秋葉 賢也
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第27回
2012年04月18日 放送

自民党 秋葉 賢也 先生

(動画より文字おこし)

自民党 宮城県第2区 衆議院議員3期目(2012年10月2日収録時点)

●幸せ度数年表

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第27回秋葉賢也

[ここのポイントはなんですか]-結婚して、28歳のとき長男が生まれたのでね。[どんなご幼少だったんですか]-宮城県の田舎の腕白少年で、生まれは福島県との県境にある丸森町っていう町でね。人口は(その当時)2万人ちょっと、将来は、プロ野球の選手になるのが夢でね。[背が高いですよね]-一応180cmぐらい。正確に言うと179cmです。[大学はどちらに]-中央大学でね。田舎ものなんで、中央大学っていうくらいだから街中にあると思っていたんだけどね。受験のとき初めて八王子に行って〈こんなに田舎にあるんだ〉ってびっくりしました。非常に環境が良くてね。学校行くと孔雀が羽広げてたりしてね。[ご子息さんは何人いらっしゃるんですか]-今ね、男の子3人なんですよ。結婚が早かったので長男はもう大学4年生でね。日大の法学部に行ってます。中央大学は残念ながら落ちたみたいですね。[そしてこちらは少し下がってますけれども]-絶頂の時は、31か32だったと思いますけれども僕は最初は県会議員に挑戦した年なんです。みわちゃんも市会議員だったでしょう。選挙は大変だったでしょう。[そうですね、地方はね]-やっぱり初当選っていうのは印象に残るよね。[大学出てからは何を?]-松下幸之助さんが作った〈松下政経塾〉の9期生に入ってね。宮城県からは僕が初めてなんですよ。[皆さんこちらの本ですよ(秋葉けんや著:松下政経塾のことを書いた〈松下幸之助最後の言葉〉)]-あまり売れてませんので宜しくお願いします。丁度震災前の、去年の1月に出したんですよね。地元では、ちょこちょこ売れてたんだけど3月に震災があってパタっと売れなくなりました。1年経ってまたぼちぼちと・・大きい本屋に行くと必ず1冊ぐらいは置いてます。[いま松下政経塾の方が総理をやられていますが野田さんとは被っていないんですか]-野田さんは1期生です。私は、9期生で松下幸之助さんに、直接ご指導していただいた最後です。ありがたいことだと思いますね。[しかも3年?]-我々の頃はね5年だったんですよ。[原口さんもこの番組で仰っていたんですが、一番最初は電化製品を売り歩いたりやられるんですよね]-我々の時はOBが巣立ってましたから、OBの地元の企業で手伝うってのがありました。後援会の幹部の会社が多かったんで、利用されたんじゃないかなって気がするんです。横浜市長だった中田(宏)君なんかは、愛媛県の県会議員やってた小野晋也さんって言う人がいて、彼の支援者がスーツ会社をやっててね。そこで2ヶ月間裁断したりサイズを振り分けたりしてたの。[それはダメなんですか]-なんていうかなぜスーツ工場なのか?よっぽど松下の工場のほうが分かりやすいですよね。こっちも勉強させてもらってるんだけど先輩の支援企業なんですよね。[松下政経塾を出られてどうしたんですか]-4-5年の間は、地元の大学の講師をしたり、専門学校の講師をしたりして、(それから)県会議員に挑戦したんですよね。[松下政経塾は5年で今は3年という事なんですが、大阪維新の会は数回ですからね。少ないですよね]-まあ、長くやったから良いってもんじゃないですけどね、大事なのは、志です。[あ、そうなんですね。そして32歳で初当選して、42歳で]-丁度、衆議院に転じた時ですよね。[そして2012年ちょっと下がってますよね]-そうですね。野党ですから。[いままで落選の経験は?]-おかげさまで無いんですよね。[すごいですね]-いえいえ、そんなことないです。選挙はいつも大変ですし、みなさまのおかげです。[現在3期目ですね。与党から野党という事で大分違いますか]-忙しさの意味ではそんなに変わらないですね。与党って言うのは法案を出す立場で、野党が質問しますよね。ベテラン議員は質問されないでしょ、そうすると我々に周ってくるわけですよ。同じ日に2回質問するとかね・・質問できるのは良いんですが、多数派じゃないから作りたい法案がなかなか出来なかったりっていうのはあります。ただ今は、ねじれ国会になっているから自民党って野党になって批判ばかりして揚げ足ばかりとっていると思われている方が多いと思うんですけど、去年の通常国会で震災関連の法案が40本以上成立しているんです。そのうち8割は自民党が中心になって、或いは公明党と一緒に出した議員立法なんですよ。先週来た片山さんが作った二重債務の救済法案、復興基本法、瓦礫の処理法案、仮払法案、など大体自民党が出した法案だけでも12本。参議院の野党が多数だから実現したんです。ねじれてなければ、出してもそのまま無視されることも多いですけれど・・そういう意味では野党とはいえ、存在感を出すことは出来たのかなと・・[菅さんがいていてくれて良かったですね]-まあ、あのお陰で与党の存在が際立ったということがあるしね。[そうなると今は与党も形無しですね]-民主党さんは、我々が与党時代のときは総理が代わるたびにね、国民に真を問うのが筋だっていって、随分いじめられてきたんですけどね。我々も情けなかったんですけどもね。民主党も、もう3人目ですからね、今まで言ってた事とやってる事が違うじゃないかと、言いたいですけどね。[そういえば、小泉純一郎さんと食事をしたことがあるんですが、〈進次郎は野党で良かった、質問がいっぱい出来るから勉強できる〉っておっしゃってました]-いや彼はお父さんと同じでワンワード(一語)でね。いつも歯切れ良くやってますよ。

質問コーナー

 

[大学時代の一番の思いでは?]-うーん、なんだろうね。[三人の男の子のパパには見えない]-あー、若いっていうこと。[丸森のいちごって有名なんですか]-あのね、丸森の隣町の渡里町とかが有名なのよ。[丸森の特産品ってなんですか]-たくさんあるけど、干し柿とか、同級生がやっているシソ梅ラッキョウ、柿ワイン、いのしし鍋とか、いのししカレー、美味しいものがたくさんあるの。

 

  • 最近の政治トピックス

 

[何かございますか]-ようやく国会議員も給料を2年間で約600万円下げることを決めました。[えー!600万も減っちゃうんですか]-若手は大変になるんだけど、公務員を7.8%減らしたから国会議員はその2倍は減らさなきゃいけないだろうってことでね。与野党協議があったんだけど、とにかく2年間で2割っていうことでね。本音を言うと、我々は収入が多いように思われているけども、持ち出しが多いですからね。[たとえばどんなのですか]-一番多いのは人件費なんですよ。国会議員の公設秘書って3人しかいなくて、あとは全部、私設秘書になるんですよ。[じゃあ、ご地元と国会と]-それ全部自分の負担。僕らのような若手は、政治献金も集まらないし自分の財布から持ち出して負担、っていうのが出てくるんですよ。衆議院も参議院も(給料が)減ります。小選挙区になってなかなか解散しなくなったけど、小選挙区になる前は、平均すると任期は2年半なんですよ。本当は、法律上の任期は4年なんだけどね。[今回は、長くなりそうな感じですよね]-今回は、今年の8月で3年目なんだよね。[もう警戒区域に入ってるんですよね]-そうだね。まさにそのとおり。我々は警戒区域の中で選挙しないとね。[で、それ(先生が持ってきた書類)は議員立法ですか?]-そう、今回みわちゃんねるのトピックスっていう事でね。私は県議会議員の時から議員立法っていうのを、たくさん成立させてきたのね。やっぱり立法部っていうのは法律を作るのが仕事だから、役所から出てくる法律を仕上げるだけじゃなくて、自分たち自身でもどんどんルールを出していくってことで。[でも大変じゃないですか?弁護士さんとかいろいろな人が入らないと出来ないですよね]-うん、大変。地方議員はね、立法スタッフが脆弱だから大変。でも国会の場合には、衆議院も参議院も法制局っていうところにスタッフがいてくれて、条文に起こすのを手伝ってもらえるからすごく楽なの。我々は、どんな中身のものを作るのか方向性をしっかり提示すればね。あとは、やってくれる人がいるからやりやすいの。[そうですよね。そうじゃないと、一生かかっちゃいますよね]-それでね。行政改革や消費税の議論なんかがあるなかで、サンセット法っていうのをね出すんです。[なんですか、それ]-サンセットって直訳すると夕日が沈むって意味ですよね。つまり一度昇った太陽は必ず沈むわけです。行政の様々な審議会や組織、補助金もね、一旦作っちゃうとなかなか無くせずにずっと続いちゃうでしょ。そういうものにね、終期をかけようってことなの。[あ!例えば生活保護者。日本では無限だけどアメリカでは時限ですよね]-生活保護はね、基本的には毎年見直しはしているんですけど。例えば、スタジオの皆さんは今日本にどのくらいの数の法律があるかわかります?誰か知っている人いる?だいたいね、1900本ぐらいあるんです。宮城県の条例もね、380本ぐらいあって、都道府県の条例は300本から多いところで400~500本ぐらいあるんです。この1900本が年々増え続けるわけです。中には時限立法ってのもあるけど、憲法は別にしてもね、例えば、今年作った法律を5年先の2017年に一旦見直しをしようとか、一旦この法律の有効性は切れますよっていう事を入れておけばね。必要なものはまた5年間延期すればいいし、駄目なものはそこで廃止手続きをするから黙ってても整理・合理化が進むんですね。いろいろ勉強すると面白いんだけど、日本では昭和29年に374本の法律を廃止してるんです。それから昭和57年にも320本廃止してるの。丁度今がそれから30年後ぐらいなんですね。だから、終期をつけて、法律に限らず補助金やいろいろな行政組織を見直せばね、立法府に見直しを必然化させれば、行政改革だなんてしなくても進むわけね。[こういうのって法務省とかで精査してくれないんですか?]-そう、それで、所管のすべての役所で廃止してもいい法律ってどれぐらいあるのかを、秋葉けんや事務所のクレジットで調査かけたのね。その結果がこれなんだけど(A4の書類の束)、たった7本しか出てこないの。秋葉けんやも永田町ではまだまだ小者なんだな、ネームバリューがなくてなめられたなぁ、っと思ってね。それで去年、行革本部長をやっている自民党の長勢先生(長勢甚遠)に自民党のクレジットで調査してもらったら17本出てきたの(爆笑)。[じゃあ、それ秋葉けんや事務所で精査したらいいんじゃないですか?]-そうなの。それでね、一応17本出てきたんだけど、私がまとめたこの法案は、今年の通常国会で通す予定なんです。自民党と公明党には了承されていて、今、民主党に投げてるんです。民主党の担当者がしなさん(しなたけし)っていう岩手の議員なんだけど、〈異論はないから一緒にやろうよ〉って言われてるの。ただ、内閣委員会の法案審査が公務員制度改革で立て込んでて、なかなか順番が廻ってこないのね。決算行政監視委員会とか違う所でやってもいいんじゃないかっていうところで、まだ、まとまってないんですけど是非ね、これを通せば行政改革だなんて言わなくても自動的に進んでいくしくみを作りたいな、と思っているんですよ。そしたら法律についても、さっき言った1900本のうち、たぶん300本ぐらいは廃止ししてもいいのがあると思う。常に見直しを進めることは大事だと思う。[いま全然役に立たない法案に対する役所の所管もあるわけですから、まさに無駄ですよね。そういうのもどんどん替えていく行政改革の一旦だということですよね]-そう、そうなんです。それから民主党が選挙のときに、租税特別措置(課税が義務付けられている税金を特別に減免する)が300本ぐらい種類があって、業界との癒着の元になってるから全部無くそう、と言ってたんだけどこの2年半何一つ無くなっていないわけ。でも我々の終期設定をかければね、自動的に年限が来れば廃止になるわけだからここにも効果が出てくるわけです。[そういうのって急務にやることですよね]-でも、実際はなかなか出来ないんですよね。与野党間の駆け引きがあったり、何から議論するとか、いろいろな事があって、本当に必要な見直しはいつも遅れがちにはなるんですよ。[大変ですね、秋葉けんや事務所を牽引してこれからも頑張って下さい]-はい、頑張ります。

 

  • 今だから言える、あの日のあの出来事

 

[何かございますか]-やっぱり、あの郵政選挙ですよね。皆さん、もうあまりご記憶にないでしょう。小泉さんがね、〈殺されてもいいから国民に聞いてみたい〉とね。あの郵政法案は、衆議院では成立したんですが、参議院で造反がでて否決されたんです。まさかと思いましたよ。[それが小泉マジックだったんですね]-衆議院で成立して、衆議院を解散するなんて我々の常識では有り得ないんです。[普通だったらどうなるんですか]-普通だったら解散しませんよ。だって、参議院で駄目だったらもう1回衆議院に戻して、2/3で再可決するんです。それでも良かったんだけど解散しちゃったわけ。今だから言えるってわけじゃないけどホントにあの時は小泉さんを絞め殺してやろうかと思いましたよ(笑)[何を考えてるんだと]-いやホントに。あの解散された時ね、若手の国会議員はもう戻ってこれないと思ったの。造反議員もいて自民党は逆風の選挙でね。ところが小泉さんが〈殺されてもいいから国民に聞いてみたい〉って言って解散してその後ね。片山さつきさんもその1人だけど、刺客を立ててね。それで自民党の支持率が上がってきて逆風が順風になったのね。[選挙ってね~]-怖いですよ。今もね、自民党も支持率上がらないけど民主党も苦戦だって言われてるでしょ。[逆に2009年はどうだったんですか?]-大変でしたよ。いくら演説しても自民党ってだけで誰も聞いてくれない。そして〈今度はまたおまえに入れるよ〉って言われるの。じゃあ、前回は入れなかったのか?ってね。[間違いないですよ。有権者は素直ですから]-ホントにね。前回は自民党支持者でさえ自民党に入れなかったの。それぐらい逆風でしたよ。

 

  • 質問コーナー

 

[郵政見直し法案は賛成ですか?]-もうこれ成立しちゃいましたよ。造反が4人出ました。[誰ですか]-中川秀直さんと、小泉ジュニア(小泉進次郎)、菅先生(菅義偉)だね。あと1人は退席してね。これお咎めなしなのよ。去年、自民党が延長国会の反対をしたけど、僕は被災地(宮城県)だから国会は延長してでもやるべきだと中座したのよ。そしたらお咎めがあったの。[なんですか]-政党助成金をおまえには配布しないって。[え~一番嫌だね、それ]-これ~ustreamで言っていいのかどうか。[言って言って~]-一旦ね。入金されたお金が引き上げられちゃったの。[え~!どうやって?]-ホントにね、そんなこと出来んのかって・・いやホントにね、びっくりした。これね、私だけじゃないの。被災地の議員は殆ど造反したからね。全部引き出してゼロにしておけば実害はなかったんだろうけど・・100万円かなんか振り込まれたその日に、-100万円てなってるの。[すごいことですね、被災地の議員はつらいですよね]-震災対応って、党利党略を超えてAllJapanでやらなきゃいけないわけだから・・・[その時は誰だったんですか]-谷垣さんと石原幹事長ですね。まさか、こんな仕打ちが待ってるとは思わなかったです。いや除名のほうがいいかもしれないですね(笑)[今回立った人はどなたなんですか?]-平くん(平将明)ていう東京の議員ね。彼は、反対しないで裁決の時に議場を出て行ったの。そういう人もいるわけよ。[恐るべし国家権力ですね]-ねー、でも後日談がありまして、後に解除してもらいまして返して貰いましたけどね。これホントの話ですから。[党内でもバトルがあるんですね]-長老の方の〈造反を許してはいかん〉の一言で10人ぐらいの国会議員に措置がなされたみたい。自民党も恐いね。

 

  • 今後の政治に対する意気込み

 

震災から1年が経ちましたけれど、まだまだ地元は大変ですね。特に瓦礫の処理。仙台市は来年の夏で全て終えますけども、石巻は600万トンもあるんです。これは、石巻で1年間に出るゴミの量の108年分だそうです。岩手県全体で400万トン、福島県全体が200万トン、仙台市が135万トンなの。いま、宮城県のゴミを〈いろいろな自治体で受け入れてください〉ってお願いして東京都知事にも受け入れて貰ってるんですけど、実際は宮城県全体が大変なんじゃなくて、石巻のゴミが処理しきれないんですね。みなさん放射能の問題とかあって恐怖心を持ってられると思いますけど、宮城県の場合は8000ベクレルを超えるってことはあり得ませんのでね。この番組をご覧の皆さんの自治体でも、お手伝いいただければと思います。[先日市川市が受け入れをね]-ありがたいですね。[その瓦礫処理を急速に進めていきたいという事ですか]-そうですね。仙台は順調に進んでいますけれども、石巻や気仙沼のように遅れているところも多いです。それを処理しきれないと次の展開にはなかなかね・・[まずは瓦礫処理から]-それから原発の健康被害ですよ。自民党で子供の健康被害についての法案を出す予定なんです。3.11の時点で18歳未満だった子供は、生涯にわたって放射能の影響の調査を国費でやって、後追いで見ていきましょうという議員立法を出します。震災関連、原発対応っていうのはまだまだ法案を作って充実したものにしていかないといけないと思ってるんですよね。

 

●次回の議員紹介

 

[はい、分かりました。それでは次の議員さんを紹介してください。]-同期の西村康稔くんです。

 

[いかがでしたか?]-私ホントに初めてで、生放送だと思わなくてのんびり来たんですけど・・震災から1年経ってどんどん風化しつつところもあるので、是非宮城県に限らず、被災地にみなさんの関心をよせて頂いて引き続きご支援を頂ければ、ホントにありがたいなと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。