅力的なんだろうなと思うようになってきたんですよ。その部分を残しながらも地方がもうちょっと元気づいてもらう。両方を目指すみたいな。難しいと思います。なおかつ、人口が減っていくということは目に見えていますから、もう一度出生率を上げていくというのはなかなかすぐに成果が出てこないと思うんですよね。若い人たちが自分の地元に住んで、もう一度頑張ってみようとエネルギーが溜まってくるような、発散できるような、そういう支援をしていくのが私たちの政治としての仕事で。[補助金を出すとか?]― 補助金と言うのはまた違うと思います。一つのガソリンにはなると思いますけど、エンジンにはならないと思うんですよね。エンジンをどうやって構築していくか。エンジンって今はガソリンエンジンだけじゃなくて、ディーゼルもあったりハイブリッドがあったり、もしかしたら電気もあるし。今までは日本の高度成長期を含めて、こういうエンジンで地域を動かしなさいみたいな、エンジンまで与えてね、そこにガソリンを中央から与えて地域の人がそれを使ってエンジンを動かしていくみたいな感じだったと思うんだけど。少なからずエンジンというのはそれぞれの日本中にいろんなフレキシブルなエンジンがあって、山梨だったら私たちには富士山もあるし、これは動かないですよね。どんなに東京が良くなったって富士山は東京に持って行く訳にはいかない。そして今、外国人の方がいっぱい来ていらっしゃる。そして私たちにはリニアがあります。そしてワインですね。地元の人って、自分たちの足元をそんなに気が付いていなくて。富士吉田の人たちは富士山を毎日見ていますからね、全然、感激しない。もう一度、自分たちの足元をそれぞれが見直してみるとですね、政治家はいろいろな所を見るチャンスがあるので、地元に気付く先導役なれるんじゃないかなと思いますけどね。[安倍さんと石破さんをつついて、ローカルアベノミクスを頑張って下さい]― そうですね、それが大きなこれからの役割だと思います。

 

●今だから言えるあの日のあの出来事

どなたかわかりませんけど参議院議員に推薦して頂いて、最終的に決断を求められました。その時によしやってみようと思ったのは、今だからこそ言える、昨年の参議院選挙の投票日は私の誕生日だったんです。これは何か運命的なものがあるなと。[この間の衆議院議員選挙は私の誕生日でした。(笑)失礼しました!(笑)]― (笑)これは何か役割があるなと。[自分を奮い立たせるためにもね]― それが全てだったら怒られますから。(笑)[ご自分で密かに思ったことなんですね]― 地方議員をやっていて、県会議員をやっていて、次に国政を目指すというのは非常に大きいハードルなんですね。最後、どうしようと思った時に、新聞を見ましたら、今年の参議院選挙の投票予定日は7月21日、私の誕生日だった。これは何か私にやれと言っているというような、最後の一押しをしてくれた。[派閥に入ってらっしゃるんですか?]― 私は宏池会です。[宏池会なんですか。塩崎さん、岸田さん、林さん、谷垣さんもそうですね]― 宏池会が誕生したのは、池田隼人先生が昭和32年の6月に宏池会を創立したんですね。昭和32年は私が生れた年なんです。昭和32年7月、宏池会が生れてから一か月後に私は誕生しているんですね。私が宏池会に入らないで誰が入るんだという思いで、昨年宏池会に入りました。[「みわちゃんねる」も昔は派閥のパーティーに出向いて突撃インタビューをしていたんですけど、宏池会にずっと行ってましたね]― そうですか。またおいで下さい。素晴らしい方が多いので。[その時に自分の会社でパーティー券を15枚ぐらい買って行ったんですよ、訳あって。谷垣さんに何度もインタビューで突撃に行っていたから、インタビューしたら秘書さんから凄く怒られまして。これは「宏池会と語る会」なのに何で私がしゃべっちゃいけないんですか!?しかも私、マスコミじゃなくて30万円も券を買ったんです!ということがありました]― 申し訳ございません。(深々と頭を下げる)[いえいえ、秘書さんですから。谷垣さんはウエルカムで答えて下さいました。すみません、どうでもいい話で]

 

Q1;先生がおっしゃった地域再生は本当に日本にとっての活力、大事だと思っておりまして、リニアをもっと早期につなげて頂いて。そうしたら東京と地元が通勤圏内になりますので。日本の交通革命のリニアの重要性をもっとアピールして頂いて。あと、人口減になってきますので、地域のいい所をどんどん出して、海外の方も来れるような、人口が増えるような方法、アイデアはおありですか?

 

森屋議員;若い時からJCで世界を歩かさせて頂いて、アメリカのいろいろな所を見させて頂いたんですけれど、欧米のみなさんは人生を生活を楽しんでいらっしゃいますよね。仕事人間だけじゃなくて、仕事もするんだけど、週末はちょっと離れた所に住んでらっしゃって、そこで日々の生活をエンジョイする。日本の場合ね、仕事が中心で住む場所も東京都内で狭い所に住んで仕事をするみたいなね、ところがあるでしょ。これからはね、そうじゃなくて山梨あたりにね、週末はいたり。私たちね、キャッチフレーズで「週末は山梨にいます」を出させて頂いていますけど。それ位の余裕のある人生設計、仕事の仕方、ライフスタイルをもう一度提案してね、それがカッコいいというような。計画的に避暑地に行くとか山梨に行くんじゃなくて、日常生活のサイクルの中に、今日はリニアに乗って彼女と一緒にワインを飲みに行こうかとかね。[イギリスとかフランスの人が週末にピクニックに行くように山梨に行くと]― 計画を立てておぜん立てをしなきゃそういうことが出来ないじゃなくて、仕事をすることとクロスするみたいなね。そういう生き方というのがカッコいいんだみたいなね、発信が出来るんじゃないかなあ。そういう意味では山梨とかね、長野なんかはね非常にいい距離感だと思うんですよね。

 

Q1;運賃は高いんですか?

 

森屋議員;わかりませんけれど、航空機と競争すると思いますから、そこが目安でしょうね、きっとね。技術革新されていって今まで思っていたような世界とちょっと別の世界が生れて来ますよね。私の所の甲府から品川が発着点になりますけれども、14分です。(「えー!!」会場から驚きの声が上がる)私も引退して山梨に帰ったら、ちょっと今日、派閥の昔のパーティーがあるから新宿に行って来るみたいな世界になります。変わりますね。13年後です。もうそんなに遠くないと思います。

 

[今、休みが多いですよね]― 世界の中でも日本は祝日祭日が一番多いんですよね。集中してお盆とかお正月になっちゃうから、やっぱり高くなりますよね、金額も。それから渋滞もしますよね。これをもうちょっと分散してやるような。[「来年秋に解散」とコメントが来ています。自民党の方に会うとみなさん、言いますね。来年、選挙だからと]― それは衆議院のみなさん方はそういう体制でいなさいよと、明日選挙があってもというように。私たち参議院というのは選挙の期間が決められているという意味で、衆議院のみなさんと違ったペースで議論が出来るという特性があると思うんですよ。[良識の府ですからね] ― 良識があるかどうかというのは、また作っていかなきゃならないですけれども。衆議院とは違った議論を参議院はしなくちゃいけないと思って。そういうことを思いながら参議員の中で議論しているつもりですけどね。もっと特性を出さないといけないと思いますね。ちょっと今、カーボンコピーとか言われてね、似通った議論になっているという批判ンもありますんで。そこは一生懸命、私たちは参議院としてどういう議論の姿で国民のみなさんに見せていく役割というのがあると思います。

 

Q2;僕は先週末に富士急ハイランドに行って来たんですけど、この夏に富士山も登ったんですけど。富士山に3年連続登っているんですけれも。やっぱり気持ちいいですよね。世界遺産になって、ここから観光と言うところがもっと強くなってくると思うんですけど。具体的に県もそうですし、どういったことが行われてくるかなと。

 

森屋議員;歴史があるんで、かなり地元の既得権があって、なかなかそこを政治の場面から変えて行くのは難しい部分もあるんだけれど。ひとつの投げかけとして、富士山の頂上に行くとジュースの自動販売機があるんですよね。世界中の3千メートル級の山でね、頂上に行って自動販売機があるというのは富士山ひとつです。こういうところを変えていかないと。私の感覚としてはね、欧米の人たちは5合目から登らないで1合目からちゃんと上るんですよ。そういう登り方をするんです。日本人は5合目まで行っちゃって、弾丸で行って帰って来るでしょ。実はそうじゃなくて、楽しむと言う。欧米の人たち向けにインターネットで1年前から予約しないと登れないくらいのプレミアを付けてね、付加価値を付けていく。今は世界文化遺産になって20万人とか。今年は若干セーブしましたから。そうじゃなくて、富士山というのはなかなか登れないと。ヨーロッパから1年前にようやく予約が取れましたと、仲間に言ってね。あなた凄いね!富士山の予約が取れたの!ということになると、永遠に富士山を目指して人が来るようになる。誰でも来てください、頂上にジュースの販売機もありますから。これではいつの日か、目の肥えたツーリストには見捨てられると思っているんですよ。その辺はやっぱり自分達の足元を見据えてね、長い意味で1千5百万人、3千万人ぐらい来てもらえるような、私は世界一流観光県という言い方をしていますけど。一流のクラスの人たちが、日本の山梨に行って一週間滞在するのが私の生涯の夢ですみたいなね、世界の大金持ちの人に言わせるような、そういう場所を作らないとだめだなと。そんな夢物語なんだけど。

[いいですよね。やっぱり夢を語ってくれないと、政治家は。しみったれた話はもうたくさん、本当に]― 東京圏にね、世界中から外国人が来て、イレギュラーばっかり日本って騒ぐでしょ。それはやっぱりイレギュラーじゃなくて、本流のところのね、外国人に来て頂くというところを考えた方がいいですよね。[銀座に行くと中国人ばっかりです。日本人は財布のひもが固いですよ]― 昨年の2割、3割アップで外国人が来ていらっしゃいますからね。こらからインドネシアがフリーでビザなしで来れるようになります。インドネシアは日本の人口の倍、2億4千万人の方がいますからね。そうとうおいでになりますよ。

 

[今日はいかがでしたか?]― こういう場所は初めてで楽しかったで。幼稚園の先生出身で異色の参議院議員として頑張ります!