清水 誠一
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第91回
2013年10月02日 放送

自民党 清水 誠一 衆議院議員

(以下、動画より文字おこし)

自民党 比例北海道ブロック 1期目

まさかの(当選)。比例単独という事で小選挙区の人が皆さん当選しないとまわってこない。そういう意味では前回平成21年は1勝11敗(自民党は)。今回は12勝0敗。1議席は公明党さんが入るので自民11勝、公明1議席で12勝0敗。地方選挙区の怖さだが平成21年の時は負ける予感があった。それは政策の間違いというよりも、立って言った―「私の年金どうしてくれるか」。これは長い自民党政権の中で年金制度というものを作ってきた訳だから、年金が2階建て3階建てになってしまうと国民年金は市町村で一軒一軒昔はお金を集めていたが、それが5年で時効。という事は5年までの使い込んだものは一日日が経つと5年前の年金は時効になってしまう。そういう様な構造的な問題も確かにあったがそれが国民の皆さんがたには「私たちの年金どこに行っちゃったの?私の年金どうするの?」という、キャンペーンが一人ひとり皆さんがたの将来の不安というものに、自民党が良い悪いというよりも今の政権政治は年金イコール政権という様なところがあった様に思う。最低年金7万円という民主党、まだ変わっていない。3年の間にすれば良かった、そこまで言うのであれば。それはどうして行くかというよりも財源が決まっている訳だからそれに応じていかなければいけないが、ただ5年間で時効だとかそういう様な事は待ってあげなくて、今まで払ったものについてはその人に払ったという事で、年金を過去まで最後の最後まで突き詰めているわけ。それが100%、近いうちに明らかになってくると思う。自分自身も時効にもなっている様な事が年金宅急便で分かった。昔勤めていた時―これは分かる。その次に勤めていた時―これは忘れていた。自分で忘れていたが年金宅急便にあった。それは60歳で貰えるから貰った。今から30~40年前に払った年金の分。凄かった、年額3000円(笑)。本人が良心的に忘れているものは忘れて良かったと思うが、それはきっちりそういうところまで全部時効は無くそうという事で、では自民はどうするかだが、やはり基本は今の国民年金、それに社会保険だとか2階建ての部分、そのところは基本は基本としていかなければいけないが、40年間払わなければいけないとかそういうところは撤廃して10年払えば良い、しかし10年分だけあるいは20年分だけ払った分に対する年金が払われたとしたら年額例えば10万円とかそれ位の額になってくる。年金は確かに生活という様な事に考えられるかも知れないが今は払った分につくものが年金として来るので必ずしもそれが生活給ではない。今の農水委員会と地方自治を預かる総務委員会にいる。

●幸せ度数年表

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第91回清水誠一

すごく幸せな人生だった。1949年生まれ。(1970年仕事で独立 呉服商 洋裁店)(家)は洋服屋と洋裁店(帯広で)戦後から。ここに親父やおふくろの後を継ぐというのは物ごころついた頃から商人をやろうと思っていた。幼稚園の頃までは落語をやりたいと思っていた。何故かと言うと、当時の小学校の低学年の時代というのは文化というのはまずテレビが無かった。丁度上からラジオがNHKのニュース―あれはあまり聴く気は無いが―その時に落語がずっとラジオから聴こえてくる。「柳亭市楽、市楽はいい男、美和ちゃん特にいい女」と、こういうのが入ってきて、幼稚園の頃「よし落語家やろう」と思ったがやはり家業の方があったので。(長男で)政治の世界に入ってやはり商売は止めようと。(22歳で結婚、男の子女の子が生まれ)その頃は一番幸せを感じた。もう少し感じていたら3人目の子供となったが少し残念(笑)。(1983年33歳で帯広市会議員)になったのは商人の世界というのは「政治は絶対すべきではない」と親父というより商人の世界はそういう風に言われていた。ところが1983年あるいは1980年代頃に大きな問題があった。それは地方に大型店、黒船襲来という事で我々いわゆる三ちゃん商売があって黒船襲来で歯が抜けた様に皆居なくなってしまった。一つには大型店が出て来る事によって地域も―地域の文化という事は当時あまり無かったと思うが―自分がようやくやろうと思ったのを子供に継がせられるかどうか。あるいは隣同士商店街を形成しながら一緒にこの人たちと本当に町内会付き合いをしながら地域の人たちと商売というものを通じてやっていこうというのが歯が抜ける様にダメになって来てこれ以上やっていくと小さい商店は経営がやっていけないという瀬戸際が見えた。大型店の反対運動という様な事は政治の世界というよりは商業界の中での話。それから消費者協議会という消費者側の方も同じ様な事になって行った時に、自分としてやはり商店街の商人の青年の力もあるがやはり出来るならば帯広市政の中でやっていこうというのが大きなきっかけ。商業という大きなものというより、そこで代々続いて来ている様なその地域で根ざしている商店が無くなるという事を、ただ大資本でドーンと黒船が襲来して来る事だけは阻止しなければいけないと。それともう一点、障害児、脳性麻痺の子供たちの―うちの子供も少し障害を持っていたので―教育の問題、福祉の問題、色々な事で地域で活き活きと生活していく、そういう場というのが当時この時代というのは障害児というのはまだ表には出て来られない、来ない様な時代だった。うちの子供は障害を持っているといってもそんなに重たい方ではなかったが一緒に訓練所に通った。何とか訓練所、あるいは教育の場、それをするのも黒船襲来と同じ様に政治の力、政治の中で変えていこうというそういう様な思いの二つがあった。(市会議員は)2期やった。(42歳道議選当選)全部自民党だった。順調とかではなく、市議会では出来ない、だからこれを都道府県という地方公共団体の方でやらなければいけないと思って出た。(道議会議員5期)落選の二文字があって衆議院に出たのかも知れない。6期目の時(落選)。息子も市議を3期やっているが、もう潮時だと、やらなければいけない事があり、それは国政でもやらなければいけないと思っていた。これで全国の障害児政策をやろうと思って、丁度時間も取れる様になったし浪人という事になるがその頃は全国をずっと回っていた。それで全国を歩きながら次のステップを考えていた。今回1勝11敗が公明党さん入れて連立として12勝0敗となった。そのうち新人議員の選挙区が7つか8つあったと思うが世代交代した中で、道議会の中の殆ど後輩だが、この後輩の人たちが一生懸命衆議院選挙で頑張っている。特に障害者問題、福祉という事については限られた時間なので候補者がその現場に行って言えない、そういうものを少しでも自分の範疇の中で応援しようという事で北海道内を結構まわったし、そういう延長だったのではないか。選挙の応援という事だった。名簿に入れるのは自分ではない、決断は別にしても。応援でずっとまわっている最中に、分かり易く言えば本当に僅かな期間だったが自分の名前がある事によって更に票が上積みされれば良いなと。その時点では勝てるとかそういう事は思っていない。勝沼君の場合も医者という立場もあったがそれ以外にも自衛隊予備とか彼の若さの行動力とか彼の持っているもので、とにかく今回は勝沼議員の若さ、あるいは医者という立場でできるところを皆で応援に行こうと。勝沼君の場合、当選をした日の夜中、確か手術をしていたはず。期間中とにかく皆応援しようと、このままでは北海道は1勝11敗という結果通りに北海道が本当に落ち込んでしまう。町村さんのお父さんは旧内務省で、北海道知事、参議員もされていてそれは立派だったが、今の町村先生というのは気さくで元々スポーツマン。自分は二階派で志帥会。(次のゲスト議員は)最後に町村派の方に行く。

●最近の政治トピックス

(消費税が上がるという事で)まず経済対策が優先するという事。消費税を導入した時に、導入前の駆け込み、導入後の落ち込みというものを何とか抑えていかなくてはいけない。それは平準化させていかなければいけない。今アベノミクスという事で最低でも右肩上がりのものが横這いしてでもいいからこの導入後を何とかそのまま維持をしながら、それでやはり右肩を上げていかなければいけない。それは事前の対策をしなければいけない。その事前の対策が今の経済対策。(復興法人税廃止の前倒し)全てが消費税がかかってくるという事で復興法人税の分でいけば三重になる訳で、復興法人税、これも色々議論があるところだが復興はまだまだ落ち着いていない。企業を良くするというよりも生活実感を良くしなければいけない。消費税が上がるという事でこれから買い控えしてしまう。駆け込んでその次買い控えしてしまうが、駆け込まなくても消費税上がっても買い控えしなくても良い様な対策をしなくてはならない。という様な事で企業向けという事ではないと思う。一人ひとりの国民向け。例えば「来年4月以降に家電を買いたいか?」-4月1日から「エコ」にする。上がる分の3%以上家電製品を4月から安くする、と。前のエコ電化製品の様な、あるいは自動車のエコだとかいう様に。一人ひとりの消費者に対しても買い控えしない様な政策、それも経済対策でしょうが、メーカーさんかも知れないが、そうではなくて一人ひとりの個人についても消費税が上がったから自分たちは生活実感が落ちるんだという事ではない様な政策をしていかなければいけない。そういう対策という事にもなってくると思う。議論をしている訳ではなく「上がる」という事で上がる財源がこれ位だという事になっても経済対策はかくあるべきだという中身についてはこれから自分たちも参加をしながら、地方地方の声を聞きながら提言をしていかなければと思っている。
(自民党は)一強ではない。一強というのは過去の歴史から見ても一強と言われた時代は沢山あったと思う。小泉総理の時もそう、吉田茂さんからずっと自民党が常に政権を取りながら、長期政権ではあるがその時その時で「長期政権はダメだ」とか「勝ち過ぎた」とか大平総理の急死という事もあったが一強だからどうだという事はなくて、やはり政権をとっているその政治責任。平成21年に政権交代になってしまった。その時は年金問題だけでは無かったかも知れないが、やはりデフレがずっと続いてしまって私たちの生活を良くしようという対象が「この選挙で違う人に入れる」、そして一回試してみようというのがあったと思う。「政策自体がダメだ」と言われた事は殆ど無かったと思う。一人ひとりの責任の中で自分の培ってきた人生そのものを政治の中で出していく。

●今だから言えるあの日のあの出来事

全く秘密というのは無い、毎日が順調に通り過ぎた訳ではないが。鈴木宗男先生の選挙応援の飛車角という立場で応援していた。政局が変わってしまいあまり接触はこの頃ない。当時、鈴木宗男先生が多分34歳位ではないかと思うが、若者から見て「この人にかけよう」というそういうものはあった。昭和58年12月の選挙の時に鈴木代議士が誕生したが、当時の世相というのは、自分は同じ昭和58年の市会議員だが、やはり弱肉強食みたいなところもある。そういうところの規制という事が地方に住んでいる立場から言うとあの頃は日米の摩擦化か何かでアメリカの言いなりにならざるを得ない、そういう状況の中で地方にそういう様な設計をされて来たのかという事もある。その少し前まではオイルショックがあったとかトイレットペーパーを買い占めなくてはいけないとか、世相がすごく揺れていた時代でその時に鈴木宗男先生の持っている秘書の経験という事と地方の立場にたって中央にものをはっきりと言っていくという姿に我々は大きな期待をしていた。
(北方領土)は北海道の中の一部の権益。北海道にしては北方領土というのはまさに北海道でそこの対岸にあるのがソ連でありロシアという事。それは北海道の国会議員として選挙区というのは海をもって接していたので当然の事。(鈴木宗男さんと)接触の度合いがあまり無い…一昨日会った(笑)。

●質問コーナー

Q:JR北海道が事故で話題だが、ずっと赤字で大変だったというのは分かるが、今後地方が衰退していくとか、オリンピックがあるので地方がもっと活性化していかなくては日本全体が良くならないと思うが何かアイデアはあるか。
A:有難うございます。先程の「政治トピックス」に入れなくてはいけない様な事を聞いて頂いた。今JR北海道の売上げの比率、鉄道事業とそれ以外の事業は4:6で4割しか鉄道事業をやっていない。もしかしたら3割近くなってくるかも知れない。それ位JR北海道として鉄道事業の赤字部分を別なところで補てんしていっているのが今の現状。それと事故の問題は別の問題だが、ここの売上げの比率だけを見て頂いても分かる様に「どこをコスト削減するのか」というところがダメだったという事と、これはちょっと無責任な言い方かも知れないが、旧国鉄時代の経営者と組合との関係というのが、管理職と現場、そこのところがもしかしたらギクシャクしているのかなと。例えばマニュアル通りに事が運べば事故は無かったし、直さなければいけないところを放置したのは無いがそれがキッチリ伝わったのか、あるいはそこにはもしかしたら壁があったのかも知れない。JR東日本と、という話もあるが、もう一度国鉄の分社化をした時にお金を預ければ良い、基金で預ければ良いというだけでは収まる問題ではなかったと思う。何故その話をするかと言うとJR北海道は直さなければいけないところは直さなければいけないし、組織的体質的なものはあるし今の構造的な赤字体質というところも考えなくてはいけない。今ようやく北海道新幹線の札幌延伸というのが決まった。札幌ができれば旭川まで(できると)、鹿児島まで一直線で一本の縦貫線ができるというのは日本の国の希望であり、これが出来上がっていく事が国民だけではなく海外から来る観光客含めて一番に早期に完成させるべきだと思う。ところが北海道新幹線がこれから札幌まで来るのに1兆6700億円かかる。そのうち北海道庁がもたなければいけないのは2900億円。それを20年間で2900億円の地元負担金がかかると、20年間という事を考えていけばおよそ毎年145億円ずつかかる、もう不可能。そういう事があって今の新幹線に対する負担金、レールのリース料というのはJR北海道も負担しなければいけない、という様な事を考えていった時に、これは昭和45年の法律。昭和45年で日本列島改造論という事で北海道も右肩ではなく飛び越えていく位の当時の全国総合計画の時代のもの。リニアにかかるお金はこの間4兆円、7兆円と言っているが、北海道(新幹線)は1兆6700億円だが(リニアにかかるお金は)JR東海。新幹線を旭川なり札幌なり、函館と結ぼうという事とリニアという世界の最高峰の技術であるが運賃が出す。それまでのリニアまでお金を出していけるという分社化をした一部の所だけが、お客さんが乗るからそれだけ利益を他に投資するのかも知れないが、もう一度国有鉄道、日本の国の新幹線というアクセスを考えていった時には昭和45年の法律から今新しい事を考えていかなければならないのではないか。それと同じ様な事が今までJR北海道はホテル業だとか他の所の利益を鉄道事業にまわしていくという様なそういう時代ではない。抜本的にここをきちんと直さなくてはいけない。それがどこかと一緒になるという事も含めて初めて鉄道事業の安全が保たれる訳だから、そういう事を真剣に考えなくてはいけない。

Q: 地方が弱い弱いとなっているがその原因は国に頼り過ぎている気がするが、道州制を早く作って地方政府を作れば独自の国を無視した外交をやってビジネスをあげて地方が元気になるのではないかと。東京だけが儲かって地方がビジネス的に損をしている気がするが、県に変わった道州制みたいなものを考えた方が良いのかと思うがどうか。
A:今地方交付税「3割自治」と言われているが地方交付税32%は、国税に対して32%引くと言っているが、北海道だけではないと思うが、今北海道が本州から、例えば住宅ひとつ建てるにしても木材はあるかも知れないがアルミのサッシ、ガラスは全部本州から仕入れている。あるいは屋根を葺くとかそういう様な物を仕入れる。北海道は一次産業、農業が一番だと農業の物をドンドン本州に出すと。加工したお菓子等がある―という輸出入。北海道と対国内の本州との輸出入の差益は2兆円の赤字。北海道が2兆円の赤字なので一次産業、観光もあるがその赤字が補てんできる様な将来の見通しとかがあれば道州制というのも可能だと思う。その2兆円の赤字をどうやって埋めるのか、それは国から来なければいけない。道州制道州制という中でやはり権益が強くて北海道は良いがオール北海道。今言われている道州制というのは全国を10とか13に分けようと。大阪方面で道州制が是であると言っている地域にしても、例えば大阪と兵庫と京都、奈良、岡山でも1県でも2県でも道州制の為に県と県が合併しようという空気は無い。こういう空気が出て来て初めて(できる事)。大阪都構想というのも地方自治を何か変えようとしているなら県と県、府と県という様な所が本当に合併する事によってスリムになるという様に一回シミュレーションをかける。あるいは実験的にする事によって北海道の実験的な道州制を特区としてやっているがそれが本当に良いのか。昔の廃藩置県ではあったが、300自治体にした方が良いのかという疑問を含めて廃藩置県の時は300の所でも中央集権、徳川幕府も全部やったというところに問題があったと言っている訳だから、そのところ、自治の姿というのを自分たちの利害に関係なく日本の国の姿、地方の姿はこうだという事を自分らも勉強しなくてはいけないと思う。もっと北海道が元気にならなければ今のところちょっと赤字状況だと。北海道をもっと元気にするために自分も精一杯本州の方たちを見習いながら北海道の良いところを積み重ねながら北海道が独立できる位に頑張っていきたいと思う。

Q:テレビの仕事をやっていて、東京中心のテレビで全国ネットやっているが東京に反抗する所が大阪のテレビ局だけ。大阪だけが「東京のつまんないものはネットしない」と。日本全国そうなって東京にはむかう位の元気が欲しいが残念ながら大阪以外に無い。是非北海道も頑張って欲しいと思う。
A: 北海道にいると野球は日本ハムが全部放映されるが、東京に来たら日本ハムが全然放送されない。いやーよく分かる。
Q:よくテレビで「一部の地域を除いて」と出るが、大阪が降りるだけ。北海道も対抗して元気な地域になって欲しいと思う。
A:そうですね。そういう様な地域にする様に、せっかく持っている北海道の資源であり、潜在力を高めて次の時代に間違いなく引き継げる様に(自分の生きている時代に)。

●その他

Q:東京に来て体調が変わったか。
A:体調は変わってないと思ったが、実はハスキーな声ではないのにハスキー声。声帯が少し狭くてちょっと大きい声を出したりすると喉がカラカラになって咳き込む。それで最初風邪を引いたかなと。そのうちやはり今までの持病で喘息かなと。そのうちもう治らない。朝ドラの「きらり」を観ていたが結核かなと、それ位思った。花粉症はクシャミとか目がショボショボとかいう事しか聞いていない。それで虎の門の専門の医院に行ったら稀にみる人の10倍の過敏症、要するに花粉症。前からアレルギー症と言われていた。どうして咳に続いてしまったか…虎ノ門の診療所ではそう言ったが、来年同じ様な症状が出たらこれは花粉アレルギー症だという事で。その時は防護服着る(笑)。