畠山 和也
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第197回
2016年12月07日 放送

日本共産党 畠山 和也 衆議院議員

宮城県石巻市、ご両親が「キッチンはたやま」という定食屋さんを営むご家庭に生まれ育った畠山議員。

日々忙しく働くご両親から、労働の過酷さやありがたみ・喜び、そして矛盾などを感じとりながら育ちました。

宮城教育大学在学中に、共産党に入党。卒業後は、中学校の英語の教師となりましたが、横行するいじめの問題をもっと追究すべきだと考え、

釧路教育大学の大学院に進みました。

しかしその後は教員には戻らず、政治から教育現場を変えるべく党からのすすめで立候補。

4回目の国政選挙でバッジを付けました。

現在は、北海道の農業従事者の声を代弁してTPP問題に取り組んでいます。

元々、農業の皆さんにとって不安なTPPですが、トランプ次期大統領就任において揺れるTPP 。

畠山議員がどう動いてくれるのか注目です。

 

(動画より文字起こし)

共産党 (北海道比例)  1期目 (2016年 12月 7日 収録時点)

[赤嶺政賢さんのご紹介ということで、赤嶺さんは沖縄一区なので] ― 沖縄から北海道に。(笑) 遠い者同士の親近感があるんですね。[大臣もそういう部署がありますね] ― 沖縄北方の担当大臣がいますので、よく話をさせて頂いていまして。[畠山さん、お若いですけれども、頭の感じが不破さんに似ていますね] ― あ、そうですか?(笑) [いずれはああゆう感じになるんですか?] ― あ、いやー、(笑) あんまりコメントし難い。時々本部に行って会議でお見受けするんですけど。80歳過ぎてらっしゃいますけど、オーラとか政治家としての懐の深さというのに、本当に学ばせて頂いています。[不破さんとお話ししたことがないからわからないのですが、天才学者という感じがします] ― そういうオーラがあるので、近寄りがたいと言ったら変なんですが。それでも結構、気軽に話しかけて下さいます。[北海道の比例で今、衆議院議員をされているということで。何と言ってもTPPですよね] ― これは北海道の農民の団体が作って下さったものです。(「TPP断固阻止」の旗を指して)ここにTシャツがあるんですけど、これは北海道の労働組合や、これは違うパターンなんですけど、私を応援して下さったロックバンドの方が手作りでこういうのを作って下さいまして。(「STOP THE  TPP」とプリントされや緑のTシャツを広げて)これはサイズが大きいんです。XLサイズで、それには理由がありまして。冬が寒い北海道で宣伝をする時にコートの上からでも着られるようにXLサイズで作って下さったんです。[選挙活動も辛いですよね] ― 2回続けて冬の選挙だったんで。マイナス10度の中、窓を開けて手を振る訳なので、もう大変な。(笑) 冬の選挙はやめて欲しいですね。(笑) [でも、またありそうじゃないですか] ― 困りますね。(笑) [このポスター、沖縄かと思いましたよ、海がきれいだから] ― (後ろの「冬おだやかに心やすらぐ」と書かれたポスターを指して)これは屈斜路湖ですね。こちらが青い池と言う美瑛町の池でして、8月から9月にかけて北海道に台風が連続して襲った時に、青い池が濁っちゃいまして。観光として非常に有名な所なんですけど。濁っちゃって再生できるかと思って心配されていたんですけど、元に戻りまして。自然の回復力も凄いし、支援して下さっているいろんな自治体のみなさんの努力の賜物で。観光で成り立っているんだなあと改めて思いましたね。北海道は食料自給率が200%ありますし、水産なんかでも北海道が大きなシェアーを占めていますので、そういう点では多くのみなさんに食糧供給の貢献をしています。北海道は開拓された歴史を持ったところですので、農家のみなさんはプライドもありますし。自分で開いてきた所で、大らかさとか人を受け入れる朗らかさなんかがあるのが北海道ですね。私は宮城県石巻の出身なので、北海道とは人生の半分くらい北海道になりましたけど、そういう意味では北海道でいろんな政治的なことなんかも、もっともっと広げていって、人のつながりを大事にしていきたいなあと思っていますね。[今日は党首討論がありましたね] ― ありましたね。私、実はね、あの場にいなかったんですよ。院の中で集会がありまして、そちらの方に挨拶に行かなければいけなかったので、あの場にいなくてですね。私、よくわかっていないんです。すみませんね、話題に乗っていけなくて。(笑) [志位さんのお話を聞いていないということですね] ― 晴れ姿を見ていませんでしたので、申し訳ありません。[今国会で話題になっているのは、カジノを解禁法案ですね]。共産党としてはどういう立場なんですか?] ― そもそも経済政策としてカジノ位置づけることなんですけれど、元々賭博ですから。法律で禁止されていたものなんですよね。それを解禁していくことになれば、どんどんその枠が広がってギャンブル依存症の方が増えてきているし。カジノを経済政策と言いますけれど、人の不幸を原資にして経済政策をするという訳ですから、まったく経済が成り立たないんですね。地方でも財政が困っているからカジノを呼ぼうと北海道でもいくつか手をあげているんですけども、今言った食糧だとかアイヌ文化だとか、北海道が誇れる観光資源がありますんで。カジノに頼らなくても経済世策は出来ると北海道でやってきました。法を解禁することで弊害が非常に大きいということで反対をしています。[わずか、6時間の審議で決まったのですか?] ― 5時間半ちょっとでしたかね。[安倍さんと親しい議員の方が何年か前から海外のカジノに視察に行ってらっしゃるんですよね。そういうことで、安倍内閣の安倍さんを中心としたところでカジノというのは急げという感じがあったんじゃないかなという気がしますよね] ― 今日の党首討論は志位委員長は南スーダンを取り上げたはずですけど、民進党の蓮舫さんがカジノを最初取り上げていたはずですね。そこでも安倍首相はカジノの必要性を盛んに言ってたかと思うんですけど。昨日、公明党の議員さんでしたかね、世界のいろんなカジノを視察したけれども、どこも客数が減ってきているし、カジノを経済政策になんて亡国の法案だとはっきりおっしゃった方がいらっしゃいましたね。[公明党としては審議をオッケーした訳ですから、イコール賛成という。立場では個々の主張があったと思うんですけど] ― 共同責任は、採決に進めて行った責任は免れないですね。[そろそろ解散と言うことも。一度収まったんですけど、安倍さんがハワイオアフ島真珠湾に行くということで、また解散がとマスコミが書き立てていますよね] ― どうなんでしょうね。(笑) 私も知りたいですね。そういう話はこの間も出てきていましたよね。ロシアとの首脳会談の後に年内に解散するんじゃないかとか。今回、真珠湾の訪問があるのでそれを成果に年明け直ぐに解散するんじゃないかとか。来年の5月に小選挙区の区割りが新たに変わっていく契機になりますので。私たちの方からすれば、そもそもカジノにしてもTPPにしても安保法制、原発についても国民から反対の声が大きい安倍政権ですから。解散すると言うんだったら、しっかりと受けて立って少数にしていくというために野党共闘を今、進めていますので。共産党自身も伸びるし野党全体で伸びるということで、頑張っていきたいですね。[共産党が野党共闘をやっているぐらいですから、何だって出来そうですね。だって、一番難しい話じゃなかったですか。それを共産党の方が自信でこうやっておっしゃって下さっているということは、これからどんな困難なことも超えていけそうですね] ― そうですね、道がありそうですね。北海道で今年の4月に衆議院の5区補欠選挙があった時が最初の共闘だったんですね。野党共闘のですね。その時も民進党のみなさんと一緒に宣伝もやりましたし。[ちょっと違うなと思われましたか?] ― ちょっと文化が違いますね。北海道でしたので、あの時、池田真紀さんという統一候補でしたけど、TPPみたいなことはやめようねというような話もちゃんと訴えらえましたので、そういう点では気持ちよく選挙出来ましたから。[安倍総理がパールハーバーに行くことは共産党としてはどういう考えなんですか?] ― 行って何を話すかが問題だと思うんですよね。パールハーバーもそうなんですけど、あの戦争を前後して日本がアジアに対して侵略を進めていった訳ですから、その反省というのが根本にないと。今は憲法を変えるみたな話がありますが、今の日本の戦後の反省に基づく平和のための政治に本気なのかどうかということは問われるんじゃないですか。[共産党としては謝罪をして欲しいんですか?] ― 謝罪というか、アメリカに謝罪と言うのも変ですけれど、侵略戦争を行ったという事実が日本にあると。それをきっちりと日本の国策としてやってきた反省を踏まえて、今の日本の政治として、憲法をきちんと生かしますことが必要ではないですかね。[オバマさんと会談するということは共産として問題はないですか?] ― 何を話すのかというのを見た上できっちり判断したいということですね。[安倍さんっていろんなことをやっていますね。この一週間でハワイに電撃訪問の話とか、カジノ法案が衆議院を通ったとか、一週間で国が動いているなという感じがしますね] ― 必死なんだと思いますね。TPPにしてもトランプさんが次期大統領に選ばれて、脱退するということを言いましたので。掲げていたTPPが立ち消えになっちゃうんですね、じゃあどうするか。ロシアとの首脳会談を成功させたかったけれども、どうやらプーチンさんは領土の問題については前に進ませないという 報道も出てきたという中で、カジノで経済政策だと言ってみたりとか、外交の失点を隠すために。[必死なんですね] ― だと思うんです。[アベノミクスが失速しているという話も出ていますからね] ― 大本は安倍政権の政策の行き詰まりと、市民の反発、反対が野党共闘であったようにだんだん広がってきているということが背景だと思いますね。

●幸せ度数年表

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[1971年生れ。今、おいくつですか?] ― 45歳です。[一年間、全部共産党だったなあとメールが来ています。そうですね、一年間、ずっと共産党でしたよね。有難いことです] ― 選挙で増やして頂きましたからね。その結果ですね。[1971年、石巻市で生まれる。お生まれが石巻市だったんですね] ― 大震災もありまして、後でも触れることになると思いますけど、震災があった時というのが衆議院選挙に出るこの間ぐらいなんですよね。やっぱり人生観が変わりしたね。石巻にはいなかったんですけど、両親などはまだ石巻にいるので。連絡が一週間付きませんでね。生きているのか死んでいるのか、わからない状況で。テレビでは津波の映像が何回も繰り返され、火事も起きる。あの時を振り返ると、命の大切さとか政治の役割とか、本気で考えた一週間ではありましたね。[宮城教育大学に入学、そして日本共産党に入党。これは何がきっかけで] ― 湾岸戦争がこの時に起きましてね、それで教員を目指していましたので、子供たちに平和の大切さを教えることになるんだけれども、じゃあ実際に戦争が目の前で起きている時に自分はどういう立場をとったらいいんだろうかを考えていたんです。[何の先生になろうと思っていたんですか?] ― 大学は

障害児教育ではあったんですけど、実際に中学校で。[何を教えていたんですか?] ― よく聞かれるんですけど。絶対に当たったことがないんですよ。[体育教師ですね] ― 違います。[社会科?] ― まずみんな、社会科と言うんです。でも違うんです。二番目に国語ですか?と言うんですけど、これも違って。[じゃ、理科ですか?] ― 英語なんですよ。落ちにもならない話ですみません。(笑) それで、湾岸戦争があったんですね。子供たちに平和の大切さを教える時にどうしたらいいのかなと思った時に、ちょうど先輩で共産党で活動されていた人がいまして、戦前にずっと戦争を反対していた政党なんだよという話をきっかけにして。いろいろありましたけれども、学生の時に入党したということなんですね。先輩の影響が大きかったですね。両親や父の実家もそうなんですけれど、いわゆる保守的な家庭で。私の父の実家だから私の爺さんが、今は合併して上町になっていますけど、旧小野田町という所の町役場の助役までやった人なんです。なぜか孫が180度違うところに行ってしまって。入党の時は親に内緒で。[こういうのはドキドキしますね。親に内緒で自分はそういう信念を持っている訳ですから。世界を変えると思っているんですから] ― この後に教師を辞めたんです。いじめとか不登校を巡る現実に直面するんですよね。35人位のクラスで、そういう事が起きた子供に時間を持って接したいと思っても、なかなか出来ないんですね。学校の現場は忙しいし、子供の数が多いし。その子だけとはならないと。それで児童相談所に勤めたいと考えまして、教育大大学院、釧路の方へ。もっと深く携わりたいということで、教員を辞めまして。実際、苦しいですよね。子供たちを教員がすべて管理できる訳でもないし。見えない所でいじめって起きる訳ですから。[いじめって絶対にあるじゃないですか、どんな世界でも] ― これを直していくというのは、学校だけでも出来ないし、家庭の責任だけでも出来ないし、ましてや社会に悪い風潮が広がっているのもありますからね。子供はこそが一番の被害者ですからね。取り戻せないですからね、その時に感じた傷というのが。なんとかしたいなと思って。[結婚で幸せ度数が一番上がっているんですね] ― 児童相談所に行きたかったんですけど、共産党の活動をちょっと頑張り過ぎたがために、あなた政治を変えるなら北海道の共産党の事務所で働きなさいとお呼びがありまして。いろいろ悩んだんですよ、両親もそういう両親でしたので。何と言うかな、怒られるなと。それでも自分の進む道だからと、そういう時にパートナーがいてくれて。釧路で出会ったんですが。学費を稼ぐために派遣会社に登録をしてホテルのレストランで朝から働いていたんです。朝ホテルで朝食をサービスする、彼女の方がそこの社員さんで、私が派遣で。[政治とは関係なく知り合ったんですか?] ― そうです。[今は奥様は党員ですか?] ― はい、結婚していろいろなことを一緒にやっています。今、子供が二人いて、もちろん政治の現場にいてそこに生きがいがありますけれども、家に帰って家族と過ごす時間というのは何にも代えがたいものですね。[ある意味ニュートラルな、普通の自分に戻る時間ですよね。バッチを付けていると鎧を付けなくてはというのがありますからね。そして参院選二回、衆院選二回、落選ですか?] ― はい、三回、落選で四回目で当選。この時は自分自身のこともありますけれど、応援して下さるみなさんの願いを実現出来ないということが一番、悔しいですよね。[2014年の選挙で初当選ということですね。どうですか、バッチを付ける前と付けた後と。共産党の方はずっと活動をされていたと思うんですけど、何か変わりましたか?] ― このバッチが凄く重いんですよね。同期で若い年齢同士で当選した時に、最初、仮のバッチを付けられるんですね。初登庁の前に国会の中に入るための仮のバッチというのを頂けるんです。私、初めて知ったんですけど。その時、職員さんに付けて頂いて、みんなで話をしたのが、本当に重たいバッチだねえと。この時、落選していた時は共産党が伸びなかった時だったのでかなり苦労して。[共産党の場合、波がありますからね] ― そうですね、今はずいぶんと選挙をする度に議席を増やしていますけれども。ですから、たくさん聞いてきたみんなの声を届けなくちゃいけないという思いがバッチを付けた時によみがえった感じがしましたね。[みなさん、見て下さい。STOP TPPのネクタイですよ!第166回出演の篠原孝さんもしてらっしゃいましたよ!] ― 篠原さんがTPPの特別委員会で今回、野党の筆頭理事だったんですね。私が共産党の理事会に出る、オブザーバー参加だったので。二人でよく話し合いをしまして、篠原さんのお部屋にも行って打ち合わせもして。二人ともこのネクタイをして。[このネクタイは売っているんですか?] ― これは元々、山口県の農協が作られたものだそうなんです。[安倍さんの地元ですね。(笑) ] ― 自民党さんがTPPに反対だった時にどうやら作られたみたいだったんですよ。安倍さん、持っていると思うんですけどね。(笑) 自民党の議員に聞いたら、俺も持ってるよと言う方がいらっしゃいましたので。[だって、TPPは野田さんの時に始まったんじゃなかったですか?] ― 菅さんの時に出だしが始まって、野田さんの時に交渉に入ろうかという時に揉めて。[だから今、逆転していますよね。安倍さんが賛成、野田さん、菅さんが反対に回っている。不思議なものですね] ― 何がなんでも通そうということですから。[翻弄されていますね。そしてトランプさんが反対して、実態がなくなってしまうかもしれない] ― 危険なのがTPPはもちろん、農産物の問題がありますし、規制緩和をどんどんやるとか。進出企業が国を訴えるISDS条約とか。様々な問題があるんですけど、こうなった時に安倍さんが何を言い出したかというと、次の日本の貿易の基準にするんだと言う訳ですから、譲歩に譲歩を重ねたスタートを日本が宣言することになっちゃっているんですね。TPPをこのまま批准させたら、今後がもっと大変なことになると思いますね。

 

●最近の政治トピックス

 

TPPも、私が北海道に広報活動に回った時にも農協や農家のみなさんとだいぶ話をして。

[みなさん、大反対ですよね] ― 大反対です。[自民党の支持者はどうしているんですか?]

― しょうがないな、という方もいらっしゃるでしょうし。ただ、心の中は悶々としているんですよね。大丈夫なんだろうかと。特に北海道は農家もそうなんですけど、その町に野菜の選別工場があったり、加工工場とかがあって。この間も台風の被害があった時に南富良野町にポテトチップスの工場があるんですよね。あれが浸水しちゃいまして、工場もしばらく動けなかったし。[今日、話題になっていたアオハタのコーン缶!あれじゃなきゃ、ちょっとだめなんですよ。あの缶じゃないと!] ― そうなんですよ。地元の物を使い、地元の雇用を生み出す、それが北海道の町の各地の在り方なんですよね。農家がだめになれば工場もだめになる。地域経済がだめになるということでしたので、北海道は経済団体も含めてTPPはやめようね、ということで大きな運動にはなっていたんですよね。[トランプさんが大統領になって、TPPはアメリカは脱退するということで、どういう反応なんですか?] ― 結局、今までの国会の審議は何だったのかなという感じになるんですよね。問題は、今後日本はアメリカにTPPを働きかけるというのと、世界に対する貿易で今のTPPを基準にすると言っているので、この問題点は引き続き言っていかなきゃいけないですね。そうでないと、年内にEUとのEPAを結ぼうというのを政府が一生懸命にやっていまして、ここも乳製品とか豚肉とか北海道の農業と競合する物がありますので、かなり心配なものですので。複雑な話ではなく、元々貿易は足りないから輸入しましょう、TPPも小さい4つの国がお互い足りない物を融通し合うために始まった、貿易ルールがTPPだったんですよ。そういうことを考えれば、日本は食糧が自給出来る環境はありますし。米なんかもこれは不幸なことであるんですけど、年間8万トンずつ食べる量が減ってきてるんですね。それで今、政府がやっていることはお米の代わりに豆を作りましょうと。豆の自給率は日本は7パーセントですから。こういうものを広げていって、食糧自給率をどんどん広げていこうと。それは地域の経済にも貢献しますし、貿易はその上で足りない物を融通し合うとか。守るべき物をはっきりさせてルールを変えていくのでいいんだと思います。[アメリカがTPPからいなくなって丁度いいんじゃないんですか?] ― そうなるとTPPは発行しませんからね。トランプさんは日本とだけのTPPをベースにした貿易協定を結ぼうとやって来ると思うんです。その時に日本はTPPを批准しちゃったら、ここまでオーケーだよというサインになりますから。話し合いをして一層、譲歩が迫られるということになったら大変なことになるので。ここはTPPを批准させてはならないと、問題点を明らかにしなければいけないと思いますね。[有権者の方は不安がっていますよね。日本だけの力じゃなく、アメリカの力が加わるから不安でしょうね] ― 1月に新潟で知事選挙があった時に、農協さんとかを回ったんですよ。[共産党さん推薦の統一候補が勝利したんですよね] ― TPPや原発もそうなんですけど、安倍さんの農業政策が現場をまったく見ていない、現場の声を聞かないやり方だと相当な反発があったんですね。それが一因にもなって、新潟は米山さんが統一の候補でしたけれど、結構な大差で勝利するということがありましたから。TPPとか原発とか一つ一つの問題があるんですけど、安倍さんが進めようとしている利益第一主義で大企業が儲かれば国民にトリクルダウンするという。[大企業もそんなに儲かっていないみたいですからね] ― ええ、内部留保が貯まる一方ですのでね。暮らしを支えて地域経済を元気にし、消費を増やしていくと。地に足の着いた経済政策と私、いつも言いますけれど、これを今こそ転換してやるべきだと思いますね。[安倍さんは自分のやっていることがいいと思ってやっている訳ですけどね] ― そうですね、それを論戦で追い詰めないといけませんし。今日も党首討論で言ったと思うんですけど、数は力だみたいな感じなんですよね。選挙で野党と市民の共闘が広がってきていますけど、これを大きな道として進んで行くことが大事だと思うんです。そのためにきちんと、政策も野党の間で話し合わなきゃいけないと思いますし。共産党だけが一方的に下ろすみたいな話じゃなくて、相互に支援する形じゃないとお互いの力が本当に100パーセント発揮できませんので、こういうことは詰めていかなければいけないと思いますね。[後ろのポスターの自然、凄くきれいですねと、メールが来ています] ― これは先ほど紹介した美瑛町の青い池と屈斜路湖です。北海道の是非、お越しください。[私は今年初めてふるさと納税デビューなんですけど、北海道の物は人気があるんじゃないですか?] ― この間ニュースの出ていたのが、北海道の根室市にふるさと納税が増えてきていて。[根室市は何があるんですか?] ― さんまです。北方領土の問題などで、ロシアとの話が盛りあって来ていることもあるので、根室に籍のあった方が根室を応援したいと。結構大変なんですね、経済が。[昔は北海道と言えばニシン漁だったじゃないですか。ニシン御殿とかいっぱいあったじゃないですか。見にいきましたけど。そういう一獲千金的なものはないんですか。自然のギャンブルみたいなものはないんですか?] ― 自然のギャンブル。(笑) 農家のみなさんは規模は大きくやっていますけど、ただ規模が大きいと機械を大きいものを買わないといけないですし、結構借金が膨らんじゃうんですね。ニシンとか魚はたくさん獲ればたくさん儲かるという時代だったら一獲千金かもしれませんけど、今はそういう時代じゃないですからね。[農耕器具が高いですしね、人手が足りないですしね。なかなか大変な産業ですよね。でもそれで私たちは食べていってるんですから] ― 農家の方も漁師の方も一獲千金を狙ってやっている方ではないんですね。[それはそうですよね。すいません、そういうことがあったらいいなあと思って] ― 安定的に国が支援をしてその地域でやっていける状況を作るということが大事なのかなと思いますけどね。

 

●今だから言えるあの日のあの出来事

 

私、毎日こんな感じで生きているので。(笑) [こんな感じとは?] ― ひょうひょうとしているというか、小学生の頃までは泣き虫だったんです。[ご両親は何をされていた方なんですか?] ― 両親は食堂を営んでいまして。[食堂といえば、池内沙織さんのご両親] ― そうですね。あと大平さんも、お好み焼き屋ですね。共通点があるんですよ。私は中学校の教員でしたけど、この間出た赤嶺賢政さんと畑野君枝さんも学校の教員です。共通項があります。あと、食べ物が好きなこととか。(笑) 田村貴昭さんとか堀内照文さんは弁当を作ったりですね、弁当男子。田村貴昭さんなんかよくフェイスブックに自分で作った弁当をアップしてます。両親が食堂を営んでいて、親が近くで働いているのを見るんですね。何か矛盾を感じるんですよ、お客さんとのやり取りの中で。[何の食堂ですか?] ― 普通の定食屋さんだったんです。昔の定食屋なので、近くにパチンコ屋がありましてね、勝った人はとんかつ定食を頼んで、負けた人はそばを頼むんですよ。ビールが1本出てきてそれで酔っぱらったりするお客さんがいると、一回だけですけどうちの親父が怒ったことがありまして。「そんな客、うちにいらないんだ!」と。[どうして怒ったのですか?] ― 店の雰囲気が悪くなるんですね。酔って悪口を言うのか、管をまくのか。見ていて、こういうのって何で起きるのかな、父さん母さんは大変だなと。そんなに儲かる訳でもなかった店でしたので。そういうのがあったからかどうかは分からないんですけど、人と人とのふれあいの中で機微に感じるものがあったんだと思うんですよ。特に小学校の高学年になってから泣き虫度が盛んになりまして、野球部に入っていたんですけど、野球の試合に負ける度に泣き。[多感だったんですね、感じやすい子だったんですね] ― 小学校の学芸会で最後だと思ったら笛を吹きながら泣き、小学校の卒業式で男の子一人私だけが泣き、今思えば恥ずかしい。[素晴らしい感性の持ち主だった訳ですよ] ― 今の自分に生きているものがあるかは分かりませんけれど。[食堂と自宅は一緒だったんですか?] ― そうです。食堂があって後ろのちょっと離れた所に家があって。[お店にしょっちゅういたんですか?] ― そうですね。昼にオープンする前に近くの工場なんかに弁当を一日40個作って。小学校の夏休みや冬休みの時に手伝わされるんですね。小学校の一年生のうちから、ご飯を詰めたりとかおかずを詰めたりとか。野球部だったので午後からの練習に行く時に、弁当の準備が詰まってくるとご飯が食べられなくて、弁当のおかずを二つぐらい食べて練習に行くとかしてたんですよね。そういうのがあったので、働くって大変なんだなあと子供ながらに思いましたね。[それはサラリーマンの子供だったら学べないことですよね。ご苦労されえたかと思いますけど、凄い財産だと思いますよ] ― 苦労したかはわかりませんけど、それが今はこんな風にひょうひょうとしているのかなと。(笑) [国会議員ですからね!ご両親はどちらにいらっしゃるんですか?] ― 石巻にいてもう食堂はやめまして、おふくろの方は年金暮らし、父の方は今68ですけど鳥をさばく工場で委託を受けて嘱託で働いています。[何歳まで食堂をされていたんですか?] ― 私が学生の頃だから50前にはやめているはずですね。[やっぱり大変ですものね] ― 借金を残さないというのもあって。程よく返せたし、妹が二人いるので進学の費用だとかの工面が付いたりした時にそろそろかなという話になったようですね。[国会議員もいろんなお家がありますね。安倍さんみたいにおじいちゃんが総理だったとか、お家が食堂からいろんな人たちがいますね] ― でもそれがいいんだと思いますけどね。いろんな社会の頑張っているみなさんの声が国会に届けられて。議員の息子さんや娘さんだからだめということでも、もちろんないし。大事なことは国民を真ん中に置いてどうすればみんなが幸せになれるかと、考えがあればそれでいいんじゃないんですかね。[お店の名前は何と言うんですか?] ― キッチンはたやま。[美味しそうですね!(笑) ] ― 中学校の頃はこれが恥ずかしかったんですよ。英単語で中学校一年生の時にキッチンという言葉が出るんですね。音読する度にキッチンという言葉だけ大きく言って私の方を見るんで、私は恥ずかしくて下を向いて。(笑) 有難いですね、親が作る物をみんな美味しいと食べてくれるのは。[何が一番好きでしたか?] ― なんだろう?普通にカレーライスでしたね。子供だったからだと思いますけどね。政治の世界に入ってからは、自民党さん、民進党さんとお付き合いして。いろんな方とベースは政治家として同じ方向にあると思うんですよ。本来、多くの国民の生活や地域を良くするということでは同じはずですから。そういう点では自民党の議員さんとも率直な話し合いをすることもありますし。[良かったですよ、共産党さんがそう言って下さって。これでまた国民の負託を得ますよ] ― ありがとうございます。[投票する前に、この人と友達になれるかというのがありますよね。この人、違うんじゃないかという人には入れられませんからね] ― そういうのありますよね。やっぱり、遠い存在になっちゃだめだとは思うんですね。きちんと自分たちの身の回りのことをわかってくれているんなあとか、この声を国会に届けて欲しいなとかを国会議員がきちんと受け止める。メッセージを発する必要があると思いますよね。

[先週の新聞には政治資金収支報告書で、自民党は262億円収入があって。なんと、二位が共産党で238億円も収入があったんですね。お金持ちの党だったんですね!] ― いや、結構それがですね、大変なんですよ。多くは党員のみなさんが納める党費、収入の1パーセントなんですけど、それから新聞赤旗と個人募金の三つの柱で今言った金額ですけれども。事務所も自前で持っていたり、そこで専従職員として働く方の給料も、もちろんそこから出す訳ですから。政党助成金とか企業献金も受け取らないので。全国で事務所だったり本部の収入ではありますけど、結構大変ですね。[ある意味、尊敬するというか、凄いなと思いまして] ― 党員のみなさんや支持者のみなさんが一生懸命に活動して、周りの方に新聞をお勧めしたりとか仲間を増やして下さるから出来ることなんで。[あとちょっとで自民党を抜きますよ] ― 世界の資本主義国の中でこれだけ財政的にも自立して頑張れる共産党ってないはずです。[今は共産党さんは弱者救済とか保険のこととか介護のこととか、そっちを第一に主眼に置いてますけど、共産党が本気になったら、自民党を上回ると思いますよ。全てにおいて] ― ありがとうございます。この間、議員が増えたことで政治的にも影響力がどんどん増えてきていますし、こうやって多くのみなさんに知って頂く機会も増えましたから。それが地域でも話題を呼んで新聞を取って下さる方が増えている訳なので。今度も共産党を伸ばす、しかも野党と共闘を成功させて、安倍政権を終えて新しい政治を私たちも参加して作っていくことに挑戦したですね。[もっと金持ちの人の別派を設けて、もっと物言う政党になったらどうですか] ― 募集しますかね。(笑) ぜひ自称、お金持ちに。(笑) [だって、使いたくてしょうがない人もいるかもしれないですからね] ― そうですよね、経済政策はこの間、自民党政権の元で大金持ちが減税されて一層貯まっていく構造になったんですよね。上位の方の金融資産がこの間、7億円から13億円になったんだったかな。総額で倍に増えているんですよ。一方、ワーキングプアが同じように数パーセントから10パーセント近くに倍になっていますので。だからお金が日本の経済を潤すための循環として、安倍政権のやっている方向は間違っているんですよね。こういった所にきちんと適正な課税であったり、課税逃れしている所がありますから、これにルールを作るだとか、そういう形が一番いいですよね。[共産党は可能性を秘めていますよね。歴史と伝統がある党で、しかも大胆ですよね] ― ありがとうございます。新しい私たちみたいな年齢の議員も増えましたので。もちろん今までの党の方針とか大事なことを引き継いで発展させられればなあと思っています。

 

Q;いつから泣かなくなって、ひょうひょうとするきっかけなったのは何ですか?

 

畠山議員;泣かなくなったのはいつからだろう?でも映画やドラマを見て、一人こっそり泣いている時はありますから。(笑) 今もです。北海道なので、NHKの「マッサン」余市町のウイスキー工場の。最終回なんか、始まって30秒位でウルウルきてましたから。いつからかな?政治の世界に関わってから泣かないようになりましたね。誰かに言われたんですけど、候補と議員は人前で泣くなと言われたんです。つまり、多くのみなさんが困っている中で、共感はするし、その通りだと思うんだけれども、政治家の仕事はそれを受け止めて、どういう政治をしたらいいかと。希望や展望を語れるのは私たちの仕事ですので、泣いてはいられないと。でも、厳しい現実に共感をして政治家として受け止めるという時に、涙が出るというのは自然なことだと思うんです。ただ私は飄々とし出したのはいつかはわからないんですけど、肩ひじを張っても自分自身の姿は分かられちゃうので。ありのままの等身大の自分で頑張れたらいいなあというのがベースにあると思っています。